「おはよぉ~」







$電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと






「お は よドキドキ





「なに~?ニヤニヤしちゃって。」






「昨日、きこえてたよ。」






$電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと






$電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと






「なーんちゃって。ウソウソ 笑

でも、そろそろよかったんじゃない?

いつまでも距離縮まらないし。

とくにうっくんたちはいつも会えるわけじゃないんだし。」







「そ、そうかなぁ~?

んー。まあ、そうだね。

意外な一面も知れたし、

ちゃんと信用できそう♪」









「例えば、じょーくんが初めてだったとか? 笑」






「んもぉ~~~!マモルくんでしょ!」





「あはははは!よかったじゃん☆

羨ましいよ。


二人は堂々とさ・・・

これからいっぱいデートできるんだもん・・・。

後ろめたさとかなく抱き合えるって

純粋に羨ましい・・・。」

















忘れかけていたけど不倫カップル。





寂しそうな顔。









でも、応援できない恋。









友達として、

何をどうしてあげることもできない。






もどかしい。






いや、でもそれ以上に・・・



マモルくんの奥さんに対する罪悪感がうっくんを襲っていた。







かおりんゴメン。





やっぱり、それって・・・



寂しいとか、切ないとか、



後ろめたさなく抱き合えるのが羨ましいとか思うことって・・・




やっぱ間違ってると思うゎ・・・。














寂しさと切なさの余韻を残しながら、

また、夕方に合流するまでそれぞれ解散。











「うっくん」



「んー?なぁ~にぃ~?」



「手、つないでいい?」



「いいよ♪」







手をつなぐ。








いきなりカップルつなぎ!?





\(//∇//)\










昨日のぬくもりを思い出す。

















かわいかったなぁ。



$電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと













あれは予想に反して

演技でもなんでもなく、

本当に”初めて”だった。

一生懸命な姿がかわいらしかった。










初めてじゃない自分が、

なんだか濁った大人に思えた。







今までの恋愛の中で、

初めて抱く感情。







さっきの、寂しそうなかおりんの顔を思い出す。



かおりんだって、結婚している彼を好きになったんじゃなくて、

好きになった人が、結婚していたってだけ。





きっと、マモルくんは

100%かおりんには向けてないし、

かおりんも、100%好きになれずにいるんだと思う。






彼が既婚者じゃなかったら、

きっと全身で、全力で好きになっていたんだろうけど、

気持ちのどこかでセーブしている。






私は、付き合った男の子が、

たまたま純粋な、チェリーボーイだった
(おいっ








どちらもたまたまなのに・・・




運命って残酷だなぁ・・・。












うっくんは、この運命に感謝しなきゃいけない。










これまで、年上の彼ばかりで、

どちらかというと、なにかと”リードされる側”だった。

彼氏と彼女なら、

そういうパワーバランスが当然だと思ってた。



でも、そうじゃない恋愛もあるんだとこの子が教えてくれた。








この子は、私が守らなきゃ。

誠実に、ちゃんと向き合おう。








うん。


誠実に。








”初めて”がうっくんだってこと、

後悔して欲しくない。









じょーくんはうっくんに

「ピュア」な気持ちを思い出させてくれた。

そしてこの時から

じょーくんは、うっくんにとって、



”これからもずっとこの子と同じように

自分も「ピュア」でいよう、

ピュアに恋愛をしよう。

ピュアに生きよう”



そういう純粋な気持ちを思い出させる象徴的存在になった。








つづく