2016/2/12 2日目続き
(長文注意)
江南駅のソルビンを食べてすっかり満腹&疲れて眠くなった、テンションだだ下がりのタイミングで約束の時間が。22時にホストクラブ(?)のマネージャーが迎えに来てくれることになっていた。
そもそも何故こんなことになったかというと、私が前からイケメンマッチョショーの「Mr.SHOW」を見たがっていて、Oちゃんも乗ってくれたんだけど、とっくに終わってた
いつも韓国で男性と関わるにしても土産屋の怪しいオジサンばかり。韓国イケメンは一体どこにいるんだ??よく職場の人で韓国で同世代の男と飲んだ~とか、彼氏が現地で出来た~って人たまに聞くけど、どうしてそうなるんだろうね?なんて冗談でいつも話してた(笑)
それを知ったMさんが日本の韓国人の友達に聞いてくれて、「ホストクラブ行けばいいじゃん。いろいろもてなしてくれて楽しいよ。」ってことで、行きつけの店に予約してくれた
私が求めてたのはそういう事じゃなかったんだけど(笑)、でもホストクラブかあ、いいかも
お金払うなら遠慮も要らんし!
皆おおいにノリノリ(大笑)
マネージャーも背は低いけど、ジャニーズ的な感じの可愛らしくて人当たりのいい男性で、超高そうなオープンカーに乗って来た
それで多分狎鴎亭の辺だと思ったけど、送ってくれたのは高級な感じのするカラオケボックス。名前はグルーブ24とか曖昧だけどそんな感じの店。
どうもカラオケボックスにホストが出張してきてくれるらしい
何故かホストの姿含め、写真NGって言われたので建物の外観含め、写真はほとんど無し
つまらんわ・・・
日本でもそうなの?
カラオケ部屋に通され、ホスト達を待ってる間の記念写真。
旅行用のすごいラフな服&美容クリニック後で顔は荒れてるし、BBクリームしか塗って無い4人
こんなんでいいのか?
日本人のおばちゃん4人組を前にして、フルーツや酒を持ってくる従業員&ホスト達、皆目を合わせて来ない
結構待たされたので、勝手にカラオケを始めた私たち。
テンションの上がったOちゃんが、「シャブピー歌いま~す」とか言いながら酒井法子の「蒼いうさぎ」を歌ってたところにマネージャーが来て、今からホストを連れてくるという。
まず来たのは顔は超イケメンとは言えないながら、片言の日本語が話せるホスト、ヨンジュンさん。
マネに名前聞くなと言われてたけど、自分から自己紹介してくれた。
で、「彼だけが日本語が出来るので呼びました。」との紹介とともに、たった一人気まずい感じで立ってるので、指名しないわけにはいかないし(笑)
Oちゃんが先陣を切って、「じゃあ私!お願いしま~す。」と指名してくれた(笑)
ここからが圧巻
こんな綺麗な男が世の中に実在したのか??と夢心地になるくらいのスタイルも顔も美しいホストが5人ずつ3グループに分かれて部屋に入ってくる超長身でマッチョでカッコよすぎる
どうも好きなホストをこっちが選ぶらしい。
そう言われても困るけど、選ばないと始まらないので、最後のグループで一番タイプだった彼、「3グループ目の3番目の方。」と私が選ぶ。
するとHさんが「2グループ目の2番目。」Mさんが「1グループ目の1番目。」と選んだ。
選んだのか??(笑)
ホストというと全盛期のシャ乱Qみたいな感じを想像してたので、想像を遥かに超えた、あまりもの近づきがたいオーラにやばい、緊張して話せない
ホストなんだからそっちが話してよ、とばかりに黙ってると、向こうも困り顔で言葉を発せないでいる・・・
いくら客にがっかりしたからってプロなんだからさ~と思いかけたけど、そう言えば日本語が全くダメなんだよね(笑)私も韓国語で会話なんて食堂での注文くらいしか出来ないし・・・
しかも片言の英語会話もダメらしく、話す手段が無い
仕方ないので彼はグーグル翻訳で韓→日、私はLINE翻訳で日→韓で会話開始。
Oちゃんとヨンジュンさん以外のカップル、みんなそうしてた(笑)
まずビールで乾杯し、私がフルーツどうですか?と勧めると、
「2日前のだからやめた方がいいです。」
「・・・」
向こうから質問が来て、「日本のホストクラブはどうですか?」
「行ったことがないから分からない。」
顔が全然信じてない(笑)
そりゃまあ日本で行ったこと無い人が、いきなり韓国のホストクラブ行くかよって思うでしょうね。
無言でひたすらスマホ会話する3組・・・
私の相手が面白い気分になってきたらしく、「翻訳家マシーン」と繰り返しては大受けしている。
本当はもっと洒落の効いたいい方してるんだろうけど、スマホの翻訳が「翻訳家マシーン」だから、こっちは全然面白くない(笑)
目も気も疲れたので、ここでホスト達にカラオケをねだることにした。
私が知ってる韓国の歌・・・
カンナムスタイルと、東方神起と、BIGBANGの一番有名な曲(名前不明)。
皆で踊って乗れるし、カンナムスタイルをしつこく頼んだけど、どうしても嫌がるホスト達(笑)
「じゃあBIGBANGで!」と言ったら、どうも私のBIGBANGの発音が悪いらしく通じない
「G-ドラゴンのいるグループ!」って伝えてみるけど通じない
そこでOちゃんが、「BB!GD!」って言ったらやっと通じた。
頭文字に負ける私の発音って・・・
曲はお任せしたら、4人の中のヒョンとトンセン2人で、「BANG BANG BANG」を歌ってくれた。
どうも知ってる曲とは違ってたけど、さすが韓国人歌が美味い
しかも超イケメンが歌ってるから、普通に目の保養
味をしめて、もっと歌ってくれ~!とねだりまくる。
「BBの他の歌!」「BIGBANGは声が高いから歌いにくい。」
「東方神起!」と言うと、「それもキーが高いから難しい。」
「キー下げればいいじゃん。」と言うと、通じなかったらしく「???」
身ぶり手ぶりでカラオケ操作を伝える。「ああ~」いちいち疲れる(笑)
適当に「チョーヨンピル」って言ってみたら、「あなた、難しい曲ばかり言う。」そうかな?
そうこうしてるうちに、他のホストがドラマ「アイリス」の挿入歌とかいう知らない曲を歌い、またイケメンの美しい歌いっぷりに見とれる
私の相手もやっと、「日本から来た歌だからみんな知ってます。」と歌い始めてくれた。
でも、サビに入るまで4人とも「???この歌知らない・・・」せっかく、気遣ってくれたのに知らないって言いたくないけど知らない・・・
でもサビに入ったら判明。平井堅「瞳を閉じて」の韓国版だった。
よかった、一同ホッとしてうっとりと聞き入る
カラオケも飽きたので、またスマホ会話に戻る。
彼らが、髪型もきちんとセットしてあって綺麗だねえ、美容院にちゃんと出勤前に行ってくるらしいと話題になる。もとの肌もつるつるだけど、BBクリームもサロンで塗ってもらうらしい。
服もみんなスーツとかオシャレだし(Mさんの相手だけとっくりセーターで微妙だったかな 笑)、その時の私の服なんてラガーシャツww↓写真。
顔も化粧ほとんどしてないし(笑)、申し訳なくなって、思わず「サロンまで行って綺麗にしてきてくれたのに、こんな格好で来てごめんね。」って謝った(笑)
恐縮したホスト君、「大丈夫、みんな女の子ジャージで来るよ、半分くらい。」とフォローしてくれる。
・・・その言葉に逆にびっくりして、その場でOちゃんに、「韓国の女の子ってジャージでこういうとこ来るらしいよ。」と報告。
速攻ヨンジュンが「そんな人いない。」
Oちゃん「さっきトイレに行ったけど、女の子みんな超オシャレだったよ。」
・・・なんでそんなすぐバレる嘘のフォロー入れたのか不明だけど、ホスト君の優しさに感謝
ここで、今まで部屋の中で一番相手と密着して二人の世界でイイ感じだったH姉さん、いきなり「そろそろ時間じゃない??延長料金は無理だよ~!」と言いだすし(笑)
そう、ホストと話し放題飲み放題は2時間までで、それ以上は延長料金。
言ってももう夜中の0時半はとっくに周ってたので、疲れたし眠いし目は痛いしでそろそろお開きかぁ~とヨンジュン君がマネージャーに聞きに行ってくれた。
私の相手は、Hさんが何を言ったかが気になるらしく(確かにすごいテンションだった 笑)、しきりに聞いてくるので、「お姉さんが、お金が足りないのでもう帰らなきゃと言っています。」と伝えると、大受け(笑)
「彼女はかわいい、本当にかわいい、表情がとてもいいです。」とべた褒め。
私、ちょっとジェラシー
そこに登場したマネ、開始が遅かったのでもう30-40分大丈夫ですと伝えに来る。
良心的だあ・・・正直疲れて帰りたかったけど、相手が要るのに「もう結構です。」とも言えないね
再びスマホに向かう一同。
私のカバンから昼間コンビニで買ったインスタントラーメンが2個出てきたことに大受けのホスト君、大笑い。というか、部屋中のホストが大笑い
受けて私も気を良くする(笑)
「ラーメン好きですか。」
「好きです。」
「日本のラーメンの方が美味しいのに。」
「そうだけど。インスタントラーメンは韓国の方が好きなんです。」
「どうして2個だけですか。」
「明日ロッテマートで大量に買うからです。」
「ロッテマートよりキムズクラブがいいです。」
「?ラーメンが沢山売っているんですか?」
「ラーメンは、分からない・・・」
会話終了。
次はヨンジュン君が日本語話せるのが羨ましいと言うホスト君。
この状況じゃあそりゃそうだろうなあ・・・
「彼の日本語は上手ですか?幼稚園ですか?小学生ですか?中学生ですか?」
「小学生かな。」
「私たちのなかではすごく上手だとみんな思ってました。」大笑いでヨンジュン君に伝える。
落ち込むヨンジュン君。
気まずすぎる私、慌てて「でも十分ですよ、言いたいことは分かるし。」とフォロー。
「僕も高校で日本語習ったけど使わないので忘れてしまいました。日本にも旅行に行きたいし、また勉強します。」嘘でも嬉しいわ
「こっちこそ、韓国語分からないのに今日来ちゃってごめんね、大変だったね。」
「そんな風に思わないでください、ボクが勉強します。また来てください。」
綺麗に会話が終わったあたりで、タイムオーバー
マネが迎えに来てくれて、終了。
余ったビールを持ち帰ろうとすると、全力で止められる(笑)
Hさんが持ち帰ろうとしたバナナは、何も言われず(笑)
・・・でもそれ、2日前の・・・
ホスト君たちの見送りの中、マネのド派手な車でコリアナホテルまで送ってくれた。
車内大興奮
「ホストクラブにハマる人がいるの分かるわ~」
「マジ綺麗だった~」
「どうしてうちの職場はあんな男がいないかね?」
「いないいない、全くいない、皆無!」
「はあ~夢みたいだったし!」
私の彼が、いやいや私の彼は、私の彼はね・・・と会話の内容を報告し合うみんな。
わたしの彼じゃないし(大笑)
マネが興奮覚めやらないオバちゃん達をどう思っていたかは不明・・・
部屋に入ってマッコリ飲みながら、さらにOちゃんと興奮を分かち合い、力尽きて寝た。
ちなみに料金は2時間で50万ウォン弱くらいだったかな。
一人1万円ちょっとが飲み放題付きで高いのか安いのか分からないけど、いままで見たことも関わったことも無いレベルのイケメンと過ごせたと思えばよかった
ただ、スマホ会話はマジ疲れた
自分が韓国語覚えるか、日本語かせめて英語会話が可能なホストがいる店があればまた行きたい
日本に帰って調べたら、BIGBANGで私が知ってた曲は「FANTASTIC BABY」だった
「BLUE」と言う曲を聞いて、BIGBANGが好きになった
いつかこの曲を、イケメンホストに歌ってもらいたい(笑)