車に戻り、次の目的地に向けて出発。
窓からはきれいな海が一面に広がっているのが見えます。
人もいないし、素晴らしい景色だし、撮影をしにまた来たい感じです。
しばらく人の気配がなかったのですが、あるところまで行くと全身黒の集団をみかけました。

「ア、海女サンガイマスネ。」
少し前の会話に登場していた“海女さん”を実際に見ることができました。
済州島はかつて、島の人のほとんどが女性、
そして働くのも女性、
だったそうです。(確かそう言ってた気がする。)
なので、今でも比較的女性が多く、
島の働く女性の代表ともいえる海女さんがこうやって現役で海に潜っているわけなんだそうです。
大ベテランな彼女たち。
つまりは、
結構、お年を召しているということです。
ですが、遠目で見た感じでは腰も曲がっていないし、足取りもとってもしっかりしていて、
とてもそうは見えません。
パクさん(仮名)も、先程にそんな話をしてくれていました。
ですが、
「近クデ見ルト、結構…(笑)(笑)」
なんということをっ。
っていう私も、な・ぜ・か半笑い。
日本で少し前に話題になった、
「キレイすぎる海女」
とは、こちらは全然別モノのようです。
あっ。
ち、違います、違います。
こちらの海女さんも若くておきれいなんでしょうが、(近距離では未確認の為、あくまで憶測)
ああいった若い子が働いて…、という現状ではないということです。
ふぅ。
車は海女さんを横目に、そこから更に少し走ったところで目的地に到着。
大きな駐車場を完備していて、いかにも観光地という感じの場所。
人もたくさんいました。
日本語。
中国語。
日本語。
小さなフラッグを持った女性が、団体を率いる。
うん、絶対に観光地。
到着したここは、火山によってできた洞窟のトンネルなんだとか。
この洞窟ができた仕組みが図になったものを見たりしながら、少し歩いて入口に到着。
「私ハ、ココデ待ッテイマスノデ、ユックリ見テキテ下サイ。」
とパクさん(仮名)。
まさかの放置。
…と言えば言葉はよろしくありませんが、
気遣わず、自由にできるこの感じ。
大事。
では、行ってきます。
洞窟の入口はすでに薄暗く、中は真っ暗。
1歩入った途端、急激に温度が変わるのがわかりました。
涼しい…。
ってか寒っ。
首にかけていたリングストールを急遽ボレロに変身させました。
何をするでもなく、ただひたすらに歩き進める。
真っ暗です。
足元を照らす非常灯のようなものがあるだけで。
この洞窟?トンネル?は、
噴火の影響で自然にできたものだそうで、
これが人の手が加わっていないと思うと、本当に自然の強さを感じます。
当然足場も整っているというわけではないので、
ごつごつしている岩につまずかないように、
水に足を滑らせないように、
気を付けて進むのみ。

全長は約13㎞だったでしょうか。(確かそう言ってた気がする。)
そのうち一般公開されているのは約1㎞だそうで。(確かそう言ってた気がする。)
ということは、往復したら約2㎞。
「もう十分でしょ。」

というわけで、半分で断念。
だって、寒いし。
帰りもあるし。
というわけで、来た道500mを戻る。
無事地上に戻り、入口で待っていてくれたパクさん(仮名)と合流。
「あ、もう戻ってきましたか」
的な空気も若干ありつつ、3人で車に戻る。
パクさん(仮名)に空腹具合を確認され、
食事を後に回して、次へ向かうことに。
あ、結構プランニングはフリーなのね。
楽に行きましょう、楽に。