みなさんこんにちは。
今、宇多田ヒカルちゃんの、HEARTSTATIONというアルバムの
”Celebrate”って曲を聴いてます。
この曲、大好きだなぁ。
ヒッキーの数ある名曲の中で、お気に入りのTOP10には間違いなく入ります。![]()
みなさんは、ヒッキーの曲、何が好きですか?
ではでは、さっそくですが続きです。
☆はじめての方へ☆
このブログは、テーマ「幼少時代」からの続きものですが、
ここから
でもだいたいわかると思います。
「おっ!うっくん頑張ってるねぇ~」
部活中に、外で音だしをしていたら、声をかけられた。
同じクラスのシゲくんだ。
!!!!!
シゲくんと一緒にいた集団の中に、見覚えのある顔。
「うっくん、この間言ってた人って、この人でしょ」
そう、あの事件の主犯格!
(わからない人は★こちら
)
「どぉーもぉー。」
ニヤニヤしながらこっちを見てる。
「こ こんにちは。」
「この間は笑かしてもらったよ!
マジで言うとは思わんかった!!」
なんだコイツ!
言っちゃったうっくんが悪いみたいじゃん!
「お前、シゲと同じクラスなんだってな。
コイツ、俺の弟子だから仲良くしてやれよっ!ケケケっ」
「弟子じゃねーよ。ただの幼馴染だろっ」
シゲくんがすかさずツッコミを入れた。
「お前さぁ、噂には聞いてたけど、やっぱバカだな!」
「バカ?バカって言われてるんですか。私っ」
「う~~~ん。。バカっていうか、トボケ?いや、アホ?いや・・・」
「もういいです・・・。」
会うたびに失礼なやつっ!!!
なんか・・・
なんか・・・
この人、キライ!!!
周囲にいた先輩達が笑っていた。
なんだこいつら!
まじむかつく!!
・・・って・・・あれ?
トン先輩の横にいる人・・・、見覚えがある。
目が合った。
「どぉーも!」
ニコッと笑顔であいさつしてくれた。
”ガタイはいいのに、少年のようにかわいく笑う人だな”
そう思った。
「あ・・・えーーーっとぉ・・・・」
「あ、俺?隣の・・・普通科の、つっちー!」
「あ!そうそう!!休み時間にうちの教室、よく来てるよね?」
「あ、うん!」
またニコッと満面の笑みで笑った。
つっちーは毎日、休み時間や昼休みのたびにうっくんの教室に来る。
この日を境に、
うっくんの教室に入ってくると
「おっす!!」
とその少年のような笑顔で挨拶をしてくれるようになった。
つっちーは、トン先輩と同じ野球部で、仲がいいらしい。
あんな横暴な人と仲良しなんて思えないほど、いい人っぽい。
・・・一方で・・・
音楽室への移動中・・・、
「おい!!チビ!!!」
体育館に移動中・・・、
「おい!!チビ!!!」
グラウンドへの移動中・・・、
「おい!チビ!!!」
あらゆるところから、トン先輩に絡まれるようにもなった。
今となってはどんなことを話していたか、まったく思い出せないが、
それくらいどうでもいいような話題ばかりを振られた。
トン先輩はノリが軽すぎる。
どっから本気でどっから嘘なのかわかんないような人。
謎な人。
校内のあらゆる人と仲良しで、
先輩、後輩、同級生にかかわらず、
顔が広い人のようだった。
一人でいるところを見たことがない。
男子にも女子にもいつも囲まれていた。
その取り巻きの中には、
1年の、普通科の女子もいた。うっくんとは違う中学の子たちばかりだ。
普通科の中では飛びぬけてかわいいと言われていたギャル集団だった。
気のせいか、うっくんはその人たちに嫌われているような気がしていた。
なんといっても、中学まで孤独だったうっくん、
そういうアンテナの精度はかなりいい。
おそらく・・・、気のせいじゃない。
・・・そんなある日・・・
なるべく関わりたくないと思っていた、
その”かわいこギャル集団”と、
トン先輩が渡り廊下でたむろっているところに、
バッティングしてしまった。
気付かれないように、静かに通ろうとしていた。
何をしゃべっていたらそんなに盛り上がれるんだろう?
と思うくらい、トン先輩とかわいこギャル集団は、
渡り廊下のど真ん中で話に花を咲かせていた。
ってか・・・
邪魔!!!
と思いながら、速足で通り過ぎようとしていたら・・・・・・
「おい!チビ!!!」
。(´д`lll)
もう、空気読んでよ。
「あ、ども。」
「今から、何?」
「あ、音楽です」
トン先輩としゃべってる間、
かわいこ集団から、冷たい視線を浴びているうっくんは、
一刻も早くその場を立ち去りたかった。
「おま、この間さぁ・・・」
だーかーらーー!!
空気読んでってば!
シラけてんじゃん!かわいこちゃんたちが!!!
「あ、すみません。時間なくって・・・!また」
そう言って立ち去ったうっくんの背後から、
「なにアレ~~~!感じわるぅ~~~!!!
トンさん、あの子となんでしゃべってんのぉ~?
仲いいのぉ?」
という声が聞こえた。
(T▽T;)
だってぇーー
あんたたちが怖い顔でシラけてたからじゃーーん。
っつーか、
やっぱあの人たちに嫌われているっぽいし!
なんでなんでぇ~~~~
あたし、なんかしたぁ~~~~????
なんか・・・・・・
うん・・・・・・
どうでもいい人たちなんだけど、
やっぱ嫌われるのって辛い!!
なんでぇ~~~~~~?????
音楽の授業中も、そのことばかりを考えていた。
そして、ちょっと落ち込みながら
授業が終わって、音楽室から戻っていた。
渡り廊下を歩いていたら、
向こうの校舎の非常階段から
「おい!!チビ!!!」
もういいってば・・・(´□`。)
それから、音楽の帰りは、
毎回、向こう側の校舎の非常階段から、
トン先輩に絡まれるようになった。
っつーか、あのギャル子ちゃんたち、トン先輩が好きなのかなぁ。
ぶっちゃけ、トン先輩なんてどうでもいいんだけどっ・・・
嫌われている理由をずっと考えていた。
落ち込んで、席にぼーーーーっと座っていたうっくんに、
「んねっ どしたのっ!暗い顔して」
教室に遊びにきていたつっちーが言った。
「や、別に」
「笑顔、笑顔!!!(^∇^)」
笑って見せた。
あー、やっぱこの笑顔、癒されるわぁ~。
えくぼ、かわいいなぁ。
なんだか、その笑顔にホッとした。
その笑顔は、その時のうっくんには、
ビタミン剤のようにじんわり効いて、
元気をもらった気がした。

