決して、工臨(工事臨時列車)とかけた訳ではありません(汗)
画像は昨日撮影したEF65 1118号機の牽引するチキを連ねたレール輸送列車です。
(撮影場所・武蔵野線 東浦和)
「貨物列車」ではありますが、JR貨物の運用ではなく、
レールを運ぶ旅客会社が自社の機関車・車両を使っています。
同じ工臨には、線路の下に敷くバラスト輸送もあります。
うちの職場の近くに、小名木川貨物支線の越中島貨物駅があり
その中にJR東日本の東京レールセンターがあり、ロングレールの溶接などを担当していて
構内にチキ(長物車)が止まっているのは良く目にします。(京葉線の潮見駅の構内から、よく見えます。)
ここから新小岩操車場に移動して、管内各地へ輸送されるのでしょう。
(関東では水戸・高崎・大宮・羽沢・新津・初狩・真鶴etcと、工臨の行き先は耳にします。)
品川駅の田町寄りのヤードにはそのレールを搭載したチキが編成を連ねていて
牽引のJR東日本・田端運転所所属のEF65 1000番台が数両、
構内で待機しているのを時々早朝の車窓から見ることもあります。
これは東海道筋への工事輸送用といったところでしょうか。
(旧・東京機関区の跡地はすでに更地ですが、EF65の田町常駐はまだ続けられているのかな。。。)
こちらは2010.6.26に金町で見かけた、小山方面から新小岩へ戻るレール輸送列車の返路。
JR東海管内では、機関車牽引によるレール輸送列車は廃止されて
レール運搬が可能なディーゼル動車による輸送に切り替わっているとか。
鉄道が今の形をとる限りは、レール輸送は続く訳で今後どのように変っていくのか、興味深いところではあります。