【話の肖像画】李方子妃を支えた韓国人 金寿姙(93)(8) | ullmannvnのブログ

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 ■靖国を昇殿参拝した「初の韓国人」

 李方子(イ・バンジャ)妃殿下の顕彰を託した高円宮さまが突然、若くして亡くなられました。その一周忌にはどうしても宮さまが眠る豊島岡墓地を参りたくて、いろいろお願いしてみましたが、一般の人のお参りは難しいということでした,エルメスリング。それでも日本行きは決行し、何とか墓地に面した歩道から手を合わせることができましたが、何だかとてもむなしかった。2003年のことです。翌年は念願がかない直接墓地をお参りすることができました。

 〈戦地に散った朝鮮人2万1千余柱が靖国神社に英霊として祭られていることを知り、来日の際、黒色のチマ・チョゴリを着て昇殿参拝した〉

 日本人は、チマ・チョゴリ姿の韓国人が靖国を参拝したというと驚かれるようですが、韓国人にとってチマ・チョゴリは正装ですから、厳粛な場所にはふさわしい服装なのです。日本でも、韓国でも「誰が靖国を参拝した」とか騒々しいですが、私はただ純粋に戦争で亡くなった朝鮮の青年たちの御霊(みたま)を慰めたくて参拝しました。案内してくださった巫女(みこ)さんが「正式に昇殿参拝する韓国人は初めてです」と話していました。戦死した朝鮮の青年たちがかわいそうですよ。祖国の人たちは誰ひとりお参りに来てくれないのですから。わざわざ韓国から来た人間がこうしてチマ・チョゴリを着てお参りしてあげたのですから、きっと朝鮮の青年たちも草葉の陰で喜んでいることでしょう。

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