村野藤吾の目立たない贅沢 | ウルブリヒトのメモ帳

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いとこの結婚式に出席。場所は京都都ホテル、今はウェスティン都?・・・
でも京都では“都ホテル”の方が名前のとおりがいい。

村野藤吾の和風別館「佳水園」があるので、式が終わってから、奥に入り早速見学。
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おー!なんてすがすがしい空間。
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見とれていると、ホテルの人に中へどうぞ!と入れてもらった。
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広くいは無いが、細身の繊細な空間。全体的に、すこし昔風で作りが小ぶりだ。
しかし天井を見て驚いた。使われている板が幅がとても広い上に、目が細かく柾の通った
実にいい板。惜しげもなく使われている。こんな木材使うなんて、目立たない贅沢さを感じた。

ここは中庭に造られている「白砂の中庭」が有名。
ひさごと●が、砂と芝で表されている。瓢箪と杯とのこと。
なかなか粋な意匠。ちょっと一杯って気分も沸いてくる。
エリザベス女王もお泊りになったとか