おはよーございますラブラブ
月曜日の朝。
今日から1週間始まりますねビックリマーク
元気やる気出していきましょ~アップ

今日の絵本です。


『なにをたべてきたの?』

文 :岸田衿子 様
絵 :長野博一 様
発行:佼成出版社 様


おなかがすいたしろぶたくん。そんなにいそいでどこいくの?
りんごを食べると、おなかに赤い色がついて、とてもきれい!
最後に食べたのは、なんと石鹸で……。
美しい色彩の世界が広がる空想豊かな絵本。
1978年に発刊して以来、多くの方にご愛読いただいているロングセラー絵本。
親から子へ、そして孫へ。長く読み継がれている作品です。
保育園、幼稚園での遊びや工作の導入絵本としても、定評があります。
(佼成出版社様の内容紹介より抜粋させて頂きました)



絵は、単色ではなく
複数の色が混ざりあった色合いが、
柔らかさを出していて、
とてもきれいなんです。
文章も絵にぴったりの柔らかく
のんびりした感じで
読むとほんわかしますドキドキ


興味深いのが、
この絵本が大好きで
何度も読んで!という子どもと、
ほとんど興味を示さない子どもと
両極端なんですポーン


このような、
微妙に似た色が混ざりあった
柔らかい色合いが、
個人差によって見え方や
感じ方が違うのかな?
と思い、気になって調べてみました。




そうすると、やっぱり
色の見え方の個人差は大きいようですビックリマーク

同じ人でも
読む場所の微妙な光加減で
色の見え方は大きく変わるし、
なんと!
右目と左目でも見え方が違うそうですポーン


上のリンクにもあるように、
細かく分けられた全ての色が見える人は
4人に1人ということなので、
この絵本が好きな子は
この微妙な色合いが見えていて、
興味を示さない子は
微妙な色合いがあまり見えていないのかも?
(個性という意味なので、
見えるから良いということではありません)

ま、単に好みの問題かもしれませんがぶー



同じ景色や同じ絵を見ていても、
同じ食べ物を食べていても、
自分以外の人とは
本当に同じ感覚を、絶対に絶対に
味わえないんだな……と
当たり前のことを考えてみましたぐすん

だって、同じ自分でも右目と左目で
見え方違うんだもん。

同じ自分の目でさえも
見る場所の光や時間帯によって
見え方違うんだもん。

そりゃ、自分以外の人のこと
理解できないよな。
だって見え方全然違うんだもん。
共感って難しいよな。
だからこそ、無理強いしちゃだめだよな。

感覚が似てるとか
バックグラウンドが似てるとか
男とか女とか年齢が一緒とか
そういうので、つい、
グループ化しちゃって
「え、なんで?」と思っちゃったり。


絶対に同じ景色は見れない。
絶対に分かり合えない。

そう考えると寂しいけど
でも、
だからこそ尊重できたりする。
そんな見え方してるんだね!って。

だからこそ自分の感覚を
もっともっと大切にしようと思う。

この眼は、自分だけにしか
この景色を見せてあげられないから。

ありがとう、私の眼よ目キラキラ


この絵本の絵を見て
その色合いをどう感じとるか
人によってどんな違いがあるのか
見てみても良いのではないでしょうか?
(本来はそういう本じゃないですねー)


お読み下さり、ありがとうございました。