無言で手を繋いだまま、

ただ街をプラプラ。















すると、


人々の歓声や拍手がどこからか聞こえてきた。









二人で近づいてみると、

デパートの広場みたいなところで、

見たことないバンドのライブがあっていた。













その圧倒的なパフォーマンスで観客が一つになっていた。

ライブの盛り上がり方や雰囲気はウルフルズのそれに似ていた。











「僕たちメジャーデビューが決まりました!

今日ここから、また僕らは始まります!」




的なことをMCで言っていた。







ふふっ♪




あたしたちと同じだね。







あたしたちもまだ始まったばかりなの。

それも昨日ね。






あなたたちも、私たちも、

今から始まる。




今日ここでスタート組同士出会えたのも何かの縁ね♪





私、ずっとあなたたちを応援するわ





私たちと一緒に、成長しましょう!









勝手に運命を感じて、勢いでCDを買う。









ふんふんふん♪







上機嫌。







さっきのメロディーが頭の中、

ぐるぐるリピートして

ついつい口ずさんでしまう。







そんなこんなで

夕方になり、かおりんたちと合流










「うっくん、その歌なぁ~にぃ~?」




走り出した車の中でも、

無意識についつい口ずさんでいたようで。。。





「あ!これねぇ~!

さっき、たまたまライブがあっててね。

今日からメジャーとしての一歩が始まる

的なこと言ってたんだけど、すっごい良かった!」





「へぇ~!いいなぁ~!
私も聴いてみたかったぁ~☆」





「あ、CD買ってきたよ!今聴く?」




「聴く聴くぅ~♪」















「けっこういいねー。

デート中にたまたま居合わせて聴く音楽って、

二人の思い出の一曲になるよね~!

すごい思い入れがあるバンドになるっていうか。


特別な存在になりそうだよね!



ねー♪じょーくん。

二人の始まりの曲、いい曲じゃぁ~ん☆」













「別に。」










$電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと















「なんていうか、

鳴かず飛ばずで終わりそうな人たちやねー

って思いながらライブ見たけど。

インパクトに欠けるね。(真顔)」






「そ、そーおぉ~?私は割と好きだし、
ああいうライブパフォーマンスも好きだよ。

会場が一体になっててすごく盛り上がってたじゃん。」








「俺、いい曲だなと思った曲を好きになるだけで、

同じアーティストでも一曲一曲感想は違う。

アーティストを好きになるんじゃなくて曲を好きになる。

そんな風にしか音楽聴いたことない。

思い入れとかお気に入りのアーティストはいない。」










$電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと













流れを読め( ̄Д ̄;;












昨日まで、

『うっくんをポケットに入れて、毎日仕事行けたらいいのに。。』

なんてロマンチストなこと吐かしてたくせに、

途端に現実派!?








やっぱりなんだかわからない人・・・(ーー;)






つづく