おはこんばんちわ!



ひきこもり作戦で、だいぶ脱ホラーしました☆うっくんですパー







はい、もう連載行っちゃいます。







↓ ↓ ↓ ↓









ツカモへの違和感は、



本当にちょっとしたところで、



考え方によっては、



「自分が考えすぎなのだ」



と思えるものだった。







MTBの話し合いだって、



1人で行くには心細かっただろうと思うと、



何を言ってくれなくても、そこにいてくれただけで、



本当は十分なのかもしれないな、



ツカモは時間をさいて、



うっくんについてきてくれたのだから・・・



逆に、お礼を言わないといけないのに・・・



と思った。







ツカモが試験に寝坊したのだって、



自分は午前中から試験を受けたんだから、



念のために、自分が起きた時、



電話の一本でもするべきだったな、



と思った。









ツカモだけが悪いんじゃない。



自分の考え方に思いやりがないだけなんだ。







そう思うことで、



そんな違和感など、無視できる程度のことだった。















結局・・・











ツカモは卒業できず・・・







な、な、なんと



7年生に突入。










でも、救済処置とやらがあって、



8単位(通常2教科分)までの不足なら、



9月の前期試験で単位が取れれば、



卒業が確定するらしい。



(たしか、そんな感じのルールだったような。

山Pもこれで卒業できたよね☆)








ツカモは4単位足りなかった。



寝坊をしなければ、卒業できたということ。。









それを聞いたうっくん。



ある日、ツカモに言ってみた。















「ツカモ。

さすがに、保険1こあるわけだし、

9月で卒業確定するんじゃない?

就職活動のために、

運転免許でも取りに行けば?ひらめき電球












「・・・それがぁ・・・あせる











「ん?」





















「前に・・・無免許運転で捕まったことがあって・・・汗

たしか、まだ免許取れないんだよね・・・あせる

しかも、俺、お金ないし・・・。」











電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと




「・・・・・・。」















言葉がでなかった。











そんな中、



さらにうっくんを絶句させる出来事があった。







まだまだ就職活動中だった4年のある日。



ツカモが突然の告白。







「そういえばさぁ、俺、

この間(バイト先の)部長に、

うちの正社員にならないかって言われたんだぁ~。

本社に勤務しないか~だって。」







「えっ!!よかったじゃん!

就職活動しなくってもいいってことじゃん!

バイト、がんばってたし、

サービス業、ツカモは凄い向いてると思うよ♪

ボーナスもちゃんと出るんでしょ?うち。」





「んー・・・でも、断るつもり。」





「えっ!なんで!?」





「だってぇ~・・・

バイトしてたからって理由で正社員になるの、イヤじゃない?」





「何が嫌なん?いいじゃん!

今までの仕事ぶりを認めてもらえたってことでしょ?」





「ん~~~。。

っていうか、

部長や店長が正式に自分の上司になると思ったら・・・

な~んか・・・」





「でも、ツカモは就職活動するお金もないとか言ってるじゃん?

どうやって就職するつもり?」





「まー・・・そのうち。」





「そのうちっていつ?

去年の10月から就職活動してるうっくんだって、

まだ1社も内定もらってないんだよ?」





「それはうっくんがいいところばっかり受けてるからでしょ?」





「そんな生ぬるいもんじゃないってぇ~!

ツカモは全然わかってない!」





「まー・・・自分が食べる分くらい、困ってないから、

このまま今のところでバイトって形でいいかなぁ~と思って。」





「それって結局、ラクな気持ちでゆるく生きていたいってことなんじゃないの?」





「ん~~~。。そうかも♪」





「・・・。

ツカモの人生だから、

ツカモのしたいようにすればいいけど・・・

とりあえず、正社員になって

働きながら転職考えてもいいと思うよ?



再就職の時だって、

ツカモはただでさえ7年生で卒業なんだから。

マイナス面を少しでもカバーできる何かがないと!」





「そのうちどうにかなるよ♪」





「わかった。もう何も言わない。(・ε・)」













・・・結局、その数日後、



ツカモは正社員の話を断ってしまった。











この話を断ったツカモの気持ちはまったくわからなかったけど、



確かに一度就職すれば、再就職ってなかなかできないだろうし、



うっくんも、片っぱしから受験してるといいつつも、



どこでも無条件に受けているわけじゃない。





7年生といえど、ツカモだって自分の仕事する会社くらい、



自分で選びたいだろうし、うっくんがとやかく言うことじゃないな・・・







とうっくんは反省した。













それから1カ月くらいして、



うっくんも、ようやく内定をもらい、



地元の、そこそこ良い条件の会社だったということと、



IT部門での採用だったので、



そこに就職することを決意して、



辛かった就職活動を終えた。

















そうして、9月。



期待通り、ツカモの卒業確定!



実際に卒業できるのは3月だけれど、



後期試験を受ける必要も、



授業を受ける必要もなかった。

















そんな風に過ごした



うっくん、4年の11月の、



ある日の夕方。









その日は、土曜日か日曜日かで、



うっくんは一人、アパートにいた。

















アパートのチャイムが鳴った。







時計を見ると、



15時くらいだった。







こんな時間に誰だろう?







覗き窓をのぞいてみると・・・













・・・え?













ガチャッ・・・












「よぅ!!パー







「・・・どーしたの!?ショック!














そこに立っていたのは宇野君だった。











「今日さ、ケンシの結婚式で」







「ん・・・知ってる。

二次会呼んでもらったんだけど・・・

欠席させてもらったから。

(あなたに会いたくなかったし)」








「あがっていい?」







「・・・ん。どうぞ。」









慣れた様子でツカツカとうっくんの部屋に入る。



ソファにドカッと座る宇野君。









「あれ?ゴトウさんは?(お姉ちゃん)





「去年の8月から福岡のお姉ちゃんと同居してるよ」





「じゃ、今一人で住んでんの?」





「うん。」





「つーか、お前がいて良かったぁ~。

まだ住んでるか知らずに来たからさ、

違う人出てきたらやべぇとか思ったんだけど。」





「携帯に電話してくれればよかったじゃん。

てか・・・何しに来たの?」





「二次会まで相当時間空いててさ、

暇だったから。のんびりさせて♪」





「っても、会場からここまでって

電車で40分以上もかかるんだよ?

会場の近くで時間潰した方がラクだったんじゃない?」





「まー、そういうなって!!

それより、茶くらい出してよ。(。・ε・。)」







「・・・。」















こ・・・この人・・・。

















お茶を入れるうっくん。



それを当たり前のように飲む宇野君。











宇野君とは別れて以来だったので、



1年半以上会っていなかった。









「警察になったんだってね?」





「お♪よく知ってんな!」





「まー・・・ハッシー先輩やケンシ先輩達とは連絡取ってるから」





「マジ、きちぃー!ガーン





「でも、がんばってるみたいね。噂は聞いてるよ。」














そんな感じでちょっと話したけれど、



久々に会った宇野君。



その間、一度も連絡を取ったことはなかったので、



何を話していいかわからず、



宇野君がゴロンと横たわっているソファを背もたれにして、



背を向けて座ったまま、



黙ってテレビを観ていた。













どれくらい時間が経っていただろう。



たぶん、1時間・・・



それくらいの間、



何も会話なくテレビを見続けた。















そして・・・











「うっくん。」





宇野君が言った。







「ん?」






背を向けたまま返事をした。









「ちょいこっち向いて」





「ん?(・∀・)」









振り返った瞬間、





突然のKISS。









驚いたうっくんは、



突き飛ばしてしまった。









「あっ!わりぃわりぃ(笑)

ついついべーっだ!





「ついついって・・・」





「なんかさ~・・・、

こうやって二人でテレビ観てたらさ、

昔のこと、思い出しちゃってさ。

ついついニコニコ





「彼氏いるの、知ってるでしょ。」





「わりぃわりぃ!出来心!!」





「ゴメンけど帰って。」





「はは!うん、そうすっかひらめき電球









ちょっとかわいそうだったけれど、



宇野君を追い出した。







玄関に向かっていた宇野君が足を止めて、



うっくんに背を向けたまま言った。















「ツカモトさんと上手くいってんの?」





「うん。いってるから付き合ってる。」













「・・・ツカモトさん、優しい?」





「うん。めっちゃ優しい。」











「ツカモトさんは・・・うっくんを幸せにしてくれてる?」





「うん。幸せだよ。」





「そっか。ならよかった。」









靴を履いて、



ドアを閉めながら、











「悪かったな。じゃーな。」





と笑顔で手を挙げて、



突然の訪問者は、帰って行った。













宇野君の最後の問いかけは、



その時のうっくんには、



なんとなく、きつい言葉だった。







つづく。