スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』三代猿之助四十八撰の内 | 自分の記録、気分のブログ

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♪いい夢だけを見て行こう

数日前に行って参りました。
 
晴海通り、萬年橋の交差点から。
もちろん新橋演舞場を撮る気だったのだけど、
どうにも東劇の看板が目に入ってしまって。
改めて采女橋から。
と言うことで『ヤマトタケル』です。
ヤマトタケルは市川團子さん。
何やかやと歌舞伎にはまっているもよう。
とは言っても、実は大昔、ミーハー的に歌舞伎に興味があったことも。
今の勘九郎くんのお父さんがまだ勘九郎さんだった頃、
(その二人の息子たちの特番がテレビで放送されていた)
福助さんとか橋之助さんとかが若手だった頃、
テレビによく出演されていて
あの頃って、ちょっとした歌舞伎ブーム。
それに乗っかっていたという感じでした。
なので、実際、見に行ったことはありませんでしたし。
(どうでも良いことかもだけど…
歌舞伎は世襲で名前が継がれていくから
私の知っている名前はみんな一世代前が多くて
ちょっといろいろ混乱中でごめんなさい)
 
今の私は、所謂、新作歌舞伎と呼ばれるものが好きなのだと思います。
この日も某カード会社の公演間際のサプライズ割引でチケットを購入。
しかも前過ぎず後ろ過ぎずのなかなかの良席。
ただこの劇場の1階席は傾斜があまりなくて、それがちょっと残念。
 
さて作品については、
一幕が凄く面白くてワクワク状態だったのですが、
二幕に入ってからは気持ちが尻つぼみで
場面が長いなぁと思ってしまうことも。
(こんなんだから古典に興味が湧かないのだと思います)
 
そのミーハーファンだった大昔に『ヤマトタケル』を見ていたら
また違う感想を持ったのかなぁとも思ったりしました。
当時見た方が、全てがもっとスーパーに感じられたのだろうなぁとも。
 
あの頃は、
漠然と市川右近さん(今は右團次さんなのね)が凄いなぁと思っていました。
(これもテレビを見ての影響だったはず)
また、全く歌舞伎とは縁のない一般家庭で生まれた市川笑也さんが
ヒロイン役を務めていることは凄いことなのだと
そこで知った記憶があります。
そして勝手にスーパー歌舞伎だけは
歌舞伎のお家じゃない人も出ることができる歌舞伎なのだと思っていました。
 
そんなこんなで、今になってようやく見た笑也さん
峰不二子ちゃんでの美しさと可愛らしさは驚愕だったし
今回の『ヤマトタケル』にも「国造の妻」という役で
出演していたのにもビックリしました。
 
熊襲のお兄さん(and山神さま)は
すぐに唐句麗屋だ!って気が付いたのですが、
まさかまさかの倭姫が次元だったとは…これには全く気が付づけず
(家に帰って改めてあれやこれやサイトを見ていて気が付きました)
 
熊襲兄(山神)の市川猿弥さん、私、とっても好きなようです。
 
 
次は先になるけれど、『朧の森に棲む鬼』を見たいと思っております。
(中島かずき作いのうえひでのり演出ですって!
2007年に公演があったそうな
そもそも新感線が面白いのは知っている
でも、これ以上オタクの領域を広げたくないから
そこは関わらないようにしているのに…
ゲキシネで『薔薇とサムライⅡ』を見ている時点でもうoutですけどね)
 
 
 
そうそう
劇場のチケット売り場の横(ぐるっと右手に入ったところ)にお稲荷さんがありました。