えー、みなさんこんにちは。

「バナナマンの日村」 と言おうとしたら、

「日村マン」と言ってしまったうっくんです。

もうそれでいいじゃないかって感じですね。




では、続きをどうぞ。




「俺・・・クリスマスにさ、告白しようと思ってるんだ。」








えーーーーー!!??

マーーーージーーーーでぇーーーーー!!!???







誰  誰  誰!!








嗚呼!!ふーちんであってください!


そしてふーちんから解放されますように!!









お願い!!!










「誰と思う?」



「えー?誰~~??」




「だーれーでーしょぉーーー」




おっと、ひっぱるね。




そんなのいいから早く早く!






「・・・だ、誰?ま、まさかぁ・・・」





(ふーちん?)





「そっ!そのまさか!!」




「え?ホント??まじで?」




「うん!」


「うっそぉ~~~!」










「そっ!お前のねーちゃん!!」



















電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと















聞かなきゃよかった!


よりにもよって!ねーちゃんて!!


まじっすか!!













---うっくんはこれ以上ない強烈パンチをくらった。---






「イケると思う?脈あると思う??」



「どどどどうかなぁ~~~?お姉ちゃんとそんな話したことないからなぁ・・・あはは・・・」
(てかさ、ごめん!今それ、どうでもいい)





「もうさ、姉ちゃんも卒業するし!思い切って言ってみようと思って!!」
(言わなくていいよぉ~~~)





「・・・そうっすか・・・」




「ダメもとだけどなっ!あー、どうしよっ!うっくんのこと、
妹 妹って言ってきたけど、ほんとに妹になったりしてな!」

(かなりの前のめりだね( ̄Д ̄;;)












嗚呼!神様!!





とうとうあなたは私をお見捨てになった!!





電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと







ってか、



神様、存在前提だったけど、そもそも存在してるわけ!?










なんてことなのっ。



こんなのってあり!?









もう・・・やだぁーーーー・・・・









その後、ふーちんはまだかまだかと首を長くしているようだった。



ふーちんのことは嫌いだけど、そうやってワクワクしたり、



祐輔先輩の話をしている時のふーちんは、乙女そのもの。



ふーちんにもこんなカワイイ一面があったんだなぁって思うと、



この間聞いたことなんて、言えるわけがないと思った。










ズルいけど、


聞き出せなかったことにしよう。







そうだよ。





「隊長!ミッション遂行失敗しました!!

責任を取って、団体から退きます!!!」








電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと





って、また孤独な生活に戻ればいい。





でもさぁ・・・



祐輔先輩には悪いけど、



うちのお姉ちゃん、別にたいしたタマじゃないし(←ひどい言いよう)



そんな必死にゲットしなくてよくない?




「あのぉ~~、そちらの商品よりこちらの商品の方がぁ・・・」



ってね、言えたらいいんだけどね・・・。














数日後、勇気を振り絞ってふーちんには、

「どうしても教えてくれなかった」と伝えた。







・・・・・・そして・・・・・・







とうとう恐怖のクリスマスがやってきた。











うっくんは、

”そら逃げろ!!作戦”

で、その日は誰よりも早く下校した。









電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと


独りですっ飛んで帰った。




明日学校に行きたくない!!









今日の下校時に起こったであろう数々の出来事を想像するだけで
恐怖が襲ってきた。




お姉ちゃんが学校から帰宅して、
様子をうかがっていた。



プレゼントらしきものを手にもって、
空(くう)にかざして眺めていた。






「ナニソレ」

しらじらしく聞いてみた。





「ん?祐輔からもらった。」






「で?」



「えー・・・?ん~~・・・いらないっていったんだけど・・・
こんなもの俺が持ってても仕方ないからもらってくれって・・・」








「フったの?」




「・・・んー、そんな風に思ったことなかったし。」







次の日・・・





案の定、誰もうっくんと目を合わせなくなっていた。





ふーちんが玉砕したというのは、聞かなくてもわかることだった。







たぶん「役立たずめ!」とか言われているんだろう。








うん、こんなの想定の範囲内。




わたくし、強く生きるのであります!







電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと











なんだか、祐輔先輩とも顔を合わせづらくて、



その日の帰りは待たずに独りで先にトボトボと帰っていた。















学校が見えなくなったころ、











カツンッ












かばんに何かがあたった。






石だった。






草の茂みから吹奏楽部の同級女子の笑い声が聞こえた。












ま!まさか!!









いじめ!?
(何をイマサラ!!)






転がった石を見つめて立ち止まった。





「あはは!それやりすぎだってぇ~」



「ってかさぁ、何様のつもりでいるわけぇ?」

「あははは!うっくん様ぁ!?あはははは!!」

「死ねよ!」






さすがのうっくんも、ちょびっとだけ泣きそうになった。



その場で立ち止まって、うつむいて涙をこらえた。











その時、



電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと










隣に月野君が立っていた。





「ごめん、たぶん俺のせい。」





ぼそっと小さく言った。



???????????



どういうこと??







意味はわからなかったが、



意味を考えるほど、もう、心に余裕がなかった。








「待っとけばよかったじゃん」





「う・・・ん・・・」



「祐輔のこと?」



「うん」



「大丈夫、普通にしていいと思うけど?」



「でもさぁ・・・気まずいよぉさすがに・・・」



「それはそれ、これはこれ!」




そーかなぁ~・・・




「ねーちゃんとメバルは別なんだから。気にすんな」


「・・・・・・ん・・・」







「ほらっ!トロトロ歩いてるとおいてくぞっ」





もう月野君はいつも通りに戻っていた。







この会話をしている間も、



うしろから、さあちゃん集団のヤジる声が聞こえていた。





石投げられるなんて初めてだったから、

本気でショック受けた。







でも、月野君がいてくれたら、




それでも、耐えられそうな気がした。