![Turip](https://stat.ameba.jp/user_images/20130813/03/ukku1102/d8/21/g/o0032003212645384812.gif?caw=800)
『ルリタニア』における、
『賢竜大祭』の儀式の意義について、です。
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今日は『賢竜大祭』の儀式の
下準備とでもいうべき、『契約(コール)』の日。
そもそも「賢竜アルレヴェリス」とは
神話の存在ではないのか、
アルレヴェリスの力を借りるとはどういうことか、
カレン博士に尋ねるハル。
「アルレヴェリス」は竜の形で現れるのではなく、
聖なる力として顕現するのだ、とカレン博士は言う。
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心底リアルな現実的なゲームだったら、
「賢竜アルレヴェリス」なんて架空の存在ですよね。
また、心底ファンタジーだったら
ウロコでも付いたアルレヴェリスが生身で出てくると思う。
アルレヴェリス自体はいないけれど、
その聖なる力は存在する、というのが
このゲーム内のスタンスです。
感情移入は妨げない、でもちょっとファンタジーな
このゲームが好きだなー。
教会の大聖堂の中心に、
聖なる水晶『聖結晶(イコン)』がある。
聖結晶の中にアルレヴェリスの聖なる力が溜まっていく。
『契約(コール)』はアルレヴェリスとの
約束の儀式のようなもの。
賢竜大祭当日、『聖結晶』に溜まった精気(エーテル)は、
大陸全土を浄化する。
珠姫の役目は、アルレヴェリスを召喚する
『降ろし手(サモナー)』。
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宗教っぽい、ファンタジーっぽい用語が飛び出してきて
どきどきします。
このゲームの共通ルートのクライマックスである
『賢竜大祭』が単なるお祭り騒ぎではなく、
大陸の浄化…だなんて、壮大にロマンチックですー(*゚ー゚)
しかし、珠姫は凰国(日本っぽい)で
聖なる役目を果たせなくなって、
いわば「お下がり」として
ルリタニアにもらわれて来たんですよね…。
そんな珠姫にも「大陸の浄化」なんて出来るんだ。
浄化が失敗したらどうなるんですか、と
カレン博士に尋ねるハル。
「それはあってはならない」と答えるカレン博士。
ノブレス・オブリージュ。
姫たちはそれが仕事だから、
浄化を成功させることはいわば責務だという。
カレンは学者なので好きでない考え方だが、
貴族・王族に特権と義務があるのは事実。
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「感想01」でも書いた、
ジルが王族なので、特殊な力を生まれつき持たなかったことは
責められて然るべき…というくだりと通じています。
珠姫も、特殊な力を使うと身体に刺青が浮かんで
すごく苦しむわけですが、
それも責務のうちだ、と博士は言いたいんでしょうね。
厳しい現実です。
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