最初から元も子もない分析をすると、A.I.(人工知能)はとてつもなく速い計算・換算・プログラミングができる『そろばん』です。では、昔、暗算が得意だった子やプログラミングが得意だった子が、現在、A.I.に職を奪われているかを是非調査してください。職を奪われているのは、暗算が不得意だった子はいるかもしれませんが、得意だった子は大抵仕事を極力減らしたいくらい仕事に追われています。つまり、プログラミングができる子は昔より仕事が増え続けているのです。
ということは、A.I.に負ける営業マンのパターンは2種類がすぐに思い浮かびます。①A.I.と真っ向勝負する人。②売るために広告しようとする人。です。
①を解説すると、A.I.は使うものであるが、対抗するものではありません。A.I.の基礎は「そろばん」もっと言うと、石やおはじきです。それに比べ営業マン(人間)の基礎は未だ解明されていない「核融合」なるものがあります。本来比較の対象ではありません。
だから、計算を仕事にしている人が仕事を奪われているのではありません。どの職業でも計算が得意な人は、計算はA.I.とスピード勝負するのでなく、A.I.を利用するものだ。そして、A.I.が不得意なもの(スピードが遅いもの・不正確なもの)は自分でやろうと瞬時に計算して仕事をしているのです。計算の苦手な人が「私がやっていた仕事なのに。」ってA.I.の土俵で対抗し、負けを認めているのです。
②例えば営業マンなら、コマーシャルを見て、「売れるためにコマーシャルをしている。」と考える人と、「売れたからコマーシャルしている。」と考える人がいます。当然後者の考えの人しか売れる営業マンにはなれません。なぜなら、前者の考えの人は、「商品力が低くても売れる方法を考えている」からです。楽して儲かる仕事探しです。
この考え方を置き換えると、「考えるのがめんどうだから、人工知能に売り方を考えてもらって、あわよくば売ってもらいたい。」ということです。そんな商品がユーザーのニーズをとらえる確率はどうでしょう。A.I.がベストな算段をしても、そもそも論です。
ちなみに、この手の営業マンは昔から多いですよね。仕事を覚える努力をしないで黙っていたら、上司にやってもらえると思ってやり過ごす人。時代が変われど同一種です。
売れるための営業マンのA.I.の使い方は、A.I.で楽を覚えない事です。「やばいな」と思ったら、使用中のパソコンにコーヒーをぶっかけてみてください。A.I.は簡単に壊れてくれます。不便を覚えるとパズルは解けると思いますし、A.I.の効率の悪さにも気が付きます。計算なんて人間の能力のわずかな部分なのです。何事もわざわざ算式に当てはめなければならないA.I.は、スピードでごまかしているだけで、本来非効率なものなのです。