おはようございます
今日はポッキーの日ですね
私は、頂きものの高級ポッキーがあるので、
ポッキーの日を満喫するつもりです
今日は心暖まる日本民話のご紹介です。
『ねずみの すもう』
日本民話
絵 :わたなべさもじろう 様
発行:鈴木出版 様
やせたねずみと太ったねずみがすもうを取ると、やせたねずみはすっぽんすっぽんと投げられてばかり。それを見たおじいさんはやせたねずみのためにお餅を作って…。
(鈴木出版様より抜粋させて頂きました)
ポピュラーな日本民話と紹介されていましたが、お話知らなかった~
日本民話、調べてみるとたくさんありますよね。
うろ覚えのお話から全く知らないお話まで、まだまだたくさんあって、探しがい読みがいがあります。
このお話はなんと言っても、
おじいさんとおばあさんが
めちゃめちゃ良い人
まず、自分の家に住みついているねずみを
"うちのねずみ"
と表現するところ。
ねずみを飼っているわけでもないのに、
壁の穴に住みついているねずみを嫌がらずに、
そっと一緒に暮らしています。
そんな、うちのねずみが、相撲で負けているのを見て、応援するため、2人でお餅をついて、ねずみに食べさせてあげます。
その後、相撲相手にもお餅をあげ、まわしも作って2匹にプレゼントします。
優しすぎる
心が広くて、思いやり深くて。
お話を読んで、
こんなおじいさんとおばあさんに
会ってみたいなぁ、
話をしてみたいなぁ
と思っています。
日本民話に多い、恩返しといった結末ではなく、
単純にねずみを応援しているというストーリー。
それがとっても魅力的です。
鶴の恩返しとか浦島太郎とか、
Give&takeという言い方は少しニュアンスは違うけれども、して貰ったら感謝の気持ちを行動していることが多いですよね。
機織りしたり、竜宮城へ招待したり。
でもただ、ねずみにGiveする。
それを微笑んで見ている。
そんなところが素敵だなと思いました。
もちろん、恩返しという結末のお話がダメとか言うわけでは全然なくて、感謝の気持ちを伝えることはとても大切なこと。
そもそも、どのお話も見返りを求めてやっているものはないし。
でも、
ただしてあげるだけ。
それで幸せ。
そんな、ストーリーも心が温まります。
↓今はバイリンガルバージョンのものしか販売がないようです。
お読み下さり、ありがとうございました。