どうもどうもぉ~パー








小学時代は、ずっと何もかもが落ちこぼれだったうっくん。

5年生のときに、廊下に貼ってあった6年生の男の子が描いた

絵画と名前の字を見て、顔も知らないその人を好きになってしまった。

片思いで6年生を過ごし、中学に入学。

吹奏楽部に入ったら、同じ楽器の先輩の中にその人がいた。

月野くんと仲がいい、美人のとよ先輩。いったいどんな関係!?





顔も知らずに好きになったその人は、




たまたまイケメンで頭もよく、スポーツもできる、




万能型の人気者だった。








うっくんごときが好きになったって、



百億光年先にもこの恋が成就するわけない。















はぁ~あ~。














今日も月野くんと とよ先輩はイチャイチャモード。






ん~、お似合い過ぎて、さらにへこむよね (T▽T;)



なんだかなぁ~、二人の絶妙なこの距離感・・・











もしかして・・・・・・?




















「でねぇ、光がさぁそん時ぃ、コケたわけぇ~


もう、すっごいおかしくってねぇ・・・」











今日も月野ワード絶好調






降月野量 1t!







電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと









「あのぉ~~~~」





「ん?ナニナニ?なんでも聞いてね」





「とよ先輩と月野先輩、すっごいお似合いですよね。


お付き合いしてるんですかぁ?」













電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと













思わず聞いちゃった!!








何気にすごくない?




ってか、1年のくせにこんなこと聞いちゃってよかった?



フルボッココース!?












つーか、つーーーーか!




”うん、付き合ってるよ!” なーんて、



満面の笑みで言われちゃったらどうすんのっ。







チーーーーーーーーン。




電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと







ってなるじゃんよっ。




そしたらもう、立ち直れないー (。>0<。)





タンカで運んでもらうしかないよね。


間違わないでね?110番じゃなくて、119番だよ?




運ぶ時はやさしくしてね?





うん、私、そのままサヨナラしちゃうね。たぶんね。



みんなありがとう。最後はなんだかんだ楽しかったです。



さよう・・・










「えっ!そんなワケないじゃん」









へ??









今なんと・・・?










「光とあたしって?ウケる!絶対ありえないよぉ~~」








か、、、、












神様・・・・・・!!






ありがとぉ~~~~~~!!!





希望を与えてくれてありがと~~~~う!







ああ、私、月野くんの奥さんの座



譲らなくてもいいのねっ。
(うん、だから話飛躍しすぎだから、ね?)











うっくんは、有頂天になった。









この1カ月、もしかすると月野くんととよ先輩は


付き合ってるんじゃないかってずっと思ってた。







ララララ~~~~♪



ララリララルラ~~~~♪




さぁ、みなさん踊りましょ~!


今宵は楽しく踊りましょ~~!








電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと







ララララ~~~~♪




ララリララルラ~~~~♪




ララララリラル~~・・・・「今日は!・・・」














3年の大輔先輩の大きな声が聞こえた。














「今日は、指導担当変えるね。


いろんな人の指導があった方がいいと思うから。」











きゃっ!!



どうするどうするぅ~~~~???♪♪♪








もーーしーーかーーしーーてぇ~~~








月野くんが担当になっちゃったりなんかしちゃったりなんかして?











フライング舞い上がり








えぇ、かなりの前のめり。













心が躍った音譜













入部して2カ月、挨拶以外の会話をすることができなかったうっくんにも








ようやくチャンス到来!?












だって、ライバルいなくなったわけだし?

(いなくなったわけではないっ)












うん、なんか?









うっくんに追い風吹いてなーーーーーい???音譜





風までも味方になってくれたわっ!






電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと













きゃーーーーっо(ж>▽<)y ☆














何話そう?ラブラブ












あんなことや~、こんなことや~~~




手と手を取り合って・・・





キャッ・・・о(ж>▽<)y ☆










ん?・・・・・・でも、待って待って?














ペット(トランペット)吹いてる時の顔って、





なんかすごいマヌケじゃね?


















こんな至近距離でなんて、







電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと












ムーーーーーリーーーーーーー!!!












息できないし!!!





窒息死しちゃうよ!





絶対無理!








ギャーーーーーーっ。







やっぱ、いいです!無理です!(>_<)


今度の機会にお願いします!











「誰が、誰担当する?」



大輔先輩が言った。












「え~~~~っと、じゃあ、オレ・・・」



月野くんが真っ先に口を開いた。










や~めぇ~てぇ~~~~~~










っんっもう!



あたしを窒息死させちゃう気?



悩殺だけで十分だわっ。。












「じゃーあー・・・めいちゃんで」








だーかーらー


無理だってぇ~~


もぅ・・・・無・・・










って・・・・・・









・・・・・・ハイ?














すんません、帰っちゃってイイデスカ?















もう、その日の練習は、ずっと泣きそうだった。




月野くん、どうしてめいちゃん選んだんだろう。。









フラれた気分・・・












ってかさ、


最初から自分で舞い上がってるだけだし。


何ショック受けてるワケ?




見れるだけでいいって思ってたじゃん。








自分に一生懸命言い聞かせようとした。













めいちゃん、心なしか赤面してるし。


そりゃそうだろうね。








あー、そうでしょうよっ!


(まさかの逆ギレ)









なんてったって、月野くんから選ばれた女だからね。

(もはや話が違ってきている)











あたしなんて、大輔先輩だよ?

(大輔先輩に謝ってください)












残され組。






食べ物だったら残飯確定。









ゴミ箱行き。






そう、ゴミ箱の後はゴミ処理場。









えぇえぇ、




思い残すことはありません。


どうぞ、燃えるゴミとして処理しちゃってください。








電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと





目の前が真っ暗になった。










つづく。