以前『初耳学』で林先生による真央ちゃんのインタビューの模様が放送された。
一昨日、同じ番組でその時の「未公開トーク」が紹介された。
既出のエピソードもあったのでそれは省くが、
面白かったのは、真央ちゃんは「塾とバレエ」が苦手で、
姉の舞ちゃんと一緒に塾に通っていた時に、
真央ちゃんが舞ちゃんの邪魔ばかりしていたので、
先生に「真央さんは塾に来なくていいです」と言われたんだとか(笑)
でも真央ちゃんは塾に行きたくなかったから、先生にそう言われた時に
「やったー!」と思ったそう(笑)
これは前にもどこかで話していたが、
現役引退する年の全日本が心も体も限界で1番苦しかったと語った。
そして、「もうちょっとやってたら良かった、という思いはおありですか?」という問いに
「ないです」と即答。
おそらくソチ五輪が真央ちゃんにとってはいろんな意味でピークだったんだと思う。
競技を休んだ後に復活した時は、「までやれるかもしれない」とか、
「このままでは終われない」という思いがあったはず。
そして復帰して身も心も限界を迎えるまで頑張ったからこそ
「そこまで自分が最後をしっかり
やり切れたっていうのが大きかったと思います」
と言えるのだろう。
「今の時代、女子でも4回転を
4種類とか5種類とか跳ぶ選手が出て来て、
自分自身も選手の時にやっていた技っていうのは
自分がもう最大限にやっていた技で、
これ以上はできないっていうことを
やっていたのにもかかわらず、
年々それを超えて、更に超えてくるので、
引退して良かったなと思いました(笑) 良い時に引退したなと」
そうなんだよね~、真央ちゃんが現役の時は、
女子の中では真央ちゃんが1番高難度な構成で試合に臨んでいた^^
その後、本当にあっという間に技術が向上していった・・・んだけども・・・
その高難度ジャンプを跳べるのがロシアの選手しかいなかったから、
ドーピングや戦争によって彼女たちが出場できなくなってから、
女子フィギュアスケートのジャンプが20年以上も前と変わらないレベルになってしまった。
もはや3Aも4回転もないプログラムは味気なく感じてしまうようになった。
「ジャンプだけがフィギュアスケートではない」というのはよく聞く言葉だし、
アイスショーは本当に見ていて楽しいのでそれはそうだと思う。
だけどやはり競技となったら、どれだけ高難度の技を出すかが見所になる。
だから男子なら圧倒的な高難度構成で滑るネイサン・チェン選手が1番好きだったし、
今は世界で初めて4Aを成功させ、
数種類の4回転ジャンプを跳ぶイリア・マリニン選手に注目している。
人によって競技を見る楽しみ方が違うのは当然だし人それぞれで良いと思うけど、
私は正直今の女子の競技は迫力に欠けている感じがして満足できないでいる。
もちろんミスなく滑り切って優勝することは並大抵のことではないし、
それは素晴らしいことだと思うので、彼女たちのことはリスペクトしている。
ただどうしても、ロシアの選手たちを見たいと思ってしまうのだ^^;
そんな女子フィギュア界だけど、ジュニアの選手たちに希望の光が見えてきた。
先日行われたジュニア全日本選手権で、3Aや4回転を成功させる選手が出てきたのだ。
まだジュニアなのでこれから成長に伴う体の変化によってどうなるか分からないが、
怪我には気を付けて、自分の大きな武器となるように頑張って欲しい。
3Aと4回転を跳ぶ選手の名前が」「島田麻央」・・・「浅田真央」と漢字が2つ違い(笑)
ポニーテール姿が14才の時の真央ちゃんを彷彿とさせるし、これからが楽しみだ。
他にも3Aを成功させた選手がいたし、ジュニアの選手たちの今後に期待したい。