スポーツ障害の予防も若返りもそのメカニズムは累積、固定された癒着による力学変化 | 120歳笑って死にたい我が道人生おかんナースのブログ

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クレージーな我が家のドタバタもふくめ我が道で日々生きています。
美食同源の料理研究とキッチン画家修行目指し
只今、ゴミ屋敷脱出作戦決行中でございま~す。

長きにわたって激痛に耐えてきた臼蓋形成不全

この苦しみの根元が
手首のガングリオンにあったとは

机上の空論ではたどり着けない結論

ピサの斜塔は下層階では
その誤差は明確に認識しにくいのと同じで

細分化された現代医療では
人体を俯瞰して捉えられないのが現状
それゆえに原因が曖昧な疾患が少なくない

手首の背屈は80度
掌屈は90度の最大可動域がある
けれど、日常生活のあらゆる局面で
肘から手首までの前腕の回内で成り立っている

これらの酷使の程度によって
腱と靭帯で密集した手首に炎症が生じ
手首の関節可動域は狭くなっていく

アスリートの場合
日常生活の負荷にさらに
衝撃が加わってくる

たとえばテニスプロならば
時速300km前後の衝撃を受けることになる

自覚の有無に関係なく
衝撃波は腱や靭帯さらには筋膜や筋繊維に
確実に炎症をもたらす

しかし、ボディーメカニクスをふまえたトッププロは

関節可動域を最大限に活用し衝撃を緩和している

フェデラーのフォアハンドのスローを繰り返し観ると
手首の関節可動域の重要性がよくわかる

最大可動域80度の背屈は関節がロックされ
衝撃を骨格で受け止めることが出来る

手首が柔軟であるから
肘や肩関節を含めた肩甲骨周辺の可動域が広い

その身体基盤があるからこそ
ストロークにパワーを生む
上腕のスピネーションが起こせる

ニュートラルな解剖軸の身体があってこそ
高いパフォーマンスが引き出せる

手を使う競技に共通することは
下半身と体幹で生み出した力学を
上腕の外旋と前腕の回内で伝達するとうこと


このような観点からも
手首の関節可動域が人体における
ピサの斜塔に匹敵すると言える

この重要な関節の累積した癒着や
その周辺組織の石灰化の解放は
全身を若返らせ、運動機能を向上させる

私個人の状況は
5分以上の立ち仕事はドクターストップで
手術を勧められていたが拒否

自力で完全復活すべく研究し
現在、臼蓋形成不全の痛みは完全になくなった

それだけでなく
患側の爪先にきっちりと体重をのせることができ
ジャンプも全力で走ることも出来るようになった

ただ、欲張りなので
マイナス20才のボディーラインを目指し
人体造形修復に勤しんでいる