【エロゲ】PP-ピアニッシモ-:プレイ9時間~11時間の感想 | つれづれマカロン

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46歳ひきこもりの
人生楽しみたい日々なのです


今回の感想は、葵に出会ってから……初仕事を受けるまで、です。分からない方にとっては、ネタばれになります。注意なさってくださいね(^-^)

妖しい女に「見ていたわ」と言われ、昨夜の暴力沙汰を見られたと思った奏介。しかし、女はついさっきのゴロツキとのケンカを見た、と言ってくる。安堵する奏介。女は仕事を頼みたい、という。女の周りの男どもの圧力に、受けたふりだけするのがいいだろう、と請け負う。女は相馬葵と名乗り、「宜しく、玖藤奏介」。──奏介は罠にかけられていた。

葵さんがいちいち立ち絵が格好良いというか、外国の女優さんみたいである意味笑えます……('-'*)
それはともかく、奏介は強いといえば強いのですが、街でいきなりスカウトされるほど強いのかというと奏介自身の強さの自覚に疑問が残ります……。さっきボロ勝ちしたゴロツキさんたちも、仕込みだったわけですし。結果的にやすやすと葵の罠にかかってしまう奏介を見ていると、一応殺人犯として指名手配されているのに大丈夫なのか、と心配でなりません('-'*)

自分たちのボスは警察にも顔が利く、捜査をやめさせることもできる、と葵はいう。《清鳳会》の事務所に連れていかれ、ボスと対面する奏介。壮年の堂々たる男性で、単なるやくざの親分とは思えない。軍人か、それともそれ以上か。完全に相手にのまれたまま、奏介は葵に案内されて隠れ家へ向かう。

ボス、というとマフィアのボスみたいな感じですけれど、どちらかというと親分、組長、といった感じです。声が渋い……というか、秋●羊介さんじゃないですか。まあこの方はよくアダルトにも出演なさいますけれど。この声で「有望な若者を歓迎する」と言われると、「師匠ーー」と言いたくなってしまいます。もうこんな話題も歳がバレるのかしら……ブログのトップに年齢を欠いているイイナが言ってもしょうがないです。

連れていかれたのはお茶の水文化アパートだった。完全西洋風の暮らしができるという、文化人しか住めないと言われている高級住宅。部屋の中はまるでホテルのようだった。ピアノまで備えつけられている。そこで、奏介は葵と抱き合う。

このゲームの初えっちシーンでした(*゚ー゚*) が、そういうのはイイナは専門外なのでコメントは控えさせて頂きます(^-^) 隠れ家、と言われて文化アパートに連れて行かれるのって、今で言うと六本木ヒルズに連れて行かれるようなものなのかしら。描かれている背景はなんだか狭苦しいんですけど、それでも昭和11年当時には夢のアパートだったのかも。

抱き合ったあと、葵は帰って行く。ひとりピアノを弾く奏介。ピアノに触れている間はすべてを忘れられる──やはり忘れられない。自分はひとを殺してしまったのか。苦悶の汗が鍵盤の上に落ちる。

へんな話ですけど、こういうシーンがあってすこしホッとしました。奏介があまりにも「自分は暴力はふるったが殺していない」一辺倒だったので。ああ、やっぱり奏介も苦しんでいたんだな、と分かってホッとしたのです。ピアノを弾くシーンで流れる霜月はるかさんの曲『Distance』はとてもいい曲でした。ピアノアレンジもいいです。

目を覚ますと、葵が部屋の中に入ってきていた。さっそく仕事だという。報酬は50円…当時の公務員の月収とほぼ同じ額を出す、と言われる。葵が奏介をひとりにして交渉相手の家に入っていったとき、今なら逃げられるだろうか、という思いが頭をかすめる。しかし、自分が逃げのびたら、連中は妹の柚芭を狙うだろう……。

公務員の月収ってどれくらい(^-^)? ニートのわたしは世間知らずなのでピンと来ない金額なのです。25~30万くらいかしら。(外れていたら笑ってください……)とにかく、ひと仕事でそれだけ、というのはすごいことです。奏介が逃げたら、組織は柚芭をターゲットにする、というのは予想していなかった……けど、云われて見れば確かにその通りです。暴力団と関わりを持つとこわいのです……と、島田紳助さん騒動のさなかに言ってみます。

ずっしりと重い包みを渡され、「これをある人に届けてもらう」と言われる奏介。中を確かめるように言われる。──札束だった。3万円ある、と葵は言う。

えーと……(数学がすごく苦手なイイナ)まあ、1億円くらいの気分かしら? うーん、30万あげるから1億円運んで、と言われたら断るなあ。責任が重すぎる。もし落としでもしたら頃される……。でも、割りに合わない仕事でも請けざるを得ないのが今の奏介です。お気の毒。

今回はここまでです。物語が盛り上がってきて楽しみです。


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