普段、初回相談でここまで踏み込んだ話をしないように心がけているのですが、今回は特別に踏み込んだお話をさせていただきます。

 

「大数の法則」という理論からすると、どのギャンブルを行っても、長期間行えば8割は返金され、2割支払うこととなります。この2割の内訳は、場所代と運営側の人件費です。

 

長く続ければ続けるほど、半分くらいを必ず勝つ理屈になります。勝負事で素人が半分勝てるものなんて、なかなか見つからないので、ギャンブルの幸福感に代わるものなんてないのです。半分勝っても2割は費用を失いますが、幸福感に比べたら2割は旅行や趣味の費用に比べられるものではないくらい有意義なものです。

 

この2割のお金が家計を圧迫した時は、注意が必要です。だからといって、『止めろ』と言ったって、止める訳がないのは「他で得られない幸福感」が理屈です。

 

ちなみに、ギャンブルを研究したら勝てるようになったという話は、理屈上は嘘です。長くやれば半分勝てるから、勝った時のデータを集めているに過ぎません。研究(練習)して勝てるのは試合です。試合の実力差をなくして運で勝負するのがギャンブルなので、ギャンブル研究は矛盾です。

 

では、どうすればギャンブルを簡単に止められるのかというと、仕事が営業やスポーツなどの勝負師で、ギャンブルをやらない人に共通している苦い経験からヒントを得られます。

 

それは、「取り立て」の経験です。

中学生の時、クラスの仲間と休み時間に10円を賭けてポーカーをやっていたら、一人の子から金額が積み重なり10万円の勝ちになってしまいました。あの手この手で少しでもお金を回収しようと思っても、ここまで膨れ上がると逆に10円回収するのも困難になります。仮に1000円でも回収しようものならクラスからいじめられたり、学校指導が入ったりもします。このように、勝っても納得いくお金をもらえない経験をすることが、ギャンブルはつまらないと思わせるのです。

400万円の年収の夫が、年間150万円位ギャンブルにつぎ込み、借金背負って生活に困っているくらいの中で「止めて」と言っても、やめられません。だから公営ギャンブルくらいで2割の経費で勝ちを楽に回収できるのは、逆に止められないのです。

対戦相手が借金まみれでどんなに勝っても1円も回収できない位の大変さを知る事が近道です。払う辛さは自業自得なので納得して続けます。もらう難しさから納得できないと止められます。

 

何でも施設に準備してもらって、彼女にカッコいいと思われることだけできる今時のキャンプは人気が止まりませんが、本格キャンプに行って彼女の前でテントを張れずに帰ってきた経験のある人はキャンプに行きたくなくなるのと同じ法則です。今時キャンプ派はギャンブル気質です。

 

勝った時こそやくざに襲われる注意が必要だっだ過去は、<勝つ→もらえない→止める>でした。今は、<勝てば必ずもらえる→止めない>です。だから公営ギャンブルやオンラインゲームの課金は不当でないから止められないのです。課金で家庭崩壊が増え続けているのは計算上必然なのです。

 

課金(ギャンブル)していない人(出来ない人)は、時代遅れなんて文法が使われているのは過去の世界の歴史上昨今だけです。ギャンブル=おしゃれは、本物のギャンブラーにも居心地悪いものなので、共存せずに止めて別の道でプロになっている人が多いのも事実です。

 

勝った時こそ納得いかない公営ギャンブルができるのを待っても、今後ますます期待できないので、自身に合った対策すれば良いのです。

 

ここまでお読みいただいても、簡単に対策を思いつかない人は多いでしょう。その人に限って公営ギャンブルに手を出していたり、配偶者や親族の課金に意見が言えない気質でしょう。

でも、これを読んだだけで、簡単に対策できると計算できる人が3人に1人くらいいることを知る事くらいは始めるといいと思います。その人を探してアドバイスを半信半疑でも聞いてみる行動が取れれば、道は開けるでしょう。