小さめのヤードがあり、ここから三菱化学 四日市事業所へ伸びる専用線があります。
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この3月末まで、ここには三菱化学鹿島事業所から、液化酸化エチレンをタンクコンテナで輸送していました。
訪問した3月11日の前日に、JR成田線内で当該タンクコンテナを積んだ列車が脱線する事故を発生させていて
この日到着するコンテナは、すでに四日市へ向かう途中であったために到着はあるとは承知していたのですが
現地で、この話を他の撮影者の方から伺った時には、廃止が早まるかなとも考えてしまいました。
(その当日午後、東日本大震災が発生して、出荷地である鹿島方面にも被害が及び、
鹿島事業所は操業を停止し、生産施設・原材料等の受け入れの港湾施設に被害があり、
定期点検中の施設を含め5月中旬から、6月にかけての操業再開を見込んでいるとのプレスリリースがあります。
また、輸送経路である鹿島臨海鉄道 も、臨港貨物線部分が被災し、復旧作業をしている模様です。)
さて、この海山道のヤードですが
四日市方からの列車は一旦ここを通過して、塩浜駅に到着後入換運転の形でこのヤードに戻ってきます。
上左・海山道駅前で、塩浜方からヤードを見る/右・ヤードから中央部に伸びるのが三菱化学への専用線



12時24分ごろ、四日市からの塩浜行 タンクコンテナ積載の251レがヤード通過。
その通過直後に、三菱化学興業の専用線上に、入換専用機が登場しました。
撮影現場でご一緒した方のお話ですと、普段はもう少し遅い時間の出場らしいのですが。

撮影日は2011.3.11 次の記事へ続きます。