～カタログで"絶対に負けられない"馬選び～
ついにキャロットクラブ1歳馬のカタログが発行された。
私も早速、ホームページで公表されたPDFをiPadにダウンロードし
昼夜問わず、カタログとにらめっこ…
おいおい（笑）
トランキーロ…焦んなよ
私は一口馬主から撤退を考えている男だ。
今のところ出資候補に残っている
フラニーフロイドの2014
ラドラーダの2014
レーヴディマンの2014
あとぱっと見で素晴らしい馬体のトゥザヴィクトリーの2014
このページだけ熟読。
あとは今後の統計用に
「生産牧場の確認」
「母馬の出産時年齢」
「血統表のインブリード」
「ブラックタイプ」を確認。
一口馬主のカタログを愛読書にしてはならない。
馬の写真を見て興奮してる暇があったら
女の子の裸写真を見て興奮してほしい。
ここで私のカタログを見るポイントを紹介しよう。
「生産牧場」は最初の募集候補一覧の手紙で記された
「提供牧場」と違う牧場なので要注意。
私はノーザンファーム生産馬しか買いたくない。
昔「偽ノーザンファーム生産馬」をつかまされ、酷い目にあった経験から
ジャパンスタッドインターナショナルで
母馬所有者まで丹念に調べている。
「母馬の出産時年齢」は先日公表したとおり、
6歳～14歳(母馬G1馬は15歳)の間のみ出資対象にしているためとても重要。
「血統表のインブリード」はそんなに気にしないが、
「日本で一番成功している種牡馬」はサンデーサイレンス
「日本で一番成功している競走馬」はディープインパクト
彼らに共通している点は
「５代クロスなし…アウトブリード」
私はインブリード否定派だ。
他の家畜のように近親のインブリードなら効果大だが、
サラブレッドの中途半端なインブリードは
「単なる血統の袋小路」
なるべく血統表に「太字」のない馬を選びたい。
「ブラックタイプ」は
母馬、兄弟甥姪、母の兄弟…
このまでの情報で十分。
先日公表した、
母馬出産時年齢別の出資対象馬を選ぶ上で
とても重要なカテゴリーである。
まあ、長々と書いたが、カタログで重要なのは
「募集馬の情報」を把握すること。
カタログ写真を分析している馬鹿が多いが
写真を見て「脚が湾曲してる」とか
「トモが発達してる」とか
馬と生活したことないド素人が大口叩いて語ってるんじゃねえ！
ディープインパクトだって左前脚に問題があり、
姪のラドラーダも左前脚に苦労したことがあるが、
この一族は皆、左前脚に問題を抱えている。
それでも走るんだ。
本当に馬体を研究したいなら、
過去に募集された兄弟のカタログ写真と見比べ
この馬の一族の特徴や
兄弟との共通点、優れている点を見出し、
将来の成功に繋げてほしい。
「馬は横でなく、縦で見ろ」
これは大川慶一郎の名言である。
以上、カタログについて述べた。
次は測尺の情報解禁だね。