こんばんは。
やけにシクシクと腹が痛んでいるうっくんです。
どうせなら、激しく痛んで猛スピードで治ってほしい
。。。
腹痛忍耐力選手権大会ではインハイで優勝できるんではないかと自信のあるうっくんも、
ちょっとシクシク系の痛みは苦手です
。
さて、ふーちんボスキャラシリーズを終え、ちょっとセンチになっていたうっくん。
逃避に走りましたが、さっそくテーマ:「幼少時代のこと」 続きます。
今日は、先日の『同窓会事件』(読んで下さる方は→こちら )
に登場した、みっちゃんとの出会いについてのお話だよ☆
幼稚園から中学卒業まで同じメンバーで繰り上がり、
ずっと孤独だったうっくんも、
小学3年生の時、友だちができた。
彼女、その名を 「みっちゃん」 という。
みっちゃん、幼稚園の年少組からずっと同クラスだったが、
ほとんど会話をすることはなかった。
小学に入学しても会話をしたことのない関係は続いた。
小学2年生のとき、彼女は家庭の事情で転校することになった。
うっくんは、意地悪をされたこともなければ、優しくされたこともない、
ほとんど関わったことのない友達でも、
なんだか一人いなくなることが、とてもさびしかった。
彼女が転校して1カ月くらいしたころ、
うっくんは、母に尋ねた
「ねぇ、お母さん、お手紙出すにはキッテがいるの?」
「そうよ。切手をはってだすの。何?誰にお手紙出すの?」
「みっちゃん」
「あら、仲がよかったんだねぇ。」
「仲良くないけど、新しい学校でお友達がいなかったらさみしいでしょ。」
「そうね。言葉も違うし、さみしいかもね。お母さんが明日切手、買ってきてあげるよ。」
「うん!」
次の日手紙を書いた。
内容はあんまり覚えていないが、とても短い手紙だったと思う。
「お元気ですか?私は元気です。
新しい学校は楽しいですか。元気でがんばってください」
みたいな感じだったと思う。
学校へ行く通学路のポストに、ドキドキしながら手紙を入れた。
数日して、生まれて初めて、うっくん宛てに手紙が届いた。
封を切る時のワクワク感は今でもなんとなく覚えている。
「お手紙ありがとう。私は元気です。
でも、みんなと離れてさみしいです。
新しい学校で、お友達がたくさんできました。
クラスのみんなも優しいです。
クラスの人数が多くてびっくりしました。
いつかまた帰れたらいいな」
というような内容だった。
すごくうらやましかったので、覚えている。
転校して間もないみっちゃんは、
みんなにとても大切にされて、
すぐにお友達ができたのに、
ずっと前から同じメンバーの同じクラスのみんなと、
どうしてうっくんはお友達になれないんだろう
と、痛烈に悲しくなった。
その一方で、知らない土地に転校しても元気で頑張っている彼女の姿を、
幼いながらも想像して安堵したことも覚えている。
手紙はそれ以来、やりとりすることはなかった。
それから1年くらいして、
なんとみっちゃんがまた転入してきた。
もう、二度と帰ってくることはないんだろうと思っていたうっくんはびっくりした。
転入してきて間もなく、みっちゃんがうっくんのところにきてこういった。
「お手紙ありがとう。」
「・・・・・・」
誰ともしゃべりなれていないうっくんは、とても恥ずかしくなった。
どう返事をしていいのか戸惑った。
結局何も言えなかった。
それ以来、気づけばみっちゃんは、私の近くを歩いてくれるようになっていた。
理科のペア課題を一緒にしてくれるようになった。
音楽のとき、隣の席にいてくれるようになった。
奇跡的にうっくんのそばに、誰かがいてくれるようになった。
それでもお互いに、これといった会話はなかった。
4年生になって、”委員会”というものに強制的に入ることになった。
美化委員や放送委員、飼育委員などいろいろあった。
どれにしようか迷ったが、ふーちんたちが好みそうにない地味なものを選んだ。
飼育委員がよかったが、動物が怖いので、美化委員にした。
「美化委員がいい人ぉ~~」
と、日直がきいた。
うっくん、下を向いて手を挙げた。
「じゃあ、うっくんとみっちゃんで決まりでいいですかぁ~」
と日直が言った。
びっくりしてみっちゃんの方を見た。
みっちゃんはうっくんに合わせてくれていた。
美化委員で一緒になったことにより、うっくんとみっちゃんの距離は縮まった。
友達と会話をすることの楽しさを初めて知った。
遠足や社会科見学の時は、ふーちんがみんなを誘ってお弁当を食べるので、
うっくんは一人で食べた。
でも、美化委員会や、誰もいないところではみっちゃんといろんな話をした。
ベタベタいつも一緒にいるような仲ではなかったが、
うっくんもそれでよかった。
初めて、自分の存在を認めてくれた友達。
いつだったか、うっくんはみっちゃんにきいた。
「どうして友達になってくれたの?」
みっちゃんは言った。
「お手紙くれたのうっくんだけだった。
みんな私のことなんてすぐに忘れたんだろうなって悲しかったんだ。
でも、うっくんが手紙をくれて、元気になった!
新しい学校では、ホントはなかなかなじめなくて、
友達を作るの、苦労したんだぁ」
-完-
