今回、プラモデル化された愛知県庁舎は、帝冠様式の代表的作例である。

さて、この帝冠様式とは、日本独自で生み出された近代建築の様式である。(帝冠式とも言う)
一言で言えば、近代建築の上部に日本建築の屋根を乗せたスタイルだ。
近代建築の構造を持ちながら、細部に日本建築の伝統的意匠を盛り込んだものである。
このような特徴は、国粋主義的な傾向から、国威発揚の表出のために編み出された言われている。
近代建築の範疇で日本の伝統に無理やり回帰したもので、インターナショナルなどの建築の流れに
一種、逆流するような建築様式である。

関東軍司令部(旧満州 新京)
時期は、昭和初期から、戦争直前までの時期に多く見られる。日本の帝国主義的な威光を示す意味合い
から、外地に多く作られた。特に昭和から開発が進んだ満州に大型で顕著なものが多い。

関西では、京都市美術館が知られている。(上の画像と、ファッサードのアップ画像)

このシロクマのじょーたろうも帝冠様式と言えるかな?

