花堂からJRで福井駅に戻ってきた後は、福井口にあるえちぜん鉄道の車両口を見に
勝山永平寺線の電車に乗ります。今度は愛知環状鉄道出身の6101形・6105
えちぜん鉄道・福井駅のプラットホームには、開催中の「恐竜王国 ふくい」イベントと絡めた
ベンチに座る恐竜のオブジェが。 ホームからは建設中の北陸新幹線の高架が見えます。
福井口駅
駅舎の建物自体は以前の訪問時と変わっていませんが
駅の構内と繋がる車両基地・検修施設は場所を移動して一新されていました。
以前は確か、勝山寄りの本線沿いにあった古めかしい検修庫の建物が
えちぜん鉄道と並行している建設中の新幹線の高架下沿いに、近代的な検修施設へと変わっていました。
駅ホームからはシェルター?越しに検修施設沿いの留置線が見えます。
一旦、駅の外に出て新幹線高架下沿いの公道を歩くと
高架下駐車場の切れ目に施設構内へ入る入り口があって
その入り口部分から留められている車両をチェックする事が出来ます。
この記事を書く為にネットを調べていると、現在では元の京福鉄道時代と変わって、車両形式の呼称で
旅客車はMC/電気機関車はMLが形式名の前についているようです。
テキ521形は現在、ML521形となるとの事。
外から見えたのは阪神の車体を利用したものや、愛知環状鉄道出身のものですが
車体のカラーが特徴的で、なかなかフレッシュな感じでした。
↑田原町の福井鉄道の起点近くを走る、えちぜん鉄道三国線の列車
(両社のレールは繋がっていませんでした)
今回の福井地区の私鉄乗り歩きはこれで終わりですが
旧京福電鉄のえちぜん鉄道としての復活、福井鉄道の経営悪化による再建など
両社の状況は以前と変わってきており、支援する自治体を巻き込んでのいろいろな変化(両社の直通etc)が
これから見られそうな状況で、次回訪問する時にはどんな風になっているのかを期待もしています。
次回はそんな変化を踏まえつつ、越美北線とも絡めて勝山方面を廻ってみたいものです。
撮影はいずれも2009.9.1