最近、批判的内容のものばかりでしたので、

 

 

たまには毛色の違うものを書きたいと

 

 

思います。

 

 

 

保育園でのごくありふれた出来事なので、

 

 

オチがあったり、特段面白い内容だったり

 

 

する訳ではありません。

 

 

 

ですので、暇つぶし程度のつもりで読んでみて

 

 

下さい。

 

 

 

 

ミルク嫌い?

 

 

入園面接時に

 

 

 「うちの子はミルクが嫌いなんです」

 

 

 「哺乳瓶だと飲んでくれなくて」

 

 

という話をよく聞きます。

 

 

 

その子も、家では母乳だけで、練習は

 

 

してくれていたそうですが、どうしても

 

 

哺乳瓶では飲んでくれなかったそうです。

 

 

 

園でも、やはりミルクは受け付けず、泣いている

 

 

ばかりで口を付けようともしません。

 

 

 

ある日、ちょっとしたタイミングで哺乳瓶の

 

 

乳首を口にくわえたとき、偶然息を吸い込んだようで、

 

 

ミルクが口の中に入っていきました。

 

 

 

次の瞬間、ハッと気づいたようにすごい勢いで

 

 

ミルクを飲み始め、あっという間に100cc(

 

 

残すかもしれないので念のため作っておいた量です)

 

 

を完飲してしまいました。

 

 

 

無くなると、今度は足りないと言わんばかりに

 

 

泣き始め、急いで100cc追加で作ったのですが、

 

 

それもあっという間に飲み終えてしまいました。

 

 

 

結局その子はミルクが嫌いだったのではなく、

 

 

ただ単に哺乳瓶での飲み方が分からなかった

 

 

だけらしく、その後は毎日200ccほどのミルクを

 

 

美味しそうに飲み続け、立派に大きく(?)なって

 

 

いきました。

 

 

 

 

移動手段

 

 

最近、ハイハイをしない子が多くなったと言われています。

 

 

 

一般的には、

 

 

 寝返り → ずりばい → ハイハイ → つかまり立ち

 

 

のような過程を経て歩行できるようになって

 

 

いきます。

 

 

 

その子の場合は、やっと寝返りが出来るくらいまで

 

 

成長したころでした。

 

 

 

ある日、さっきまで布団の上で眠っていた子が、

 

 

いつの間にか部屋の隅の方で腹ばいになって、

 

 

手足をばたばたさせていました。

 

 

 

どうやってそこまで行ったのかと思い、もう一度

 

 

布団の位置に戻し見ていると、寝返りを繰り返し

 

 

ころころと転がって移動していました。

 

 

 

それもゆっくりではなく、坂を転がっているかのような

 

 

早さで、あっという間に部屋の隅へ移動していました。

 

 

 

ただし、まだ同じ方向にしか寝返りが出来ないので、

 

 

部屋の隅まで行くと、いつも身動きが取れなく

 

 

なっていました。

 

 

 

ハイハイをする前に移動手段を覚えて

 

 

しまったせいか、その後ハイハイをせずに

 

 

つかまり立ちを覚え、いつの間にか

 

 

歩けるようになっていました。

 

 

 

 

よりによって

 

 

とある子の家族が、海外旅行(ハワイ)に

 

 

一週間行くことになりましたと伝えてきて

 

 

くれました。

 

 

 

出発前日に、

 

 

「明日から一週間お休みします」

 

 

と言ってきてくれて、私たちの方も

 

 

 「気を付けて行ってきてください」

 

 

と見送りました。

 

 

 

一週間後、久しぶりにその子が登園すると、

 

 

日焼けした様子も無く腕にはギブスが・・・。

 

 

 

当の本人は、いつもと変わらずいたって元気

 

 

に登園してきたのですが、お母さんの方は

 

 

あきれ顔。

 

 

 

聞けば、ベッドの上で飛び跳ね、その勢いで床に落ちて

 

 

腕を骨折したとの事。

 

 

 

しかも、それをやらかしたのが、到着してホテルに

 

 

チェックインした部屋に入った直後だったそうです。

 

 

 

おかげで、せっかくハワイに行ったのに滞在中は

 

 

ほとんどホテルの中で過ごしていたそうで、

 

 

日本に居るのとあまり代り映えしなかった

 

 

そうです。

 

 

 

 

知能犯

 

 

何でも食べてくれる子もいれば、好き嫌いが

 

 

多い子もいます。

 

 

 

その子は、赤ちゃんの頃からあまりリンゴが

 

 

好きではなく、よく口から出していました。

 

 

 

1・2歳ころになると、食べずに床にポイポイと。

 

 

 

嫌いなものを無理やり食べさせるのは良くないこと

 

 

ですが、食べ物を粗末にすることも良くないことなので、

 

 

先生達も、それはいけないことだよと、本人に

 

 

お話をしていました。

 

 

 

後日、また給食でリンゴが出た日のことです。

 

 

 

食事が終わりに差し掛かったころ、その子の

 

 

食器の上にりんごは見当たらず、テーブルの

 

 

下にも落ちていませんでした。

 

 

 

全部食べてくれたと思ったのですが、食事後

 

 

ある所からリンゴが・・・。

 

 

 

なんと、お盆の下から全く手つかずの状態の

 

 

リンゴがありました。

 

 

 

これには、あきれるよりも感心して

 

 

しまいました。

 

 

 

 

まとめ

 

 

こういった事は、保育園では日常茶飯事では

 

 

ないでしょうか。

 

 

 

イラっとする人もいるかもしれませんが、

 

 

こういったことを楽しめるような人が

 

 

保育士に向いているのかもしれません。