【四国→東海道 撮影行】12(終) 春日井駅貨物入換作業 | うきゃらぴのマル鉄メモ(アメブロ分室)

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 ★大切なのはやめない事とあきらめない事★

また間が空きましたが、前の記事「春日井駅専用線」 の続きになります。

春日井駅
到着時は下車してすぐに、専用線の方へ向かってしまったので駅舎をしっかり見ておきます。
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構内は旅客用のホームが、駅舎に面した1線(塩尻方面)と、中線を挟んで島式のホームに内側1線(名古屋方面)うきゃらぴのマル鉄メモ(アメブロ分室)-03 うきゃらぴのマル鉄メモ(アメブロ分室)-04
島式のホームの外側の1線は使用されず、さらに外側に王子製紙の専用線とも繋がる入換・留置線があります。
当駅発着の貨物列車は、上下線に挟まれた中線に到着しています。

入換風景
2本ある留置線には、「春日井→新座貨物ターミナル」の車票の入ったワム80000とコンテナコキが留置されていて、すでに専用線経由で工場から引き出されてきた編成です。
春日井(5605)から稲沢(5421)まで670レで行き、稲沢で3460レに継走されて、東海道本線~武蔵野線で新座・越谷貨物ターミナルへ向かう事になります。
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11時半ごろ、留置線にいたEF65 1091号機が入換標識を掲示して(片方のテールランプのみ点灯状態)、構内を動き出します。
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留置線からワム+コキの編成を引き出して、本線上り方へ一旦引き上げて、中線へ転線させます。
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中央線名古屋口はかなりの頻度で、列車が走っており、その合間を縫って貨物列車の入換時間が設定されています。
旅客会社側の春日井駅からしてみれば、要注意作業であり、無線機携帯の現場入換要員・2名(留置線側のポイント転換・通路構成の確認、入換編成への添乗)と電機の運転士、春日井駅の信号扱所(本線側の信号及びポイント扱)が、動作毎に無線で打ち合わせ・通告をしながら作業が進みます。
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中線へワム+コキ編成を押し込み、電機はもう一度留置線から今度はワムのみで組成された編成を同様の作業の繰り返しで、中線へ持ってきて、先ほどの編成と繋ぎます。
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入換が作業終了して、670レの組成完了です。
編成が長くなったので、先頭は旅客ホームから遠く外れています。
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お見送り。
670レに先行して、大曽根駅でお見送り。
(事前調査を怠っていたので、もっと撮影条件の良い駅をチョイス出来ませんでした。)
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670レが稲沢に着くと、大阪・梅田駅からのワムを繋ぎ組成しなおして、3460レとして富士 ・相模貨物・新座貨物ターミナルで解放・連結を行い、越谷へ向かう事になります。
(上りの同様の編成を組む3461レは岳南鉄道と接続する吉原駅 でも解放連結を行います。吉原や富士では関連する日本製紙の来春の生産業務縮小によって、取扱内容の変化・縮小が情報として流れています。)

私自身は、ここで撮影行を終了して、「鉄道の日きっぷ」でそのまま名古屋経由東海道本線で、豊橋・浜松・静岡で駅弁を買いつつ帰京する事になります。

今回は四国・関西・中京とそれぞれじっくり腰を据えてみれば、もっと深く掘り下げられる内容の場所ばかりを巡って来ましたので、表面をなでるだけになってしまった今回に付いては、改めてのフォローのチャンスを掴みたいところです。 (今回の掲載画像はいずれも2011.1.10撮影)

インターミッションを一回挟んで、続いて10月16日/17日の関西撮影行レポをあげていきたいと思います。