大阪人は知っている | ウルブリヒトのメモ帳

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建築、城郭、鉄道から街の地歴などなど

 
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大阪市内を歩いていると、うるさいぐらいに視野に入ってくるデザインがある。
みおつくし「澪標」である。つまり、大阪市章である。
至るところに使われている。
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市バスや、橋の欄干にも、鉄道会社の社章にもアレンジされていることが多い。
東京ならば、さしずめ都の銀杏の葉であろうが、
東京でみかける銀杏の頻度より、大阪で見かける「みおつくし」の頻度の方がずっと高い。
 
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で、この「みおつくし」って一体何ぞや!?
大阪の人なら知っているが、実は、日本古来の航路標識のことである。
大阪は“水都”と呼ばれる水の都であるので、これが至るところに刺さっていたのだ。で、採用されたのだ。
一見すると、踏み切りの標識にも見える。どちらも危険を示すので、似通っていてもおかしくはないか?
 

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なんとか、知ってはいたが、実物を見たことがなく、あまり馴染みがなかった。
それが先だって、ベイエリアに行った際に、初めて現物を見ることができた。
 
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ちゃんとキャプションもあった。
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ちょうど、この時、大阪港をパシフィックヴィーナスが出港して行った。
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消防艇による、見送り放水が行われていた。ちなみに水で描く“みおつくし放水”ってのもあるらしい。
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出航するパシフィックヴィーナスと、みおつくし。