小雨の降る中、石川線の拠点となる鶴来駅に到着。
ここは駅前に白山市の鶴来支所(旧・鶴来町役場)が所在しています。
(この白山市の市役所本体は北陸本線沿いの旧・松任市に置かれています。
白山市は日本海沿いから、内陸県境の白山に連なる地域までを管轄し、今回訪問した石川線の曽谷~鶴来~加賀一の宮までが市域に入ります。)
ここの駅舎自体が立派な造りで、構内には石川線の鉄道車両の検修施設があります。
駅の改札口周辺には、かつての北陸鉄道の鉄道路線の広さを物語るグッズや石川線の主要駅の写真などが飾られていて、この駅を訪れる観光客や鉄道ファンをかなり意識している気配もあります。
来月10月の4日には、ここ鶴来で「2009ほくてつ電車まつり」が開催されるそうなので、
近くにお住まいの方はぜひ一度ご訪問をされて見てはいかがでしょう。http://www.hokutetsu.co.jp/news/news0910.html
改札にはICカード・ICaの端末も立てられています。
駅前には、北陸鉄道系列の加賀白山バスのターミナルがあります。
駅前を石川線沿いに西金沢方向に戻ると、
公道上から鉄道車両の検修施設に留置されている車両群を見ることが出来ます。
除雪用にED30 1とED20 1が配置されています。
※ED20の後ろに見える歩道橋(実際には線路をまたいでいるので、跨線橋ですか)から構内を一望できます。
7000系の冷房車編成7100形/車籍のない3750形3752・ホム1形
一介の旅行者には営業線の上では見られない車両も多く、いつか構内での撮影をしてみたいものです。
(追記)この時も雨が降っていましたが、駅に備え付けの「善意の傘」のお陰で
駅近くを色々と歩き回る事が出来ました。ここで深く感謝させていただきます。