外国人に人気の宿泊施設『澤の屋』

下町「谷中」にある小さな家族旅館が、外国人から一番人気の宿泊施設なのをご存知でしょうか?

外国人の個人旅行者を惹き付け、
海外の親日家を作っているのですが、
その地道な活動についての講演を日本マーケティング協会が開いていたので、
協会員として興味津々で行って参りました。

澤の屋さんの館長「澤功(さわいさお)」さんの話があまりに素晴らしくて、
その余韻が。

昔ながらの共有風呂・共有トイレ・家族旅館という形態が日本人に受け入れられなくなり、
英語が使えなくても外国人を受け入れてみよう、と外国人歓迎を掲げたのが1982年のことだそうです。
当時は、このままでは子供が養えない、旅館業を畳みたくないという必死な気持ちから外国人を受け入れる決断をしたそうですが、
今や日本政府に外国人旅行者受け入れ体制について、
自らの体験に基づき「外国人おもてなしコンサルタント」として参加されている方です。

参考記事:旅館「澤の屋」はなぜ外国人から選ばれるのか

澤さんが素晴らしいのは、目の前の人に対する歓迎の心。
自分が日常で学んだ文化の違いや言葉・習慣の違いを埋めるのは流暢な外国語ではなく、
単語や紙と鉛筆だ、という相手に親身に向き合う心でした。

紙と鉛筆で絵を描いてもらうと大体何を言いたいか分かりますよ、
インド人に紙に点をいくつか描かれた時は塩を持って行って「ノー」、
砂糖を持って行って「ノー」、コショウを持って行くと「イエス」
と言われて解決したんです、と話す澤さんの笑顔が本当に素敵で、
きっとそのインド人の観光客の方も日本を楽しんでくれたんじゃないかなと
嬉しい気持ちになりました。

人からにじみ出る温かい雰囲気と人柄が素敵で、
こんなに温かい雰囲気を持っている人、初めてお会いしたかもしれません。

やっぱり、人を惹きつけるサービスを提供出来る人柄の素晴らしい人っているんですね。
見習いたい。
私もがんばろ。