※ 12月10日の 「 ジョイフルクリスマス 」 で話させていただいたもの
です。
● 12月25日が、イエス ・ キリストの誕生を お祝いする
「 クリスマス 」 ですよネ。
イエス ・ キリストの誕生を祝う 「 クリスマス 」 と、皆さんと、
何か 関係があるのでしょうか。
実は、とっても 関係があるのですが、そのことについて、お話して
みたいと思います。
「 天国への招待状 」 です。
今、皆さんは、息をし ・ 心臓が動き、生きておられるわけですが、
誰も 避けることが出来ないこととして、
いつか、死んでいく ━━ という時を迎えます。
このことに 例外はありませんから、全員、備えをしなければなりま
せん。
そこで、皆さんに 質問ですが、
皆さんは、死んだら、どう されるんでしょうか?
どこへ 行かれるんでしょうか?
そこでは、どんなことが 待っているのでしょうか?
皆さんが、仏教を信じておられるのでしたら、
「 極楽 」 に行きます! 「 極楽浄土 」 に行きます!
━━ と、おっしゃるかもしれません。
本当の、本当に、「 極楽 」 という所があるのでしたら、そうされたら
いい と思いますが、
本当に 「 極楽 」 って、あるんでしょうか?
今、世界の人口は、74億人ですが、仏教徒の数は、わずかです。
ほとんどの人たち、74億人の内の、70億の人たちは、「 極楽 」 など 信じてはいません。
そんな言葉さえ 知りませんよ。
本当に 「 極楽 」 って、あるのでしょうか。
ある と思っておられるだけのことでは ないのでしょうか。
ある と思っていたのに、実は なかった!
━━ と いうのでは 大変です! 手遅れです!!
それに対して、聖書で言っている 「 天国 」 は、
神を信じている人も、信じていない人も、「 ある 」 と思っています。
そして、何と何と、自分は 「 天国 」 に行ける、と思っておられます。
しかし、「 天国 」 は 「 国 」 ですから、
誰でも 入国が許される という、わけではありません。
私たちが 海外旅行をする場合でも そうですが、
その国に入ろうと思えば、その国が 入国を認めなければ、入国は
出来ません。 ビザ が必要です。
当たり前のことです。
「 天国 」 も同じです。
「 天国 」 に迎え入れられるためには、「 入国許可証 ・ ビザ 」 が必要です。
「 天国 」 は、天地万物を創造された 神さまが おられる所です。
きよい きよい きよい場所です。
神の前に、汚れている心 ・ よごれている心 ・ 罪にそまった、
罪まみれの心の状態では、天国に入ることは ゆるされません。
もし、仮に、あなたが 天国に入ったとしたら、その途端に、
天国は、きよい所ではなくなってしまいます。
それほど、私たち一人一人は、きよい きよい 主なる神さまの目から見れば、
心も 体も、汚れきった、どろどろの心を持った、罪を愛し 悪を愛し、罪や悪に染まってしまっている、罪人 ( つみびと ) です。 いわば、
犯罪人です。
そんなことはない!
私は、きよい きよい 神の前で、
一点の汚れもない、やましい所は いっさいない、きよい きよい 人間です!
━━ という人がいたとしましたら、その人は ウソつきです。偽善者
です。
そのような、神の前に、「 きよい ・ 正しい 」 と、堂々と言える人間な
ど、全世界74億人だけではなく、古今東西、すべての人たちの中に、
一人もいません。
● それでは、どういうことになるのでしょうか?
「 聖書 」 では、人間は、神によって造られた ・ 創造された と言って
いるのに、
誰一人、「 天国 」 へ行ける人は、いないんですか?
━━ ということになります。
実は、私たちは、今のままの状態では、汚れきった 罪人のままの
状態では、
きよい きよい 「 天国 」 に入ることは、出来ません。
この、神の前に 罪人 ・ 犯罪人である私を、何とかしなければなり
ません。
この世の中でも そうですが、
犯罪者は、それ相当の刑を執行されなければ、罪はゆるされま
せん。
しかし、刑を受けるべき当人である私には、自分で自分を どうする
ことも出来ません。
どうしたら いいのでしょう?
どうしたら 「 天国 」 に行けるのでしょうか?
そのような、私のために 準備されましたのが、実は、 「 クリスマス 」 です。
主イエス ・ キリストの誕生です。
おぼれて、もがいて、助けを求めている私を助けるために、
神ご自身、神の御子が、誕生してくださったのです。
同じように おぼれている人間が、同じように おぼれている人間を
助けるなどということは出来ません。
人間が 人間を助けることは出来ません。
神ご自身が、「 救い主 」 ( すくいぬし ) として、誕生してくださる必要があったのです。
そして、本来は、神の前に 罪人である 私自身が、刑罰としての
「 十字架刑 」 を受けなければならなかったのですが、私の身代わりとなって、
神の御子 イエス ・ キリストが、刑を受けてくださったのです。
私が刑を受ける必要は、なくなったのです。
私の上にあった 山のような、数々の罪は、
イエス ・ キリストが 引き受けてくださいましたので、
私の上には、もう 何にも ありません。
これから後も、又、汚れたことや 罪を犯してしまうような失敗が
あったとしても、
「 神さま、ごめんなさい! イエスさま、よろしくお願いします。」
と言って、イエスさまに お任せしますと、
私の上には、神のさばきを受けないといけないような、罪やけがれは、何にもない者として、神は、受け入れてくださるのです。
こういう状態でしたら、
「 天国 」 は、きよい きよい きよい所ですが、
イエス ・ キリストが 私の身代わりとなって、罪に対する神のさばきを受けてくださり、解決済みにしてくださいましたので、
そのことを信じている 私には、天国への 「 入国許可証 ・ ビザ 」 を与えていただくことが出来るのです。
● 「 クリスマス 」 は、神さまからの、私たちに対する
「 天国への招待状 」 です。 「 クリスマス プレゼント 」 です。
皆さんは、どうなさいますか?
そんなことは、私とは関係ありません。
「 クリスマス 」 なんて、私と 何の関係もありません!
自分のことは、自分でします!
━━ と おっしゃる方は、どうぞ、自分で何とかしなくてはならない
わけですが、
「 天国 」 に行けないことだけは、確かなことです。
あなたは、地上での生涯を終わった後、
どこに行って、どのようにされる おつもりでしょうか?
「 極楽 」 へ行かれるのでしょうか?
「 極楽 」 って、本当に あるのでしょうか?
「 天国 」 に行かれるのでしょうか?
「 天国 」 には、誰でも行けるわけではありません。
もし、「 極楽 」 にも 「 天国 」 にも行けないとしたら、
あとは、いろんな宗教が 言っていますように、
「 よみ 」 と 「 地獄 」 しかありませんが、
どうなさいますか?
この 「 クリスマス 」 の時を、一つの機会として、真剣に、
これからのことを 考えてみられることを、お勧めします。