[ゲーム] Dies irae ~Amantes amentes~:櫻井螢ルート:終わりました | つれづれマカロン

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46歳ひきこもりの
人生楽しみたい日々なのです



 長かった。螢ルートに入る最初の分岐から一ヶ月半かかっちゃいました。相変わらずゲームの手の遅い私です。



 螢ルートを最後まで読んだ最初の感想は……「何だこれ」。そりゃあ、メインヒロインのマリィの話じゃないし、螢は基本的に敵側の人間だし、万々歳のHappy Endにはならないと思ってたけど……。悪の首領二人はノーダメージで残っているし、何より、サブヒロインの香純が哀れすぎる。蓮と螢たちがまたラインハルトたちと戦えるため、それだけのために好きでもない男と結婚して子供作って、その子供は儀式の犠牲者になることが確定って……後味が悪いです。



 それに糖度も低い! 確かに蓮と螢のラブシーンはあったけど、サツバツとしていたというか……もっとこう、ツンデレな螢が「あなたが……好きっ」とか言うのをきいて転げまわりたかった。いや、そういうゲームじゃないけれど! でも何だかさー!



 ラストの一枚絵の螢はとても綺麗でした。それだけに、つき合ってもう20年になるのに「櫻井」「藤井君」と呼び合っているのも解せん……。確かにラストシーンだけ名前呼びになって親しさアピールは安っぽいかも、という意見もあるけど、三十ウン歳の恋人同士の男女が苗字呼びって。



 ラストシーン、といえば、聖槍十三騎士団になった司狼と、螢と蓮は見た目、歳を取らないんでしょうね。電話越しに会話していたエリーはしっかりと歳をとっているようで、気の毒なようなそうでもないような。四十路の私からすれば、三十路で病院長で独身で美人のエリーなんてモッテモテでもおかしくないよ!?



 燃えたバトルは、以前にこのブログに書きましたが、螢vsヴィルヘルム戦。そして、終盤近くにあったベアトリスvsエレオノーレ戦。ラインハルトに愛と忠誠を捧げるエレオノーレに「あれロクな男じゃないです、目を覚まして欲しいです」と闘いを挑むベアトリスの健気な愛に打たれました。あはは。確かにラインハルトさんはロクな男じゃありませんねー。



 シュライバーに振り回された挙句、カインにメキメキと倒されちゃったルサルカが気の毒でした。ルサルカについてはまだ謎が多い。成熟したお姉さんだった彼女が、なぜロリババアになったのか? すっごい人気キャラクターなので、丁寧にエピソード描写されることを期待しています。残りは玲愛ルートとマリィルート!


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