この日は、2月の頭に記事にした、シキ(大物貨物車)による特大品輸送に続いて
今回は駅構内での留置状態ではありましたが、またシキの実輸送に供される姿を見て来ました。
留置場所は八王子駅・南側のJR貨物・八王子機関区跡?の留置線です。
●今回の輸送列車は、始発駅は神奈川臨海鉄道・末広町駅
27日の午前零時近くに、川崎貨物駅を出て午前2時過ぎに八王子駅へたどり着いたと言うもので
ここから夜間でも列車密度の濃い東海道線を避けて、中央線周りで南松本・多治見・稲沢・米原・梅小路を経て
最終的には3月6日の午前零時過ぎにJR草津線・手原駅に着くという、
超低速列車ならではの日程になっています。
ここでは入換機のDE11 2001と連結されて、留置されていました。
●八王子駅の中央線ホームから

●八王子駅跨線橋の窓越しに俯瞰
●八王子駅南口前の公道より、柵越しにノーファインダーで撮影

砕石輸送のホキに挟まれる形での留置で、積載状態のシキ611の全体像は見る事が出来ませんでした。

※画像が切れてしまっている場合には、クリックすると全体像を見る事が出来ます。

それにしても、片側の支えのみに3軸台車が4組も使われているとは、大変な重量がかかっている事になります。
シキ611・小山駅常備の日本通運所有の私有貨車。
前回撮影したシキ1000は超低床式でしたが、こちらは輸送貨物を前後から挟み込む形での支持で
或るところで読んだ解説では、このシキと貨物(変圧器)はヒンジetcで噛みあう様に固定され一体化しているとか。
●車票


これが動いている姿をぜひ見てみたいものでした。
中央線・東海道沿線(稲沢・米原)の辺りの方は走行や留置されている姿をぜひ見ていただきたいものです。
●八王子駅の貨物系レギュラーメンバー
この日は日曜日でしたが、通常時期は土日運休の石油系輸送列車も冬期の最需要期とあって運行中でした。


5479レ(南松本行)は村井行のタキを連結していました。ここ八王子駅では運転士の交代のみ。
元機関区構内には、初狩駅常備の砕石用ホキが3両単位で2組。
駅構内にあるオイルターミナルからのタキの根岸駅返送列車も入換作業中。
隅田川から武蔵野線周りで到着した、北長野行コンテナ列車・89レはEF64 1000番台重連で運用中です。
夕暮の八王子駅もまた見るものが盛り沢山でありました。。。