※この記事は過去(25歳だった頃)の出来事を綴ったものです。
2004年、
新年が始まった。
うっくんは年末から実家に帰省していた。
1月2日
仲のよい地元の同級生と、
いつものメンバーとで新年会があった。
深夜の1時を回ったあたりで
つっちーが声をかけてきた。
「おい、お前、どやって帰んの?」
「ん~~~・・・
どうしようかなぁ~~~って思ってたとこ。。
1時くらいまでなら迎えに来てあげるって
お兄ちゃん、言ってたから。」
「帰るか。朝まで続くぞ、コレ。」
「つっちー飲んでないの?」
「うん。昨日飲み過ぎてたからな。」
「ありがとぉ。じゃ、送ってもらおうかなぁ~」
つっちーの家とは正反対のところに家はあるのに、
送ってくれるというので、
つっちーと先に帰ることにした。
「みんな変わんないよねぇ~~~
アホ丸出しやん(笑)」
「ははっ。。ほんとみんな相変わらずやったな。」
帰り道、久しぶりに会った友達のことやら、
色々と話しながら帰った。
「あ、そだそだ。
あの飲み屋のお姉ちゃんとこ、
まだ行ってんの?
最近一緒に飲み行ってないから
うっくんも一緒に連れてってよ♪
どんな人か見てみたいしwww」
「あーねー、・・・うん。
フラれたわぁ~~~☆」
「え゙っマジで!?
なんでなんで!?
告ったん?」
「そーそ♪
俺、3月いっぱいで仕事辞めて実家戻るから、
俺の嫁さんなれよぉ~~~つって。
『え~~~~っ!ムーリー(笑)』つって(笑)
バラ100本も持ってったのになぁ~あの女!」
「どぅぇぇぇぇええええ!?
バラ100本!?
うっわぁ~~~~
キっザぁ~~~~~!!!
そりゃフラれるゎ(笑)」
「いやバラとかウソやけど(笑)」
「なぁ~~んだぁ~~(笑)
本気でやっちゃったのかと思ってビックリしたゎ
・・・てか・・・
ぇぇぇぇええええ!?
マジで!?
仕事辞めんの!?
3月までってあと3カ月しかないやん!?
ホントのホント!?」
「おー。マジ。」
「・・・へぇ~~~~。
そっかぁ~~~~。。
みんな地元に帰ってくから寂しいなぁ~~」
「・・・・・・。」
「・・・?」
「一緒に帰らん?」
「・・・ハァ?」
「俺と、一緒に地元帰らん?」
「・・・??」
「俺と一緒にならんか?」
「・・・え?
どういう意味??
え?
え?
何??」
「どう考えても、お前しかおらん。
ずっと考えた。
でも、結婚するなら
お前しか考えられん。」
「ちょ・・・
はぁ!?
だって今飲み屋の姉ちゃんにフラれたとか言ってたやん!
なんで!?
え!?
飲み屋の姉ちゃんがダメだったからうっくん?(笑)
冗談きついて(笑)」
「お前やったら、うちの親もすっげー喜ぶし、
お前んちのかーちゃんもお前が地元帰ってきたら喜ぶやろ。」
「はぁ!?結婚ってそんな問題じゃないでしょ。」
「俺が絶対幸せにするけん。
俺に任せてくれん?お前の人生」
「・・・。」
「やっぱどーーーう考えても
何年考えても
お前しか考えられんけん。」
「いやいやいやいや(笑)
バカにしてんの?(笑)」
「・・・高校の時・・・
俺ら、一瞬でも好き合ってたよな?
俺の勘違いじゃないやろ?」
・・・すっかり忘れていた。
そういえばそんな時期も確かにあった。
一瞬だったけど。
だけど・・・
「・・・なんで今そんな話するの?(笑)
そんな昔のことなんて憶えてないよ。」
「なんでお前、
あん時急に無視した?
俺ら・・・
なんで上手くいかなかった・・・?」
「・・・。」
それから無言の気まずい時間が流れ、
車はうっくんのおうちの前に着いた。
「送ってくれてありがと。おやすみ。」
顔も見ず、
手も振らず、
背を向けてサッサと家の中に入ったのは
たぶん、この日が初めてだった。
飲み屋の姉ちゃんにプロポーズ断られたからって、
手近なところで手を打とうってこと?
バカにしてるよまったく!!
いくらうっくんがモテないからって(>_<)
ていうか、あんな昔の話引っ張り出したりして!!
なぜか腹が立った。
無性に。
あんたなんかさっさと地元に帰ってしまえ!!!
もう遊んだりしないんだからっ!!!
と思った。
この日の事を
今でも悔いている。
もし、あの日に戻ることが出来たら、
きっとうっくんはこういうだろう。
「考えさせて。」
どういう結果を出したとしても、
真剣に、彼の言葉と向き合うべきだった。
真剣に、彼の想いと向き合うべきだった。
あの日までの彼の事を、
ちゃんと見ていたら、
あの言葉が、彼の想いが本物だと、
きっと気づけていただろう。
たとえ選んだのが彼ではなくても、
真剣に、考えて、
真剣に、返事するべきだった。
きっと、文化祭のあの日から
うっくんが彼の時間を止めていた。
そして今、うっくんの時間を止めているのは彼。
この日、うっくんは
人生最大の過ちを犯した。
「あの日に返れるなら」
と願う、唯一のこの日。
つづく。
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2004年、
新年が始まった。
うっくんは年末から実家に帰省していた。
1月2日
仲のよい地元の同級生と、
いつものメンバーとで新年会があった。
深夜の1時を回ったあたりで
つっちーが声をかけてきた。
「おい、お前、どやって帰んの?」
「ん~~~・・・
どうしようかなぁ~~~って思ってたとこ。。
1時くらいまでなら迎えに来てあげるって
お兄ちゃん、言ってたから。」
「帰るか。朝まで続くぞ、コレ。」
「つっちー飲んでないの?」
「うん。昨日飲み過ぎてたからな。」
「ありがとぉ。じゃ、送ってもらおうかなぁ~」
つっちーの家とは正反対のところに家はあるのに、
送ってくれるというので、
つっちーと先に帰ることにした。
「みんな変わんないよねぇ~~~
アホ丸出しやん(笑)」
「ははっ。。ほんとみんな相変わらずやったな。」
帰り道、久しぶりに会った友達のことやら、
色々と話しながら帰った。
「あ、そだそだ。
あの飲み屋のお姉ちゃんとこ、
まだ行ってんの?
最近一緒に飲み行ってないから
うっくんも一緒に連れてってよ♪
どんな人か見てみたいしwww」
「あーねー、・・・うん。
フラれたわぁ~~~☆」
「え゙っマジで!?
なんでなんで!?
告ったん?」
「そーそ♪
俺、3月いっぱいで仕事辞めて実家戻るから、
俺の嫁さんなれよぉ~~~つって。
『え~~~~っ!ムーリー(笑)』つって(笑)
バラ100本も持ってったのになぁ~あの女!」
「どぅぇぇぇぇええええ!?
バラ100本!?
うっわぁ~~~~
キっザぁ~~~~~!!!
そりゃフラれるゎ(笑)」
「いやバラとかウソやけど(笑)」
「なぁ~~んだぁ~~(笑)
本気でやっちゃったのかと思ってビックリしたゎ
・・・てか・・・
ぇぇぇぇええええ!?
マジで!?
仕事辞めんの!?
3月までってあと3カ月しかないやん!?
ホントのホント!?」
「おー。マジ。」
「・・・へぇ~~~~。
そっかぁ~~~~。。
みんな地元に帰ってくから寂しいなぁ~~」
「・・・・・・。」
「・・・?」
「一緒に帰らん?」
「・・・ハァ?」
「俺と、一緒に地元帰らん?」
「・・・??」
「俺と一緒にならんか?」
「・・・え?
どういう意味??
え?
え?
何??」
「どう考えても、お前しかおらん。
ずっと考えた。
でも、結婚するなら
お前しか考えられん。」
「ちょ・・・
はぁ!?
だって今飲み屋の姉ちゃんにフラれたとか言ってたやん!
なんで!?
え!?
飲み屋の姉ちゃんがダメだったからうっくん?(笑)
冗談きついて(笑)」
「お前やったら、うちの親もすっげー喜ぶし、
お前んちのかーちゃんもお前が地元帰ってきたら喜ぶやろ。」
「はぁ!?結婚ってそんな問題じゃないでしょ。」
「俺が絶対幸せにするけん。
俺に任せてくれん?お前の人生」
「・・・。」
「やっぱどーーーう考えても
何年考えても
お前しか考えられんけん。」
「いやいやいやいや(笑)
バカにしてんの?(笑)」
「・・・高校の時・・・
俺ら、一瞬でも好き合ってたよな?
俺の勘違いじゃないやろ?」
・・・すっかり忘れていた。
そういえばそんな時期も確かにあった。
一瞬だったけど。
だけど・・・
「・・・なんで今そんな話するの?(笑)
そんな昔のことなんて憶えてないよ。」
「なんでお前、
あん時急に無視した?
俺ら・・・
なんで上手くいかなかった・・・?」
「・・・。」
それから無言の気まずい時間が流れ、
車はうっくんのおうちの前に着いた。
「送ってくれてありがと。おやすみ。」
顔も見ず、
手も振らず、
背を向けてサッサと家の中に入ったのは
たぶん、この日が初めてだった。
飲み屋の姉ちゃんにプロポーズ断られたからって、
手近なところで手を打とうってこと?
バカにしてるよまったく!!
いくらうっくんがモテないからって(>_<)
ていうか、あんな昔の話引っ張り出したりして!!
なぜか腹が立った。
無性に。
あんたなんかさっさと地元に帰ってしまえ!!!
もう遊んだりしないんだからっ!!!
と思った。
この日の事を
今でも悔いている。
もし、あの日に戻ることが出来たら、
きっとうっくんはこういうだろう。
「考えさせて。」
どういう結果を出したとしても、
真剣に、彼の言葉と向き合うべきだった。
真剣に、彼の想いと向き合うべきだった。
あの日までの彼の事を、
ちゃんと見ていたら、
あの言葉が、彼の想いが本物だと、
きっと気づけていただろう。
たとえ選んだのが彼ではなくても、
真剣に、考えて、
真剣に、返事するべきだった。
きっと、文化祭のあの日から
うっくんが彼の時間を止めていた。
そして今、うっくんの時間を止めているのは彼。
この日、うっくんは
人生最大の過ちを犯した。
「あの日に返れるなら」
と願う、唯一のこの日。
つづく。
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