昨日は埼玉 | うるちびのブログ

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Seiko Matsuda Concert Tour 2022

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聖子ちゃんのコンサート、初遠征!

 

聖子ちゃんファン歴、42年。

今だに実在してることを疑ってしまう。

だって聖子ちゃんは私にとっては天上人。

雲の上などとうに突き抜けているからね

 

スケートでしか来たことのない、たまアリ。

人の数が半端なくて、入口からかなり遠〜い場所からもう大混雑の大渋滞だった。

自分と同じ世代であろう、昔のお嬢さんたちが圧倒的に多い同じ時代にずっと聖子ちゃんを応援してきた私たち!と思うと、なんとも言えない親近感がわくものであるよチュー

 

ドキドキワクワクウキウキ。だけど入り口のパネルを見たら涙がぶわっと滲んだ。

半年前、人生最大の悲しみを既に迎えてしまった聖子ちゃん。どんな思いで今日という日を迎えたのかと思うと胸が苦しくなった。

ネットニュースなんかには「悲しみを乗り越えてのツアーが開始」なんて書いてあるけど、違うよね。乗り越えてなどない。一生乗り越えることなどできるはずもない。

 

だけど聖子ちゃんは悲しみを抱えてステージに戻ってきた。自分のために、沙也加ちゃんのために、そして私たちファンのために。

 

なんかの記事で、聖子ちゃんの復帰は難しいかもと書いてあった。そりゃ難しいだろう。

だけど私は聖子ちゃんが二度と歌えなくなるのではないかと思ったことはない。きっといつかまた、歌に支えられてステージに戻ってくると思っていた。信じていられた。

だけどなんだろうね、やっぱりこの日を迎えたら、安堵の気持ちも確かに生まれたよ。

 

今日は私たちが聖子ちゃんを支えるのだグー

私はそのために今日この場に来たのだグー

と、鼻息を荒くして会場に入った。

 

聖子ちゃんイメージにぴったりなお花たち。

昔、聖子ちゃんに歌詞を提供することになったとき、アイドルが大嫌いだったというユーミンから届いていたお花にはグッときた。

花束を見て「わーんアセアセユーミーーーン、ありがとーえーん」と声に出してしまった私。背後にいた懐かしい親衛隊のハッピを着たお兄さんが「わかるわかる!」と言って笑ってた。

 

お席は最初からS席狙い。だってアリーナ席は平らだからさ。みんなが立ち上がったら背の小さい私には絶対見えないだろうよ。

で、やばい近い席あたったぁぁぁガーンガーンガーン

この、ピンクのあたり↓

席を確認してからの緊張感、半端なし。

実際のお席からはこんな感じだった↓

この白い柵の端っこまで聖子ちゃんが来たら、聖子ちゃんとの距離は10数メートル雷

過呼吸にならないよう、思い切りすーはーすーはーして呼吸を整えてから着席した。

 

時間が経つにつれて、もこもこと人が増えていくのがわかる。本と、もこもこと。

お借りした写真ですが↓こんな感じ。

ね、もこもこしてるでしょ。

開演時間の頃には満席だったよ。


愛され続けて42年のアイドル照れ

たまアリを満席にできる60歳。

衰え知らずの人気。さすが過ぎ。


開演直前、自然と手拍子が始まる。

そしてそれが段々と大きく広がっていく。

 

聖子ちゃんに届け!

こんなにたくさんの人が聖子ちゃんを待っているよ。みんなが聖子ちゃんのことを応援しているよ。ちゃんと支えてみせるよ。だからどうか安心してステージに出てきてね。


そんな思いで聖子ちゃんを待っていた。

そしていよいよ、開演である。

 



この下ちょっとネタバレ有り、注意

 

 


聖子ちゃんはギターを弾いて登場した。痩せてしまったのは一目瞭然。だけど髪をきっちり束ねてパンツにジャケットでカッコ良過ぎ。しかも曲はチェリーブラッサム。ドラムを叩きながらのStrawberry Timeへと続く。


当たり前かもしれないけど、ギターを弾きながら、ドラムを叩きながらちゃんと歌ってるのって、やっぱすごいよ聖子ちゃん!

びっくりして一瞬涙が引っ込んだしょや

でも気付いたらやっぱ泣いてたけどね。

 

黒のロングドレスに着替えて出てきた1曲目。

イントロを聞いた瞬間、泣き声をこらえられなかった。沙也加ちゃんのever sinceだ。

 

聖子ちゃんも涙を堪えられなかったけど、その歌声はとても力強かったように思う。

 

20年前、沙也加ちゃんが初めてステージで歌ったデビュー曲。そのステージはそうね、ここ、さいたまスーパーアリーナだったよね。

歌い終わったあとは、拍手が鳴りやまず。

私も手がむくむほど、拍手をした。

みんなが色々な思いを聖子ちゃんに届けようと必死で拍手をし続けていたのだと思う。

 

聖子ちゃんが泣きながら私たちに話してくれたこと。メモしてあったわけではないので順番とか言葉とか正確ではないけれど。

 

実は今からちょうど20年前、ここ、さいたまスーパーアリーナのコンサート初日、沙也加は初めてこのever sinceを歌わせていただきました。あれから20年の月日が経ちました。でも、ついこの間のように私は覚えています。

 

娘は天国に旅立ってしまいましたが、私の心の中ではずっと生き続けてくれています。

きっと今日も一緒に、ever sinceを歌ってくれていたんじゃないかなと思います。

 

生前、沙也加は皆さんにたくさんの応援をいただきました。本当に幸せだったと思います。みなさんには沙也加を応援していただき、本当にありがとうございました。

 

これからは沙也加と一緒に歌い続けていきたいと思っています。なんか沙也加に、しっかりしなさいと怒られるような気がします。

 

私がこうしてまた元気にステージに立てているのは皆さんのおかげです。

最後まで精いっぱい頑張ります。

これからもよろしくお願いいたします。

 

そうして聖子ちゃんは涙を拭いて、歌い、踊り、走り、話し、最後まで笑顔で素晴らしいステージを私たちに見せてくれた。きっちりアイドルであり、だけどアーティストでエンターテイナー。聖子ちゃんがプロだということを見せつけるかのようなステージだった。

 

ファンに語りかけ、ファンのリクエストに応え、ファンを楽しませ、ファンを感動させ、ファンに力を与えてくれる。

聖子ちゃんは昔からずっとそう。

どんなにスーパースターになってもいつもファンの心に寄り添ってくれる人だった。

 

聖子ちゃん。

 

私もずっと聖子ちゃんに寄り添っていくよ。

いつまでも聖子ちゃんを支えていくよ。

どんなときも聖子ちゃんを応援しているよ。

 

また、赤いスイートピーを咲かせに行くね。

だからどうか、体だけは大事にしてね。

聖子ちゃんがいつも笑顔でありますように。



もっともっと書きたいことはたくさんあるけど、昨日を思い出すとまだ涙腺がやばい。

なので今日はこの辺にしておこうかな。