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JTKの映画レビュー

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公開当時から何回も観てる(映画館では2度目)が面白いものは何回観ても面白い。そしてこんな面白い映画ざらにない。
「スケアクロウ」とか「ゴッドファーザー」とか一番いい頃のアル・パシーノが抜群にいいのだ。銀行強盗やる相棒のジョン・カザールもね、おバカさんやらせたら右に出るものはないわな。
刑事役のチャールズ・ダーニングとかFBIのジェームズ・ブロデリックとか、昔の俳優って何であんなに味があるんだろ。
実話を元にした滑稽なストーリーもさることながら役者がいいわ、昔の映画は。
嬉しいことに今年度で終わると思い込んでた「午前10時の映画祭」は来年度も開催する。人気投票で上位のヤツがやるのかね。「ベニスに死す」「未知との遭遇」「時計じかけのオレンジ」「ジョーズ」は絶対観たい。

公開当時から何回も観てるが、面白いものは何回観ても面白い。映画館では2度目。
ニクソンのウォーターゲート事件を暴いたワシントンポストの若き新聞記者の実話の映画化。
ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンの2大スターの競演という華々しさとは裏腹なアクションシーンも無い地味な社会派作品なれど徐々に真相に近づいていく展開はスリリング。
メモるメモる。電話かけるかける。
脇を固める先輩や上司の俳優も魅力的。
アメリカ映画に出てくる「上司」ってオフィスのデスクの上に靴のまんま足を乗せてふんぞり返ってるのな。一目で力関係わかるんで上手いよね。
実話を元にした社会派映画だけど見事なエンタメだった。

くっだらなくて面白かったんだけども関東圏の住人じゃないと地名ネタとかの面白さは存分にはわからんな、名古屋人には。

とはいえ、豪華キャストでそこそこのスケールでこんなくっだらないお笑い映画が日本で公開されることは大歓迎。

お笑いモードの竹中直人も久々に見れたしね。

相変わらずの高いポテンシャルの二階堂ふみだけどBLなら美少年の男優が良かったなぁ。だって直前に「リバース・エッジ」でのぷりんぷりんの真っ裸見たばかりで、そのイメージと重なって。男役でも豊乳は隠しきれんわ。うへへ。


この映画で描かれる虚無と死のイメージは原作の方が遥かに上回っているんではないかな。原作読んでないけど。(笑)
岡崎京子で読んだのは「Pink」と「ヘルタースケルター」くらいか。憶えてるのは。
岡崎京子の方がこの世界観は上手く表現できるはず、と思った時点で凡作になってもうた。
なにはともあれだね。二階堂ふみのカタチの良いおっぱい&お尻丸出しが最大の収穫だわ。びっくらこいた。豊乳なのに乳輪も乳首もちーーっちゃい。
HDから消去せずにセンズリ用にとっとかないかんな。えへらえへら。


劇場で観るのは初公開以来2度目。
20年以上経っても古さを感じないどころか新しいまんま。やはり斬新。
音楽の使い方も台詞回しも時間軸のズレた複数のエピソードがラストで繋がる脚本も全てがお見事!
思想も教訓も無いくだらなさがカッコいいアメリカ映画の傑作中の傑作だわ。パーフェクト!
「映画を観る」という快楽の最上の形がここにはある。
しかしトラボルタとユマ・サーマンのツイストは何度観ても笑えるし鳥肌立つ。うへへ。


今最も次作が楽しみなド変態監督ヨルゴス・ランティモスの新作は期待通りどころか期待を上回る大傑作。
実話の映画化。雇われ仕事なのなどうかは預かり知らんが見事にヨルゴステイストに昇華されていた。
醜女でデブの女王アンと側近サラと天使のように愛くるしい召使いアビゲイルの3人を中心に繰り広げられる愛憎劇。
前作「聖なる鹿殺し」の不穏ムードは後退したものの女性同士の底意地悪い心理描写のブラックな妙味はさらに深化し面白すぎて思わず笑ってしまう。
クラシカルでゴシックな音楽とキューブリックの「バリー・リンドン」を彷彿させる美麗な映像に度々挿入される嘔吐シーン。
美と醜。聖と俗の絶妙なコントラスト。この感覚、たまらなく好きだわ。
大傑作「サスペリア」同様、今年度のベスト3には入るな。
ホント次作が楽しみな監督。

映画としてはよく出来てたと思うが、なにせ蒼井優演ずる十和子が最低のクソ女すぎて乗れそうで乗れなんだな。ずっと観てて不愉快だった。あんな女死ねばいいのにと思いながら観てた。そこまで思わせる蒼井優のポテンシャルは凄いとは思ったが。

口直しに中条あやみの「覆面系ノイズ」でも観るか。(苦笑)


まずサリンジャー役のニコラス・ホルトが実物と違って美形なんで、それだけで得した気分。
伝記映画としては丁寧な作りで十分楽しめた。史実とどんだけ違うかとか、そんなもんはわからんので映画として成立してればそれで良し。
後半隠居した理由とかもっと掘り下げた方がいいみたいな意見もありそうだが、人の心の有様なんてわかるわけないんで、あのくらいで丁度いい塩梅なのではないかな。
本好きだったんでサリンジャーは「ライ麦」と「ナインストーリーズ」と「フラニーとゾーイ」を読んだことあるが殆ど忘れてるんで再読したくなった。
数年前に男性に対するセクハラで告発されたケビン・スペイシー、久しぶりに見たらやはりいい役者さんですわね。

イギリスはヨークシャーの晴れ間のないモノクロームな風景を舞台に淡々と描かれるラブストーリー。

従来のゲイの物語って世間との軋轢とか偏見とか、マイノリティ側として位置付けされてるものが多かったような気がするが今作はそこに力点はなく、自堕落で子供っぽかった主人公ジョニーが突如現れたゲオルゲと出会い、恋によって変わり、恋によって成長する、性別を超えた普遍的なラブストーリーとなっていたところが素晴らしかった。

ラストは泣けた。

凄くいい映画。


いや、もう素晴らしかった!
鑑賞後夫婦揃ってここまでテンション上がったのは「ネオン・デーモン」以来だわ。
あらすじはほぼ同じとは言え傑作ダリオ・アルジェントの「サスペリア」とは全く別物となったのも吉と出た。
「異界」のもの「魔」的なものの描写がとてつもなく秀逸で終始不穏なムードを醸し出しながら息を呑むような美しいラストのダンスシーンへ。濃厚な死の香り匂い立つエロス。思い出すだけで鳥肌立つわ。ぶるっ。
またダリオ版「サスペリア」にゴブリンの音楽が不可欠だったように今作もトム・ヨークの音楽が嫌が応にも不穏なムードを盛り立ててこの作品にドンピシャリ。
キャスティングもティルダ・スウィントン筆頭に抜群に私好み。
美少女クロエ・グレース・モレッツの使い方と言ったら、もう最高!
これは今年度のベスト3には必ず入るな。