ブスな女のことを、あの女ブス、なんて言わない。
ブスというのは女ですらないと思っているので、ただのブス、だ。2文字。他に修飾なんていらないと思っている。
女はかわいければかわいいほど良い。
そして幸せになるべきだ。
努力しだいでどうにでもなるのが女だ。
顔のつくり云々の問題なんかではない。外見や生活や教養を学び、笑顔を絶やさずに磨き続続ければ、女なんてすぐに絶対輝ける。
かわいいというのが、女という条件。
先月のananを風呂のなかで読んでいたら、「男の地雷分析」というタイトルの項目で、
「最近ちょっと、薄くなってきたんじゃない?」という一言は、絶対に言ってはいけない一言です。と書いてあった。
女の子にとっての「胸小さいよね」と同じこと。たとえ本人が自虐ネタ的に振ってきたとしても、乗ってはいけません。とのこと。
ハゲというのは、バカとかアホとかチビとかブスとかデブとか、そういう人を影で無遠慮に罵るときによく使われるワード。
あのハゲ、ホントむかつくわ 的な感じで。
ハゲのくせに! ともたまに聞く。
あたしは男を選ぶにおいて、いつも外見は一切関係ないと言い切っている。
本来の人類と明らかにサイズが違うデブは論外。
明らかにサイズ違いのデブは、やっぱり内面が外面に現れている。だらしのなさが。自分に甘く、がまんができないという性格が。
そうでなければ、絶対にデブにはならない。言い切れる。
ではどんな男が好み?というあり触れた質問に「会話が楽しい人」と答えるのがルーチンアンサーであるけど、
普通に会話ができる男、という時点で、天然記念物くらいのレア者だと思ってくださいと例の「男は3語であやつれる」に書いてあった。
がーん 普通に会話ができない男なんて、あたしにとってブスと同様にゴミに等しいのに。
髪がない会話ができる男と、髪がある会話のできない男なんて、どっちがいい?の質問に答える気にもならない。
ハゲてる男を好きになって、その男が自分がハゲていることをコンプレックスに感じているのであれば、そこまでも素敵でかわいいと思う。あたしがそのコンプレックスを、全部包み込んであげる、と彼のことを好きなポイントにもなり得る。
渾身の片思いを続けていた彼が、「とーちゃんもじーちゃんもハゲてたから、俺もぜったいくると思う。」と深刻そうな面持ちで言っていたときも、じゃぁ早くハゲて、ほかの女たちにもてなくなればいい。そしたらあたしだけになるのに…、と真剣に祈っていた。
ハゲてる男が女にもてないのであれば、ちゃんとした会話ができる男全員がハゲてほしいとまで思う。
ってそんなこと思ってるいじらしく健気でかわいいあたしがいるのにもかかわらず、男性は一同に、歳を重ねて、毛が抜け落ちることに対して恐怖を抱いている。
男にとってハゲることは、どの程度の恐怖なんだろうか。
女の胸が小さいなんて、きっと男にとっての身長が小さい、というのとたぶん同じだ。
あたしにとってのデカイ女、というのと、きっと同じだ。やだ また言われた ショック! くらい。
鼻がおもいっきり上を向いていて、しかもアーモンドチョコが入りそうなくらい鼻の穴がデカイのと同じレベル?
前歯の隙間が5ミリくらいあいていて、しかも口を閉じてもその歯がきちんと出てしまうので常に風にさらされて上唇が張り付き、会話の出だしには一度舌でぬるりと前歯を舐めてからでないと話すことすらままならないほどの出っ歯と同じレベル?
ハゲてる男性に対して、あたし、本当にあなたの髪の薄さなんて、どうっだっていいと思う。問題はあなたの会話が楽しいかどうか、なの。と手を握り締めて目を見つめて、そっとほほを触りながら言ってあげたいけど、如何せんananにはハゲてることに対しては何があっても絶対に触れてはいけないと書かれているので、つっこむことすらできない。
というあたしの正直な気持ちを、ここで地味に発表してみる。
ひとりでも、そのコンプレックスに悩む男性が、救われたりすることを祈って。
髪の毛の有無は問題ではない。
問題は、会話ができるかどうか。
ってそれってハゲないことよりも難しいんじゃないの?なんて。
あー あしたはとうとう犬みたいな彼とのデート。
セックスありなのかな どーなの 自分。