長久手会

昨日、お財布を落として始まったすったもんだ劇場は今日も続いた。

会社では保険証の再交付手続きをし、今日やらなきゃならなければならない仕事をズダダダダッと片付けて、平謝りしながらお先に失礼します… そして午後からは 免許証の再交付手続きに。

明日から3連休だというのに、会社にも迷惑かけちまったな…ずーん。

行ったお店もタクシー協会も全部確認したけれど、スカッと空振りばかり

あとは警察から「お財布届いてますよ」って神の声が聞こえることを祈るのみ。

もう丸2日経つし、厳しいなーとは思うけど、ふにゃとシェリーは帰って来てくれると信じて待つともさ

ふにゃ、シェリー、ごめんよ。でも寂しくて死んじゃいそうだから、早く帰ってきてね。

お財布のことでぶっ飛んでいたけれど、一昨日は名古屋から、いや、私もかつて住んでた長久手から友達がやってきた。

昔は愛知郡長久手町。

今は愛知県長久手市。

近くには、古戦場公園と中学校しかないような、けっこうな田舎だった。

私の住所は大字矢作字平子（おおあざやざこあざひらこ）とかだったし。マンションの名前はレヂデンス千代萬（ちよまん）だったし。ウケ狙いかって

なのに四半世紀以上が経ち、町から市になった今は、随分と開けたらしい。

駅ができてリニモが走り。

イオンモールができ。

10月にはIKEAがオープン予定。

おぉぉぉぉぉ〜っ

もう、全然想像できない！

私と彼女は、同期で1番仲が良かった。

付かず離れずの距離を保ったベタベタしない関係がとても心地よかった。

現在、某有名チェーンホテルの支配人をしている彼女は、昔と変わらず男勝りだったけど、なんかとても可愛かったな。

当時、我々の直属の上司も長久手に住んでいた。まだ27歳くらいだったその彼と私たち2人はよくお酒を飲んでカラオケをし、休みの日にはテニスや美味しいもの巡りをしたりしたもんだ。

彼女からお土産にもらったこの台湾ラーメンなんて、毎週食べに行ってたな。

現在は札幌で起業して社長さま。

…つーことで、長久手会の一員として、当然呼び出ししなきゃでしょ〜

電話をしたらWBC を見てくつろいでたとか言ってた割には超特急で出てきた。

が、「本っとお前らなんでもっと早く連絡しないわけ？」と、会うなり頭をパーンと叩かれて叱られる俺らに大爆笑。

そして40代後半と50代前半の不良3人はそこから2軒をハシゴ。お開きとなったときはもう、朝の4時を回っていた。

年を取った以外は四半世紀前となんら変わらずな私たち。まるで名古屋で飲んでいるような感覚に陥ってしまった。

共に働いていたあの頃、社会人1年生だった私たち。27歳にして全国レベルのトップセールスマンとして出世街道真っしぐらに突き進んでいた元上司。

夜中2時まで会社に残って営業のノウハウを叩き込まれた。忘れ物を家に取りに戻って2分遅刻したらファイルでほっぺたを思いっきり引っぱたかれた。土足で歩いている床に正座させられたこともあったし、ちょっと反撃したら2週間も口を聞いてくれなかった。

今の時代なら、ZEROで取り上げられるでな。

朝は体操と声出しから始まる営業部の風景は、まるで軍隊みたいだなと思ったけど、あの頃はそんな時代だった。

だけど人としてのたくさんの優しさと、上司としてのめいっぱいの愛情を持って育ててくれたと心から感謝している。

あの頃優しくばかりされていたら、私は遠い名古屋の地で1人では生きて行けなかったかもしれないと今でも思う。

仕事人としての今の私の原点は、間違いなく彼である。仕事に向かう姿勢や考え方、下手をすると会議中に発言してるときの自分の話し方まで、似とる…と自分で思うことがある。えぇ、もちろん誰かを引っぱたいたりはしませんよ

楽しくて笑い過ぎて具合悪くなるかと思うような一夜であったとさ。

まぁそして財布落としたんだけど

で、大ちゃんっ

お誕生日をたくさんの人にお祝いしてもらって楽しそうで良かったー！

一瞬餃子ケーキの写真でもアップしたかと思って開くのドキドキしたけど

どこに行っても愛され大ちゃん。

私たちも愛してやまない大ちゃん。

毎日こんな笑顔で過ごしていてほしいと思う。大ちゃんには笑顔が似合うもの。