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昨日は。。。今年に入ってからの最低売り上げ記録更新
まぁ~。。。そんなもんです。
駅前工事が終わって。。。客足戻るか?
天草のイベント見ても。。。何も無い。。。
さて本日は「五足の靴」について
。。。下田の高級旅館でなく
(今やこちらが有名ですなぁ~)
明治40年の夏(7月~8月)に与謝野鉄幹(寛)が4人の学生と
西日本を旅した紀行文を8月~9月に掲載しています。
4人の学生 木下杢太郎・北原白秋・平野万里・吉井勇
後に詩人として有名になる人ばかりですが。。。まだ学生。
天草は富岡港に上陸し大江までの32kmを歩き
大江天主堂を見て牛深まで
牛簿から船で際崎港(現在の三角東港)へ上陸
ここで昼食をとり、よほど暑かったか海水浴してます。
そこから歩いて三角港(現在の三角西港)へ行き。。。
船で島原へ向かいます。
当時の三角西港については。。。
三角は熊本の人が好んで海水浴に来る処である。
田舎者の癖に嫌に威張っている。。。
あまり好印象ではなかったかな
午後5時に出港して7時に島原へ。。。
しかし
三角港から島原への海路の風景は、ここまでの旅の
中で最も美しかったようです。
紺碧の海の西方に普賢岳が聳え
日はその上にかかり、夕日に刻々と変わりゆく空や
海の色。。。夢のような心地になる。。。と書いてあります。
海が紅に燃えた
旅は、その後白秋の故郷柳川や阿蘇を巡っています。
当時、このような旅が出来たのは「お金持ち」ですよねぇ~
(実際皆さん旧家の出身。。。特に吉井さんは伯爵家)
熊本には第五高等学校の教師として
夏目漱石や小泉八雲・他に徳富蘆花
師団の軍医として森鴎外も赴任しています。
そんな「天草の旅」も良いかと。。。