結局、花火の日に会った以外、







夏休みに先輩と会うことはなくて、







お母さんと買い物にでかけたときに、







たまたまバッタリ会って、







トン先輩がお母さんにちょっと挨拶した程度だった。



















陸上部の夏合宿は、







やっぱり月野君とはどこかぎこちない感じだったけれど、







前回のように、胸が苦しくなることはなかった。































そして、新学期が始まった。







































「あ!先輩おはよーございますぅ~!(・∀・)ノ」































「・・・・・・」




























校舎玄関の入り口で、







前方5m先くらいに先輩がいたので、







いつものように声をかけたけれど、







先輩は、いつもつるんでいる先輩たちと、







なにやら楽しげに話しながら、







校舎の中に入って行ってしまった。



































あれ?















聞こえなかったのかな・・・。























ま、話 盛り上がってたみたいだし?











聞こえてなかったんだね。。







































そして、昼休み



























購買部横の自販機に、ジュースを買いに行ったら、







先輩集団と廊下ですれ違った。



















「あ!せんぱい!!(・∀・)ノ」























「・・・・・・」























・・・・・・







ってオイ!



















待て待て。。



















シ カ ト?







































部活が終わって、











先輩を校門のところで待っていたが・・・











待てどくらせど・・・。



























3年の靴箱を見に行った。















「くつないやーーーん!ショック!



























どぉ~~~~なってんのぉ~~!?































ってかさぁ、新学期早々なに!?











先輩、またうっくんをからかってんのかな。











次は何作戦!?























ふーちんみたいなツンデレ?























ん~~~~~~~







・・・やっぱ先輩、意味不明。。















































次の日。















































「あ!せんぱぁ~い!おはよぉ~ございますぅ~~~!



昨日、先帰っちゃったでしょ?



なんか用事でもあったんですか?(・∀・)」
















校舎玄関の入り口に歩いていた先輩を追いかけて、







先輩の前に回り込んでしゃべりかけた。



















「・・・・・・・・・」



















先輩は、自分の目の前に立ちはだかったうっくんを、







サッとスルーして、立ち去った。











































ってか、















言っていい?



































ふ ざ け な い で?
メラメラ



























うっくんが何をしたって言うのさっ!!



















なんか、超ムカつくんですけどっ!




















電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと








































その日の昼休み



















廊下でまたすれ違った。































「ねー、先輩!何怒ってるんですか?







私、なんかしましたか?したんなら謝ります!







だから、なんで怒ってんのか、教えてくださいよぉ~」



















すれ違ったのに、







そのままスルーして向こうに歩いていく先輩の背中にむかって、







声をかけた。























でも、やっぱり完全ムシだった。



































っつーかさ、っつーーーーーーーかさっ!!























なんなわけなんなわけなんなわけ!?




































何が起こってんの?











意味がわかんないよ!























お前なんか、タンスの角で小指ぶつけろ!







2回ぶつけろ!!















電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと




























そんで、











おっとっとっとってなって、















電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと
























「いってぇ~~~!」











ってしゃがみこんだら、







そこにあったテーブルの角でお尻刺しちゃえ!!











電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと




































思いっきり刺しちゃえ!!























バーーカバーーカバーーカ!!



































そういうのが1週間くらい続いた。































そんなある日。















また、廊下ですれ違った。











でも、うっくんから話しかけることは、もうなかった。











そのままスルーしようとしていたら、











「オイ!チビ!」























先輩が久しぶりに話しかけてきた。























お?アップ







機嫌なおったぁ??ラブラブ!



















ってか、なんで不機嫌やったん?











どれどれ、話してみなさいよ!











懐のふかぁ~~~いうっくんは、すべてを聞く覚悟だぜ?にひひ



































「トイレ行くたびに、お前の話するアホがおるんよ」
















「は?」
































「お前のこと、くれてやるって言ってやった(・∀・)b」











「はぁ!!??意味わかんないんですけど」











「なぜわからない?つまり、I'm busy っつーことだ!!







わかった? わかったなら、俺にもうしゃべりかけるな」








































・・・・・・・・・



















ごめん・・・・・・











































殴っちゃっていい??パンチ!



















































I’m busy?



















なんだろ?











また謎解き??















どーせ、ミスチルかチャゲアスに違いない。



















先輩の気持ちが、少しでも知りたかった。















うっくんは、色んな友達に会う度に、











「ねぇ、I'm busyって曲知ってる?」











と聞いて回った。







でも、知ってる人がなかなかいなかった。



















その数日後・・・



















部活が終わって、靴箱に行ったら、







靴の中から、また、きったないぐっしゃぐしゃの紙が出てきた。















例の汚い字で、















”頭は渋滞で 愛はリタイヤ



心はどこかで故障中”
















と書いてあった。







































先輩・・・















あんた、















































頭が故障中なんじゃない?DASH!















































なんと・・・











































二人が会話をしたのは、







これが最後だった。