開館してから本当にかなり経ってからの初訪問で、多少なりとも鉄道趣味に関わる関東在住のものとしては
「今更かしら」といった感じで汗顔ものでありました。
今回はシュミレーター系では節電絡みで休止しているものがあり、展示車輌を見る事をメインにして周りました。
ここには、60年代生まれで「今を生きている」自分の世代で利用されていたクルマの展示が多く、
SLや旧型客車などは、住んでいる場所故に、なかなか現役時代の姿を見る事は少なかったものの
通勤型車輌は支線区にいた旧型のものを含めて、実際の通学や通勤に使っていた形式のものが展示されていて
自分なりの「時の流れ」を感じました。
1階のノースウィング寄りの「駅構内ラボ」
本来、ここは鉄道駅の出改札機器の体験実演や、ホームに付けられた車輌のカットボディを使っての車掌業務の体験実演をする場所ですが、節電協力のため、同一フロアにある「車輌工場ラボ」ととも、実演をお休みしていて
そのお陰か、カットボディにされて実演用に置かれているクハ103 713をじっくり見てくることが出来ました。
台車も無く、フロアにボディが直置きされている状態ですが、京葉線を走っていた頃を感じさせる行先表示
5~6年以上、京浜東北線から京葉線を使って通勤していた時期がありましたが
ほぼ鉄道趣味から離れていた時期でもあり、あまりその活躍の姿を記録に残していないのは残念です。
今の「成東・勝浦」行以外にも、103系が内房・外房線方面に乗り入れる運用に付いていて
実際その列車に、東京から新木場位のほんの少しの区間とは言え乗っていた事もあるのに、
それに関心を払っていなかったと言うのは、今思うと もうもったいないと言うか。。。
カットボディではありますが、リアルに駅のホームを模した実演スペースでの展示は、実際に通勤で使っていた頃の事をおもいださせてくれるものがあります。
ちなみにこの日は、キハ11が保存されているノースウィングは閉鎖されていました。

「鉄道博物館」関係のネタは、飛び飛びになるとは思いますが、これからも載せていく心算です。
やはり未訪問の東京メトロや東武の博物館についても、順次回って行き、名古屋の金城埠頭、梅小路、大阪の交通科学館、門司の九州鉄道記念館等の展示施設にもいつか時機を見てと考えています。