朝から雲が厚くてスッキリせず、時折小雨が降った一日。お天気悪い割にはさほど寒くなかったのは有難かったです。明日はどうなのかな？
そんな中、気になるメニューがあったので、それを食べにお出かけ。向かったのは、赤坂見附にあるホテルニューオタニ東京内のコーヒーショップ ＳＡＴＳＵＫＩ。現在ホテル内でマロンフェアなるものが開催中なのですが、こちらのレストランで提供されているフレンチトーストがとっても美味しそうだったので、それを食べに行ってきました。
提供が１１時からだったので、それに合わせての訪問。ちょうどモーニングからランチに切り替わる時間帯だったので、ゆっくりモーニングを食べていらっしゃる方がいて、そこそこ席が埋まっていました。
奥の長椅子のある席に案内してくれて、渡されたメニューを早速閲覧。実は同時に提供されているパンケーキもとっても美味しそうで、そちらにも心が動かされていました。でも、過去に何度か食べている（その記事はこちら、こちら、こちら）ので、まだ未食のフレンチトーストを食べるべき、と初志貫徹でフレンチトーストをオーダーしました。
そうして待つ事１０分ほど。運ばれてきたフレンチトーストがこちら。
ホテル ニューオータニ特製 ブリオッシュフレンチトースト。「自家製ブリオッシュトーストに八丈島ジャージー牛乳、アーモンドミルク、長崎県産太陽卵をベースに仕上げたプレミアムなフレンチトースト。ほのかに香るグラン・マルニエ酒と奥深い甘味の和三盆、優しく豊かな花の香りが特徴のフランス産ひまわりの蜂蜜がフレンチトーストを引き立てます。プリンのような柔らかさと薄くキャラメリゼした新食感のブリオッシュフレンチトーストをお楽しみください。」との事。デフォルトではフレンチトーストは２枚なのですが、食べきれないと思ったので、１枚にしていたただきました。
因みに上部からはこんな感じ。通常２枚乗るお皿に１枚なので、ヴィジュアル的にちと寂しいかな。
フレンチトーストのアップです。大きさは思ったよりも小さいブリオッシュ。普通の方なら２枚は余裕で食べられそうです。表面はキャラメリゼされていて、いい焼き色がついていました。かけられているソースはアングレーズソースです。
側面です。厚みは６枚切りぐらいでしょうか。ちょうどいい厚みです。
バッサリと断面です。中心部までアパレイユは染みていませんが、ナイフの通りはえらく柔らかで、とっても美味しそう♪
では、実食！！
まずは何もつけずに食べてみました。お口に入れると、ふんわりと柔らかで、噛む作業がいらないぐらいです。甘味はほとんどなく、その分、卵の味わいがダイレクトです。プリン、というにはちょっと大げさな感じですが、パンプティングに近い味わいと食感でした。
このフレンチトーストにはパンケーキと同じく、かけ放題のメープルシロップが置かれます。右から、ライト、ミディアム、ダークとなっていて、甘さや濃さが左へ行くほど濃くなっていきます。
まずはライトから。一番搾りのシロップで、希少価値の高いメープルシロップだそうです。食べてみると、さらっとした食べ心地で、甘味もスッキリ。甘党さんには物足りないでしょうが、フレンチトーストそのものの味わいもこれなら楽しめる感じで、個人的にはこれが一番好みでした。
続いてミディアム。こちらは甘味がほどほどにあって、まさに中間的。甘さが欲しいけど、そんなに甘すぎなのはいや、という方におススメでした。
最後にダーク。こちらは甘さやメープルの香りがしっかりあって、私たちが普通に出会うメープルシロップに似ていました。食べなれているという意味ではこちらが一番かな。甘さに溺れたい方におススメでした。
一緒に添えられていたのは、羊羹ジュレ、アーモンドミルククリーム、渋皮煮とマカロン。この添え物が季節ごとに変わるようです。
羊羹ジュレとアーモンドミルククリームをのせて食べてみました。羊羹ジュレはいわゆる水ようかんです。ちゅるんとした食べ心地なのですが、トーストに乗せると滑ってしまって、若干食べずらかったです。アーモンドミルククリームは、言われなければ普通の生クリームと変わらないお味で、特にアーモンド臭さとかはなく、普通のクリームでした。どちらも結構甘さがしっかりあったので、フレンチトーストと一緒に食べたらかなーり甘甘になりました。
マカロンや渋皮栗は単体で食べましたが、どちらも美味しかったです。
小ぶりなフレンチトーストでしたが、結構しっかりとした味わいだったので、個人的には１枚でちょうどよかったし、食後なら絶対１枚の方がいいな、と思いました。ただ、流石にホテルだけあって美味しく仕上がっていましたが、お値段考えるとうーむ、というのが正直なところ。一度たべればいいかなあ、という感じでした。今度は美味しそうなサンドイッチがあったので、食事をしに行こうと思います。
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