最近は映画館いうてもシネコンばかりでして、河原町通りや新京極に幾つもの映画館があった昭和の頃のような街の風景は、もう日本中どこにも無いんでしょうね。
少し前の記事で書いたアニメ映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、同じ京アニ作品の「聲の形」を100点としたら、65点くらいの印象でした(個人の感想です)。
まあそれでも、十分に楽しめる内容でしたから、うちの家内は「キャラが聲の形よりもずっと美形だし、ストーリーも解りやすいから断然(・∀・)イイ!!」、って言ってます。
ところで昨日(R2.12.3)、R2.11.27に公開されたばかりの新作アニメ映画「君は彼方」を見てきたんだが、残念ながらいろいろと散々だったこの1年を代表するかのような、ハチャメチャで、まとまりを欠いた散々な作品でした。
交通事故で意識不明の重体の状態が続き、もう少しであの世の扉をくぐりかけている女の子を、実は先祖代々霊能力者の家系の男の子が、幽体離脱して救いにいく、というのがあらすじでして、早くに亡くなったお菓子屋の婆さんが実は幸福の科学っぽい何かの女神だったり、死に神ふうのキャラが登場して、顔はそのままで突然、大蜘蛛に化けて襲いかかってきたり、事故の少し前に死んでしまった小さな金魚が巨大化し、女の子を背中に乗せて追いかけてくる蜘蛛から泳いで逃げて助けるとか、もうメチャクチャでしたな。
ヤフーのレビューはこちら。
平日の15時だったとはいえ、他にお客さんは一人もいなくて、シネコンのスクリーンひとつが完全な貸し切り状態でした。
金魚とその化身だけは、唯一の救い的に名演でしたが、調べてみたら、聲の形のヒロインの声優さんでした。
映画館で観て、内容が散々だった映画の記憶はというと、もう40年が過ぎましたが「エアポート80」いうのがあります。
公開年の都合で邦題は80ですが、もともとは79だったのですね。
映画の内容は散々でしたが、飛行機の機体はコンコルド、機長はアラン・ドロン、スチュワーデス(当時)はあの、エマニエル夫人のシルビア・クリステル、という、ビジュアル的にはたいへん豪華な作品でした。
40年前に、父親と姉と自分の3人で観た記憶がありますが、映画館の外に出たとたん、「酷いストーリーやったなぁ~」、と3人で首肯し合ったことを覚えています。
何もかもが、遠い昔のことになっていきますね。



