トレーニングで関節可動域は広げることが出来る
けれど、関節軸はトレーニングで変えられない
一目瞭然の動画と画像がある
こちらの動画より
左右の手首から肘までの影に
顕著な差が観られる
1枚目の画像の手の甲の方向に
左右差が観てとれる
この差が肩甲骨の関節軸だけでなく
背筋全体の左右差となって表れている
動画を観ている限りは
肩甲骨の動きも良好である
けれど故障リスクという点で
瞬間瞬間を観察すると
癒着による左右差が観られる
この僅かな左右差が
本人が自覚しないレベルで
関節軸を狂わせていくのである
他にも参考になる画像があった
この左右差の癒着は
いずれも手首から始まっている
日常生活から
ほぼ全ての動きで
左右の手を
同じ使い方をする人間はいない
利き手と非利き手は役割が異なる
この事でどれぐらい
手首に不都合な癒着を起こし
左右差がどの程度であるか
それによって姿形も健康レベルも
パフォーマンスの
ポテンシャルも決まってくる
故障リスクもである
彼女は右利きである
人差し指と中指の節の影が強い
親指側の手首にシワが表れはじめている
これは、この3本の指を
よく使用していることを意味する
逆に左は小指側の手首に強い影がある
これはモノを支える動きなどで
小指と薬指を無自覚に
よく使っていることを意味する
このわずかな
手首の不都合な癒着の左右差
それが下顎に影響し
口角の左右差や
シワの左右差につながっている
下顎はぶら下がるような部位である
口を閉じると目立たないレベルでも
口を開き下顎が独立すると
手首の癒着の左右差が顕著に影響する
よく観察するとウェストラインも
影響を受けているのがわかる
肋骨下部が開き骨盤前傾も観られる
余計なお世話だろうが
生理痛や生理不順があるかもしれない
造形には必ず意味がある