小4息子が戦争きっかけにカール・マルクスの資本論にハマる。 | なんてない日々

小4息子が戦争きっかけにカール・マルクスの資本論にハマる。

最近息子が、カール・マルクスの資本論にどハマりしています。

 

これは一昨年から株の投資に興味を持ち、

為替や株の値動きが気になり出したあたりから、

 

自然とカール・マルクスの存在を知って資本論の簡単な解説などを読んだり

youtubeを観て理解したりしたようです。

 

 

 

 

 

 

 

↑小学生でも理解できるカールマルクスの資本論を解説している動画がありますので、

よかったら観てみてください♪

 

 

この動画は息子がとても気に入って、

面白いよ!!と私に勧めてきたのです。

 

一緒に観ようよ!と誘われて、

一緒に観てみましたが本当に面白い。

 

 

私は大学が経済学部経済学科だったので、

こんなに面白く、そして解りやすく解説した動画が当時あったなら、

これを観た後にテキストで学びたかったと思うくらい

面白いし、とても解りやすいです。

 

 

ちなみに、

「成熟した資本主義社会における社会主義が最強説」

ということから、

うちの子の結論は、

 

「日本、最強じゃね?」

 

と。

 

息子には話していなかったものの、

実は私は元々

日本最強説を密かにもっていて、

私と同じ意見に着地した息子と、

ひとしきり盛り上がりました。

 

まあ、何をもって幸福とするか

というのは人それぞれではありますが・・・汗

 

遡ると、そもそも息子が経済に興味を持ったきっかけは戦争でした。

 

 

 

 

息子は元々、

 

SDGsとか、国際的な問題(竹島、北方領土問題、慰安婦問題等)

に強い関心を持っていて、私に色々と質問をしてきていました。

 

 

ニュースを観て色々質問されることは昔から多いですが、

時事問題について強い関心を示していたのは、

私の記憶では、小学校入学前くらいだったでしょうか。

 

 

たぶん、年中さんの頃くらいには

もうニュースについてあれこれ質問されていたかなぁ・・・?と思います。

 

国際問題だけではなく、交通事故とか殺人事件とか、

そういうものも、とにかく

 

「このアナウンサーはなんて話してるの?

どういう内容だった?」

 

というような質問をいつの間にかされるようになり、

 

「アナウンサーがこういうことを話していたよ。」

と、

アナウンサーの言葉を、子どもにでも解る言葉に変換したりしながら、

言い換えて説明してあげていた記憶があります。

 

そのうち、

どうせ質問されると解っているようなニュースについては、

息子が理解出来なさそうな言葉をアナウンサーが言うのと同時に

「○○っていうのは、□□□っていう意味ね」

 

などと、同時翻訳をするようになりました。

 

 

 

なんでこの子はこんなことにばかり興味を持つんだろう・・・

本当に興味があるのか、

 

ちょっと背伸びした気持ちになりたいだけの「ごっこ」的なやつかな?

 

と、少し怖いのと、不思議な気持ちもあったのですが、

そういうえば私も小さい頃にそんな子どもだったなぁと思い出し、

不安に思うのを辞めました。

それが小学2年生くらいの時です。

 

 

 

慰安婦問題についてはニュースで知ったようで、

 

「慰安婦問題って何?」と聞かれたのが小学3年生になった頃だったので、

『戦時中、日本の兵隊が韓国の女性を奴隷のように扱った、扱っていない

ということで争っている問題だ』

と濁して説明しています。

 

実はもっと小さいころから質問を受けていたけど、

なんと説明していいかわからず、

韓国と日本の昔からのケンカみたいなやつ。

と話していました。

 

 

もっと詳しく教えてと言われたので、

「女性を奴隷のように」という言い方で話しています。(←今ここ)

 

 

 

そんな中でロシアとウクライナが戦争を始めて、

息子は特に国際的な問題や各国の特徴に強い関心を示すようになりました。

 

各国の国際的な位置づけや立場、日本が国際的にどんな国なのか?

 

国と国との関係性(日本と仲良しの国とそうじゃない国

あの国とこの国はこういう理由があって仲良くしているなど)

 

”戦争をしない”と日本国憲法で宣言している日本は

 

国際的にはどのような力加減で、他国の人からどのように見えているのか?

 

日本はこの戦争(ロシアとウクライナの戦争)に対し、どういう態度を取るのか?

 

 

というようなことに興味を持ったようです。

 

そこで出てきた息子の興味が「経済」でした。

 

 

なぜなら、ロシアに対し経済制裁という形で各国が戦争にNO!を突きつけたことが、

 

息子にとっては衝撃的な方法だったようです。

 

 

そうか!ケンカするだけが罰ややり返しじゃないんだなって。

 

そういうやり方で世界は平和を保つんだ。

 

と思ったそうです。

 

みんながダメ!戦争ダメ!!といいながら、

暴力的なやり方で戦争を止めに入ったら、

本格的な第三次世界大戦に突入するんじゃないかと怖かったから。

 

経済制裁というインテリジェンスな方法があることを知り、

目から鱗が落ちる想いだったそうです。

 

 

そして、息子はお寿司が大好きなんだけど、

特に、いくらやサーモンが大好物だったのに、

どんどん値上げされ、他の物価もとっても上がって、

 

それがロシアとウクライナの戦争の影響もあることを知り、

非常に経済に興味が湧いたそうです。

 

 

経済のことを知る中で、お金がお金を生み出す仕組みに気づき、

その後、カールマルクスの資本論に出会ったという流れです。

 

 

お金にがめつい我が家の息子らしさ全開です泣き笑い飛び出すハート

 

 

こういうの聞くと、

 

さぞかしうちの息子は頭がいいんでしょう。

学校の成績も優秀なんでしょう。

 

 

とみなさん想像するかもしれませんが・・・

 

 

残念なことに、これらの興味関心や、

彼が身につけている様々な教養は

 

今のところ全く学習に役立つことはなく・・・、

 

 

興味のあることしか学ばないし、

そもそも繰り返し学習が大嫌いなので、

学校の授業はぼーーーっとしていて、

たぶん頭の中ではマルクスのことを考えたり

自分が株するなら任天堂がいいなぁと考えたり・・・。

先生の話をまともに聞いてない照れ

 

昨年からなんとか宿題を提出できるようになった、

不真面目男児なのですえーん

 

 

 

好きなことだけを知りたい。

 

知ったら満足。

 

 

 

誰かと競って勝つとか、

学校のテストでよい点を取るとか、

 

そういったことには一切興味がないのです。

 

 

興味が出たことをその場で知って、

理解できれば満足なのです。

 

 

学校の通知表は、理科以外は本当に散々たる結果です・・・

 

 

もう、ここに書けないくらいに悪い評価なんです・・・チーン

 

 

 

毎回のテストの点数も理科以外は・・・ポーン

ってくらい悪いです。

 

 

 

今日も、近々ある学力テストに向けて、

 

1~4年生の復習をしようと初めて声を掛けてみましたが、

大バトル。

やっぱりダメでした。

 

はぁ・・・ショボーンDASH!

 

 

 

 

ずいぶん前に諦めて、

 

こういったことで落ち込むのもやめて、

 

とにかく彼が感心をもった事を、

知っていける環境作りをしてあげよう。

 

 

と誓ったはずなのに。

 

ちょっと試しに言っただけが大バトル・・・あせる

 

 

 

『知りたいことを知っていける環境作り』

の1つが「本を買ってあげる」

 

ということ。

 

 

特に先日も紹介しましたが、

 

 

 

 

 

↑とくにこういった、息子が強い関心を持っている時事問題については

学校でもあまり習うこともないので、

本を買ってあげることで補っています。

 

 

あとは、学校の学習には何も役に立たない宇宙系の本です

 

 

 

 

 

 

(↑まだ紹介していなかったけど、これも面白いですよ。)

 

 

 

(↑これは大人向けの難しい本なので、

私が解説しながら読みました)

 

 

 

 

 

ほんっっっっっっっとに、

今、息子に買ってあげている本たちって、

 

今のところ、学校の勉強には1ミリくらいしか役になってないです。

 

 

 

 

 

 

↑この2冊だけ、理科のテストでほんの少し役に立ったことはありました。

 

でも、仕方ないよね。

 

 

学校のお勉強には、ホントのホントに何も興味を持ってくれないんだから。

 

 

 

「勉強」がキライみたい。

 

勉強=じっと椅子に座っている苦痛な時間

 

 

という拒絶感があるみたいなので。

 

 

 

だから、我が家が買ってあげる本の多くは(理科以外)マンガなんです泣き笑い

 

マンガを買って置いておくと勝手に読んでくれるから、

 

いつか役に立ってくれるかな、という淡い期待笑

 

 

カエルと同じ。

 

「いつの間にか」の勉強漬け泣き笑い

 

 

 

勉強大嫌いな子と、

平和を保ちながら教養を身につけさせるには

これしか方法がありません悲しい

 

 

「マンガで学ぶ」系が多すぎる我が家泣き笑い

 

 

うちの子って、ちょっと変わってるよね?

 

 

不思議くんです。

 

 

きっと私も小学生時代はかなりの不思議ちゃんだったんだろうなぁ滝汗