他人を助ける人が自分を助けられないワケ ~マインドフルネスとは | 笑いと健康(^▽^)v理事長ブログ

笑いと健康(^▽^)v理事長ブログ

笑い療法士の理事長が笑いと健康について語ります。

皆さんレーズンエクササイズって知っていますか?

 Cancer Board Vol 4 がん×マインドフルネス 医学書院 より

レーズンは振っても音しないですよね。(;^_^A

先日

というセミナーを受講してきました。

がん診療に活かそうというスキルですが、患者様や困った人を助ける対人援助職の方は、自分を助けるのが苦手という特徴があり、燃え尽き症候群を予防することにも活かせることに興味を持ちました。

 私たちは「人の痛みがわかる人になりなさい」とか看護師さんは「患者様の痛みを共感しなさい。」と教育を受けますが、相手の痛手を自分の事のように感じて、何もできない疲労感にさいなまれるなど心理的疲弊することを「共感疲労」と言われます。

義務としての共感に職場環境が重なると・・・(:_;)

これに対して、真の共感があれば癒しの絆が結べます。(^_^)v

燃え尽き症候群・共感疲労は

 ケアの代償・対人援助職の落とし穴とされ、何かしたいが何もできないという無力感や罪悪感が強く影響し、共感できないのに共感を無理にしようとすると、自己への害となり 慢性的ないい人症・病的利他主義に至ります。

「無理にしようとする」ことに気付くのは「自己覚知」すなわち自分のあるがままに気付く事が必要です。

そこで・・・「マインドフルネス」

マインドフルネスとはmind(こころ) ful(満ちた) ness(状態)からなる言葉で、「今ここ」の体験に気づきそれをあるがままに受け入れる態度および方法です。

患者様のためにも、それを支援する医療者にも重要な考え方であると思います。

 ところで・・・今の自分に気付くってすごく難しいですよね。(´・ω・`)

心はすぐ過去や未来にとらわれてゆきます。

ですからトレーニングが必要なのです。

そのために

レーズンエクササイズ

 

ボディースキャン

ありのままの呼吸を味わう

息が体の中を流れてゆくのを感じる

自分の体から周囲へ注意を広げる。

瞑想

などのトレーニングが必要になります。

特に怪しい宗教ではありませんからご心配なく。(ノ゚ο゚)ノ

 

治療したり緩和したりできることはDoing・・・ 問題志向型アプローチ

それができない問題はBeing ・・・ 関係志向型アプローチ いわゆる寄り添い型

 
無理に共感できなくてもあるがままに、寄り添うだけでもいいのです。(*^o^)/\(^-^*)
そして自分のストレスに気付き対応すること。

ところで皆さんはストレスを感じていることを何で知りますか?(・・?)

今のストレス状態を知ること。

何かできなくても、寄り添うだけでも良いこと。

今の有るがままを感じること・・・これが自分を救うコツです。≧(´▽`)≦

慢性的ないい人症って悲しすぎますよね。。゚+(σ´д`。)+゚・クスン…

レーズンしみじみ眺めたことありますか?匂いは?音は?(^O^)/

いまこの瞬間を感じてみませんか?(*^◇^*)