真央ちゃんの特集番組 | お茶の間老婆の戯言

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真央ちゃん(浅田真央)とマリちゃん(元アイドル)を自己中に見守るお茶の間族

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真央ちゃんがブログで現役を発表した翌日と、

引退会見のあった日に、それぞれ特集番組が放送された。

それぞれ、今までの真央ちゃんの軌跡を振り返りながら、

前者は関係者のメッセージを流していく形、

後者は密着取材による独自のインタビューと秘蔵映像を流すという形だった。

どちらも過去映像は既出のものが多いし、

これまでの出来事をここに書くと、とてもまとめきれないし長くなるので、

秘蔵映像以外は、現在本人や関係者が語ったことについて書いておこうと思う。

 

 

 

先ずは、引退発表の翌日に放送された

『ありがとう!真央ちゃん』

 

この番組では、共に戦ってきたスケート仲間や後輩、

海外のスケーター、街の人々の声など、

引退する真央ちゃんに向けたメッセージが

たくさん紹介されていたが、全て書くのは大変なので、

真央ちゃんを指導してきた3人のコーチと、

現世界女王と、フィギュアスケートの皇帝、

ずっと熱い声援を送ってきて、この番組にも出演された

松岡修造氏の言葉だけを紹介しておくことにする。

 

 

佐藤信夫コーチの言葉

 

 

「本当にスケートが大好きで、、本当の努力家。

よくぞここまで頑張ったな~というのが私の受け止め方です」

 

「これをやってて可能性があるのかなって思うようなことでも、

とことんつきとめていく、その黙々と喰いついていくところは、

本当にすごいものがあるなっていうふうに思います」

 

(トリプルアクセルについて)

「果たして可能性があるのかどうか疑問に思ったところもありますけども、

でもやっぱり、私はこれに挑戦するんだという気持ちも、

もちろんそれは無言ですけどね、私にはよくわかるし、

その通りにやらせてあげられれば、それは彼女にとっても

本望だろうなと思って挑戦しきました」

 

 

山田満知子コーチの言葉

 

 

(引退することを電話で聞いて)

「驚くわけでもなく、そうだね、良かったと思う、

よく頑張ったもん、っていう答え方をしたと思います」

 

「ずっと全日本終わった後からって言ってたかな、

なんかやっぱりすごい悶々としたものがあってね、

悩んだと思うんです。

だから自分で決断できたということについて、

前にハーフハーフて言ってた時よりは、

完全にこ~なんて言うのかな、

清々しいというふうに私は受け取りました」

 

 

タチアナ・タラソワコーチの言葉

 

 

「彼女は練習がとても好きでした。

そんな彼女と一緒に練習するのは楽しかったです。

私は彼女のことをとても愛しています。

彼女が引退するのはとても残念ですが、

これは正しい決断です。

彼女は何度も世界選手権で勝ち、

10年間もの間、世界のトップであり続けました。

これから始まろうとする今後の人生が、

幸せで愛に満ち溢れることを願っています」

 

 

現世界女王、エフゲニア・メドベージェワ選手の言葉

 

 

「私もお金を払って彼女のビデオを勉強しました。

技術的要素だけではなく、氷上ではどうふるまうべきかまで。

真央さん、私たちの世代の全てのフィギュアスケート選手に、

インスピレーションを与えてくれて本当にありがとうございます。

不屈さや自分に自信を持つことなど、

お手本を見せてくれました。

私たちを励ましてくれてありがとう」

 

 

素晴らしい戦績を残し、皇帝と呼ばれたスケーター

エフゲニー・プルシェンコ氏の言葉

 

 

「真央、みんな君のことを愛してるよ。

真央、何と声を掛ければいいのか、君は素晴らしい選手だよ。

君はフィギュアスケートに大きな貢献をした。

素晴らしいジャンプ、スピン、表現力で、

フィギュアスケートを前進させたんだ。

君の決断は大変難しいものだったと思うけど、

気を落とすことなく前へ進むんだ。

新しい目標を立て、次の夢を叶えて欲しい。

新しい人生は始まったばかりだ」

 

 

12歳からずっと熱い応援を続けてくれた

松岡修造氏の言葉

 

 

「僕は彼女のことを本気で思ったから言います。

僕はいろんなアスリートを見てますけど、

現役を退いてから自分の道を見つけるほど、

本当に難しいものはないです。

これだけ偉大なことをしたからこそ、だからこそ、

じっくり時間をかけて見つけて欲しいんです。

これを見守るのが今度は僕らの応援だと思います。

彼女が本当のものを見つけるまで、しっかり見守って応援していく、

それが僕らができる“ありがとう”じゃないかなと思いますね」

 

「でもやっぱり明日会見があるから、

彼女の思いっていうのをしっかり僕らが

受け止めるってことだと思います。

そしてもう1つは、泣いてちゃダメだよ、これ見てて。

真央さんが僕らに伝えてくれたのは、

やっぱり笑顔、やっぱりスマイル、

それが大事だなと思いますね」

 

 

 

 

引退会見当日の夜に放送された

『浅田真央26歳の決断~今夜伝えたいこと~』

 

真央ちゃんがこの番組で独占インタービューに応じるにあたり、

その心の内を話してくれた。

 

 

「たくさんできる限り自分の思いをお話しして、

今まで支えて下さった方や、今まで応援して下さった方に、

自分の思いを伝えられたらっていうふうに思ってます」

 

ずっと密着取材を続けて来た渡辺克樹ディレクターの元に、

真央ちゃんから送られたコメントが紹介された。

「かっちゃん」と呼ぶほど親しい間柄だったんだね^^

 

 

 

真央ちゃんが、引退する決意に至った理由を、

会見とはまた別の言葉で表していた。

 

「やっぱり選手としてやる以上、

もちろん人の心に残るような演技をすることも

大切かもしれないんですけど、

やっぱり結果を出していかなければ、

選手としてやってる意味はないと自分では思っているので、

結果が出なくなってきているのを自分ですごく気付き始めて

でやっぱり身体だったり、心だったり、いろいろ技術だったりが、

どんどんついていかなくなっていくのをすごい感じてたので、

復帰する前とはやっぱり現実は違うんだなぁって思いましたし、

最終的には全日本で自分の結果を受け止めて決めたことですね」

 

「昔だったらあの結果であっても、自分の中で、

すごい強い気持ちがあって、次見返してやるくらいの

気持ちでやってきたんですけど、そういう気持ちにはなれなくて」

 

「自分の役目は終わったんだな」

「もういいよって教えてくれたのが全日本でしたね」

 

これは私が勝手に考えてきたことなんだけど、

真央ちゃんの最大の武器はトリプルアクセルなので、

それが跳べなくなったときに引退するのではないかなと

ずっと思ってきた。

今シーズン、試合で1度も3Aが決まらなかったので、

全日本選手権が終わった後に、

もしかしたらこれで引退するのかも、という気持ちがあった。

でも、膝を治療して体調を戻せばきっとまた跳べるに違いない、

そういう希望でその思いを打ち消してきたところはある。

心に残る演技であれば成績は関係ないよというのはファンが思うことであり、

やはりアスリートならば、最高の技術で戦えなくなったら

そこが競技者としての終着地点だと私も思う。

 

全日本選手権で若い後輩たちに負けたことで、

自分が日本のフィギュアスケートを引っ張って行く役目は終わった、

そう感じたんだろうね。

「もういいよ」という言葉から、

それがどれほど大変なことだったかと思うと、

本当にお疲れ様でしたと、心から労いたい。

 

 

真央ちゃんのお母様が撮った、浅田姉妹の過去の映像が流された。

これは真央ちゃんも初めて見るということで、

本当の秘蔵映像、お宝映像だ。

 

七五三、ピアノの発表会、運動会、練習風景、

幼い浅田姉妹の姿が映っていた。

お母様の「やりなさいよ!」 「止まってるじゃん!」

「ヘタクソ」 「はい、もう1回やり直し」

という言葉が厳しいけれど、私が息子たちを指導した時と

同じだな~と思って微笑ましかった(笑)

 

 

真央ちゃん、騎馬戦では相手の帽子を取り、

リレーではごぼう抜きの大活躍!

大差を付けられていたにも拘らず、

1位と2位の子を抜いて1位でバトンを渡したんじゃないかな?

足が長くて速いこと!

 

 

 

このあと、浅田姉妹の会話で、まず舞ちゃんが涙ぐみ、

それを見て真央ちゃんも泣き出し、

メッセージを送り合ってから、最後は2人でハグ。

 

 

舞ちゃんから真央ちゃん

 

「フィギュアスケート大好きというのが1番にあったと思うんですけど、

その中にはやっぱりなかなか苦しかったことがあったりして、

良いことだけゃなかったと思います。

でも、あの本当に、あの、そうですね、

見てる人たちは浅田真央選手から、良い時も悪い時も、

いろんなその思いを勉強させてもらえたり、

諦めないことの大切さだったり、感動を与えてもらえて、

本当にあの、すごく感謝しているのは私だけじゃないと思ってて。

なんか妹なんだけど、オリンピックの舞台を現地で見ていても、

なんか妹とは思えなくて、あ~すごいなって感じることばかりで。

でもこれまでは本当にフィギュアスケート中心の生活だったので、

これからはもうちょっと少しは自由な時間も出てくると思うので

何もしないというゆっくりとした時間を楽しみながら

これからも姉妹の時間を大切にして、

何か美味しいものでも食べに行って、これからゆっくり、

また次の道に進んで行ってもらいたいな~って思います」

 

真央ちゃんから舞ちゃん

 

「こうして今日振り返ることができて、

舞からこういうふうにメッセージをもらって、

あ~なんか、今まで一緒に頑張ってきて良かったな~って思えたし、

この決断が自分にとっては人生の1つの決め事だと思ってるから、

これから一緒にお互い助け合いながら

歩んでいけたらいいなって思ているので、

これからも宜しくお願いします」

 

 

そして最後に、真央ちゃんが自分の未来を描く言葉を書いた。

 

 

「私の未来っていうのは、まだ自分にもわからないけど、

これから先、楽しいことも、また辛いことだったり、

乗り越えなきゃいけないことって、

誰にでもたくさんあると思うんですけど、

それでも笑顔、スマイルを忘れないでいれば、

全て乗り越えられると思いますし、

また未来も楽しく笑顔で過ごせるように、

そういう思いを込めて“スマイル”にしました」

 

真央ちゃんには、きっと明るく輝く未来が待ってるよ!

 

 

最後に、読売新聞のこの見出しと写真がとても好きなので貼っておこう。

 

 

 

 

これでひとまず真央ちゃん関連の記事はお休み。

そろそろマリちゃんについて書きたくなってきた(笑)

今夜はMステもあるしね、楽しみだ^^