【同居】荷物(と父)だけ先に | おぼえがき 二胡、猫、クロスステッチ・家庭菜園

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平日SE、週末農業、猫20匹と暮らしています。'20年10月購入の中古一軒家の一人暮らしの満喫話、平日SEの仕事しつつ週末農業、メルカリやアフィリエイトの副業、老後資金確保の投資、趣味の二胡やクロスステッチや読書の事を書いています。

7/5(土)。

 

本業が修羅場で、土曜出勤。

いつも通り早起き予定だったが。。。

 

 

朝の搬出

 

 

 

 

4時。

 

今日は静かに、猫トイレの掃除、食器をさげ、洗い、並べてた。

もちろん私は目がさめていて、全部聞こえてた。

 

 

5時30分。

2階にひきあげたようだ。

私は猫の世話を開始。

 

 

7時。

二階から、荷物の袋が投げ落とされる。

 

そして父も降りてきた。

 

 

父「お前、車運転できるのか。」

 

にゃ「あーーーまぁ、大丈夫よ。なんとかなるから。」

 

 

骨折は昨日の診察/リハビリでPTB装具つけて片松葉杖。

 

家の中では、もう松葉杖使ってない。

 

歩けるし家事もやってる。

買い物はネットスーパーで賄えてる。

猫の病院は、往診/看護してもらえる。

 

 

父「…荷物よ。持って帰るっていうからよ。」

 

にゃ「あーー。本当に実家帰るんだね?」

 

父「おっかぁ帰るっていうから、しゃーないべや。」

 

にゃ「わかった。気を付けて。戻ってくるんでしょ?」

 

父「12日にな。」

 

にゃ「わかった。」

 

 

軽トラックに荷物を積み込む母の様子を、中から見守る。

 

 

 

 

 

あぁ、おばあちゃんだなぁ・・・

階段危ないな

大丈夫かな・・・

転んだら・・・

あんな風に荷物・・・風で飛ぶよ。

後ろの車に飛んで事故ったりしたら・・・

何かで覆わないと。

 

 

いつも通り、荷物を持って手伝いたくなる。

先を想像してハラハラする。

 

 

けど・・・私は出て行かない。

 

 

途中で父が家に入ってきた。

 

 

にゃ「…荷物さ、あれ何かかけたほうがいいんじゃない。」

 

父「そう思ってよ。取りに来た。」

 

にゃ「毛布使うならいいよ。紐はある?」

 

父「紐はある。」

 

 

 

二人で紐でくくってた。

 

 

にゃ「…お父さんはどうすんの?」

 

父「俺はほんとは行きたくないんだ。」

 

にゃ「そっか。」

 

父「冬なんて向こうにいられない。」

 

にゃ「まぁそうだよね・・・。猫は?」

 

父「12日に連れにくる。おばちゃんとおっかぁと。わからん。」

 

にゃ「……わかった。たぶん、今は意地になってるんだと思う。」

 

父「あぁ、だよな。俺はここに居たいんだ。」

 

にゃ「ほとぼりさめたら戻ってくるっていうかもだから、夏の間話してみて。」

 

父「そうだな。」

 

にゃ「戻るっていうなら受け入れるから。困ったら電話して。」

 

父「わかった。」

 

 

 

寂しそうな背中だった。

 

 

 

8時。

 

父だけ、行った。

 

母は家に入ってきた。

 

 

 

 

罪悪感。でも止めない

 

 

荷物を積み込む、弱弱しい足取りの母。

行きたくないと言う、寂しそうな背中の父。

 

 

私が優しければ。

小言いっていなければ。

 

4年かけてやってきた結果がこれ?

 

追い出されたようにトボトボと歩く母。

 

 

かわいそう…

大丈夫なのか

生活していけるのか

猫はどうなる……

 

 

罪悪感で一杯になる。

でも止める気にならない。

 

 

 

 

母は意地になってるだけ?

 

 

いや・・・

 

母も叔母も、ほんとに実家に帰って暮らすのがいいと思ったんだと思う。

 

 

猫の飼い方。

キレイにしようとすること。

病院行こうとすること。

老後の安泰

 

私のあれこれは、全て余計なお世話でしかなかったんだと思う。

 

二人とも、5ヶ月ほど我慢してやってきたけど

限界だったんじゃないかな。

 

 

叔母が泣き叫んだのは6月はじめだったか。

 

「迷惑だと思われながら家に来るのがもうイヤなんだ!!」

 

って。

 

迷惑とは思ってないし、言ってなかった。ほんとに。

 

だけど被害妄想激しい叔母は、私が迷惑だと思ってるけど仕方なく、叔母を送迎していると思っていたよう。

 

「猫に人間のごはんをあげるな」

 

ただそれだけを守れなかった母と叔母を出禁にして一度追い出した。

 

それが、二人にとっては限界点を超えたんだと思う。

その後私が骨折して戻ってもらったけど・・・

 

結局、こういう結果になってしまった。

 

 

 

 

 

 

今まで、こちらに来るにあたって二人は自分で行動を起こしていない。

 

全て私が音頭とった。

 

帰る時は二人で相談して

早々に動いた。


 

これが答えじゃないかな。

 

同居での反省があるとしたら

私が音頭とりすぎたんだよ。

 

二人が自分からこちらに来たいと思うまで待つべきだったんだろうね。

 

二人からしたら、母も叔母も、私のエゴに巻き込まれ、振り回された被害者…なんだね。

 

 

 

猫のこと

 

猫の幸せ。

どちらがいいのかはわからない。

 

 

 

私が同居のために行動を起こし、実家に帰り始めていた時、とあるコメントがついた。

 

実家の猫が口内炎で痛そうだったと、

連れ帰らず置いてきたという記事に

 

「あなたは猫を見捨てるのか。口内炎の猫は地獄の苦しみを味わっている」

 

という趣旨のコメント。

 

 

辛かった。

 

私が猫を見捨てたと。

 

 

ツライ状態の猫を見て見ぬふりするなら、同罪だということだった。

 

 

イジメを見て見ぬ振りするのは同罪と同じって理論のようでね。

 

 

私も罪悪感感じながら連れ帰らず置いてきてたから、グッサリえぐられた。

 

一方でこうも思った。

 

 

母というだけで・・・実家というだけで・・・それでも娘というだけで責任とらないといけないの?

 

散々私は、母の尻拭いをしてきて、これからやろうとしていても、今の行動が全てだと、批判され続けるのかと。

 

 

世間ってそうやって

見てるんだと

よくわかるコメントだった。

 

 

 

私の猫の飼い方、価値観なんて母たちと真逆なのにね。

 

 

 

今回の件だって

 

猫を連れて行かせるな!!

見殺しにするのか!!

 

と思っている人もいると思う。

 

 

でも、わかってるのよ……

言われなくても。

 

 

誰よりも自分に批判的なのは

私自身だから。

 

考えうる罵詈雑言や否定批判は、自分で自分にいってる。

だから悩んできたのだしさ。

 

 

甘いとか、猫がかわいそうとか言われるかもしれないけどそれでも

 

連れて行くというなら、止めない。

 

懐いている子達ばかりだから、また戻るとしても、すぐにウチに連れてこれる。

 

 

 

 

実家に戻ったら

 

きっと容体は悪化する。

 

 

そして

 

私が変な薬をあげたからだ。

私の家が寒いから風邪をひいたせいだ。

私がこの家に連れてきたからだ

 

 

って言われると思う。

 

そう思っていないと保てないのなら、私を恨めばいいと思う。

 

 

実家に帰っても、この先困る事が見えている。

 

 

時間がたち、「ウチに戻ってくる」というなら受け入れるよ。

 

その時は、自主的に戻りたい・・・という意思を表示したことになるのだろうから、今回のように「実家に帰る!」となることもなく、過ごせるかもしれないね。

 

 

だけど今、去るということはもう止めない。

 

 

あぁ、そろそろ仕事準備しないとね。

 

トラブルあると

集中力は下がりまくりだ。。。