北陸旅行・二日目の最終行程に入りました。
鶴来通過時点で午後4時を廻り、曇天ゆえか少し暗くなり始めた風景を眺めつつ、
石川線の金沢市内の始発駅・野町へ
この野町駅ではかつて、市内電車や戦前は北陸鉄道・松金線との接続がありましたが
現在は金沢市内等へのバスとの結節点になっているようではありますが、
ここから金沢市内の繁華街を経由して、バスでJR金沢駅へ。
本当は計画を立てる段階ではここでもう一泊しても良いとは思っていたのですが、
今回は車窓からあっさり見て廻る事で我慢。
さすがにこれまでの旅程で一番繁栄している「街」を少しは歩いてみたかったです。
今晩の宿泊地・福井に向かう前に北陸鉄道・浅野川線へ
ここはなぜか10年ほど前にも来た事があり、その時は東京~名古屋~高山~金沢~京都~東京という
プライベートな「鉄」な旅でも、仕事上の出張でもない妙な旅ではありましたが、実はあまり記憶がなく。
その前回訪問した時は工事中だった、北鉄金沢駅が完全に地下街に組み込まれる形となっていまして
いかにも市外の住宅地へ向かう通勤路線と言う体裁になっていて
走る車両も、京王帝都井の頭線3000系出身の8000形2両編成。
片開きドアでのワンマン車両。
市街地を2.3分走っては止まる浅野川線。乗った時間帯が退勤時間でありましたので
通勤客でしっかり埋まった車内では東京近郊の私鉄電車に乗っているような錯覚をしてしまいました。
終点の内灘駅。かつて来た時はもう少し古めの駅舎だったかな。
ここにも構内に鉄道車両の検修施設があります。
帰り道は後部運転台からちょっと撮影。
車内も退勤客とは逆方向なので、
終点の改札に近い先頭車両に金沢でのお買い物をするような感じのお客さんが少し乗っているのみ。
金沢へ戻って、ここからは18きっぷと別払いで「サンダーバード」に乗って、今晩の宿泊地福井へ向かいます。