最終回を迎えたドラマ、どれも感動した。
『六畳間のピアノマン』
大好きなドラマだった。
初回は上司のパワハラがあまりにも酷くて(原田泰造の演技が上手くて^^;)
こういうのを見続けるのは気分が下がって嫌だな~と思ったし、
良い人が死んでしまうことも今の私は過敏になってしまうところだけど、
とにかく夏野誠(古舘祐太朗)の「ピアノ・マン」が良すぎて、
それに惹き込まれるようにドラマもどんどん惹き込まれていった。
オムニバス形式の4つの物語、初回にちらっと登場しただけの人物も、
夏野誠の演奏に心を動かされたエピソードとして主人公になっている。
「ピアノ・マン」が繋ぐ人間関係が工夫されていて面白い。
1番良かったのは、やっぱり夏野誠の父親を描いた話。
息子が上司のパワハラが原因で過労になり、交通事故死。
一度は上司を殺そうと手に掛けたけど思い止まり、
息子が歌う「ピアノ・マン」を聞いて前向きに生きる道を選んだ。
泣いたよ、マジで。
きっと上司のことは許してないし、一生許せないと思う。
でも憎しみを持ち続けることから離れて先に進むことが大切で。
「Piano Man」はビリー・ジョエルの名曲だ。
私も青春時代にこの曲をよく聞いたものだった。。。
でも夏野誠の「ピアノ・マン」はそれとはまた別の良さがあって、
一所懸命に力強く歌っていて、その歌詞の通り
“良い気分にさせてくれる”のだ。
メンタル強いと自負している私でもね、
夜になると、急に今の状況や今後に不安が襲ってきて
グ~ンと気持ちが落ち込む時があるんだよ。
でもこの「ピアノ・マン」を聞くとなんだかすごく勇気が湧いてきて、
「なんとかなるさ~!その時はその時だ!」
って居直ることができるんだよね(笑)
マリちゃんの歌声に癒されることも多いけど、
今の私を元気づけてくれるのは、夏野誠の「ピアノ・マン」だな。
『カンパニー~逆転のスワン~』
私はバレエを観るのが好きなので、バレエが題材のドラマは好きだ。
このドラマもそういう理由で見始めたのだが、毎回とても面白かった。
ただ働くだけで家族の気持ちも理解しようとせず、
リストラ寸前で今までとはまったく畑違いの
バレエ団に関わることになった会社員青柳誠一と、
会社の陸上部のトレーナーだったが選手の妊娠で信頼関係がなくなり、
同じくリストラ寸前の部署からバレエ団に関わる仕事をするようになった瀬川由衣。
そして会社の社長の娘が所属する敷島バレエ団の面々。
話題作りや客寄せのために世界的なバレエダンサー高野悠や
人気グループでダンスが上手いメンバー水上那由多を呼ぶが、
それぞれに問題がある上にプライドが高くてなかなかまとまらない。
そんな中、青柳や瀬川が親身になって団やダンサーたちを支えていく。
最後は2人とも会社を辞めてバレエ団の職員になるのかなと思ったけど、
高野悠が立ち上げたカンパニーに行くとは!
だからタイトルが「カンパニー」なのか(と、今頃わかる^^;)
世界的に有名なバレエダンサーの役に宮尾俊太郎、
人気グループのメンバー役に古川雄大と、
それぞれハマるキャストで、最終回の「白鳥の湖」は見応えがあった。
ロッドバルトが主人公で、誰も死なないハッピーエンドの「白鳥の湖」
こういうの好きだ~^^
私はそもそも「悲劇」が好きじゃないし。
悲しい気持ちになるよりも、幸せな気持ちになる方が良いもん。
ドラマでも映画でも小説でも、悲劇だったリ
意味不明の思わせぶりな終わり方するものは好きじゃない。
特に最近は気分スッキリなものが良いわ~^^
まだ最終回ではないけど『ここは今から倫理です』もとても良いドラマだし、
冬ドラマは私の中ではNHKの圧勝だな~
観終えたドラマといえば、もう1つ
『魔進戦隊キラメイジャー』
ここ最近ではかなりキャストもストーリーも良いと思うんだけど、
息子の話によると、グッズの売り上げはあまり良くないとか。
視聴率がどうだったのか知らないけど、私は好きだったな~^^
特に好きなキャラはキラメイイエローの為朝。
賢いキャラは好きだし、お顔も好み(笑)
演じている木原瑠生は普通のドラマでも見てみたいので、
山田裕貴のように、レッド以外のキャラでも知名度上がって
有名な俳優になれることを期待している^^
悪役はやっぱりガルザがカッコイイわ。
オラディン王の弟だけど、王を裏切って国を滅ぼした。
でもそれはヨドンによる魔力によるものだった。
悲劇の最期を遂げる前にキラメイレッドを救うという
“エモい”という意味では1番のキャラ(笑)
最終回は保存しておこうと思うくらいには好きだった^^
今月終わるドラマはたくさんあるけれど、
早く終わって欲しいドラマと、終わって欲しくないドラマがある(笑)
また終わった時に感想を書こう。